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No Promises Await at Journey's End

エルガドで原初を刻むメル・ゼナのライトボウガンについて考える

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サンブレイク最後のアップデートとなるVer.16が配信されてから数日。最後の追加モンスターは大方の予想通りメル・ゼナの特殊個体で、その名は《原初を刻むメル・ゼナ》でした。

物語的な立ち位置はいろいろ複雑な事情もあるようですが、サンブレイク最強と言っても過言ではないモンスターかと思います。

最初はソロでやりましたが1乙してなんとかクリア。最終形態の状態では怒涛の如く連続攻撃をしてくるので、こちらの攻撃の隙が全くありません。

まあ、全部避ければその後にチャンスがあるのですが、これまでのモンスターのように2〜3回の連続攻撃の後に隙があると思って攻撃に転じようとすると余裕で被弾します。回復も間に合わないレベルなので本当に強いです。

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サンブレイクでは特別に強化されたモンスターを除けば、素の状態で強力なのは概ね以下の通りかと。

  • 原初を刻むメル・ゼナ
  • 傀異克服バルファルク
  • 傀異克服シャガルマガラ

スキル《狂化》を使えば無敵になれるので体力の管理がうまくできればどのモンスター相手でも怖いものはありませんが、やはりこれらのモンスターは強敵です。

しかし、全く太刀打ちできないかと言えばそんなことはなくて、スキル構成を整えたり、モンスターの攻撃パターンをちゃんと理解して立ち回りを考えたり、練習を繰り返せば必ず勝てると思います。Twitterとかには3分で倒したとかTAをやってる人の投稿が目立つので、倒せなかったり2〜30分かけて倒していると惨めな気持ちになる時もありますが、そう言ったものは基本的に見ないか気にしないのが一番です。

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本題ですが、原初を刻むメル・ゼナの素材から作れる新しいライトボウガン《刻銀の討銃》ですが、なんとなく微妙な感じです。

攻撃力は《葬銀のクーゲル》より低く設定されているものの、武器スロットは④④④と破格な上に百竜スロットも③と驚きの内容です。

一見するとかなり装備構成に幅が出るような感じですが、リロードが遅い上に反動やブレなども大きいためブレ抑制などのスキルが新たに必要です。さらにはリロードが装填速度Lv3だけでは足りないので強化パーツなしでチューンアップLv1を付けて装填速度を上げないと使い物になりません。

そこからようやく火力のスキルなどを載せていくことになるので、結局のところはクーゲルとか混沌ゴアのライトボウガン《ヴァイスorヴァーチ》などの方が高い火力の装備や防御特化の装備など組めたりします。

思ったよりも装備構成の幅は広がらなかった、という印象です。一応はあれこれ組んで試してみたりはしました。特に新スキル《血氣覚醒》と《血氣》を併用させれば部位破壊したところを攻撃することで体力の回復だけではなく攻撃力も上がるというスキルになるのですが、肝心の部位破壊が必要になるので簡単に運用できるものではありません。

作ればイージーに強くなる、という武器ではないのでYouTuberなどの刺激的なタイトルに惑わされないようにすべきなのはいつものとおりです。動画で紹介されている装備構成はYouTuberの自慢の装備かプロハン用の装備だったりすることが100%です。

初心者はきちんとベースになるスキルや生存スキルを付けてモンスターの立ち回りを覚えながら50分かけて狩猟する、というのが一番確実な方法です。

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原初を刻むメル・ゼナを倒して仕舞えばストーリー的にはもう新たなモンスターとの戦いはありません。ひたすら傀異討究クエストを進め、特別討究にチャレンジしたり、7月24日まで配信がアナウンスされているイベントクエストに高難度のクエストが来るようなので、それにチャレンジしていくというのがエンドコンテンツになってくると思います。

ぼちぼち新作も発表されるという噂もあるので約2年にわたるモンスターハンターライズと拡張コンテンツであるサンブレイクはひとつの区切りを迎えたと言えます。

ここからは離れて別のゲームに行く人、延々とサンブレイクをやり続ける人、これから始める人、など別れてくると思います。また、8月24日にはPS版などのアップデートがまとめてきます。それまでにPS版の方もしっかり進めておく、というのも大切かと思います。

いずれにしてもライズ、サンブレイクは本当に楽しかったです。今もディアブロ4とか他のゲームをちょこちょこやろうとしているのですが、結局はサンブレイクに戻ってきてしまいます。

しばらくはサンブレイクやることになるだろうなぁと思っています。盟勇連れてソロでやる練習をしたりして末長く遊んでいければと思います。