blog.tmp.tokyo

No Promises Await at Journey's End

線路は続くよ、隣の駅まで

Twitterに面白そうなゲームの情報が流れてきたので体験版をやってみました。Steamの作品ですが、タイトルは『STATION TO STATION』です。ボクセルアート*1によって作られたジオラマの世界で鉄道を整備して街を発展させていくシミュレーションゲームです。

twitter.com

鉄道を整備して街を発展、というと「A列車で行こう」などが思い浮かびますが、この作品はそこまで複雑ではありません。どちらかと言えばシンプルなゲームスタイルを追求している感じです。

与えられた地形に段階的に建物が置かれていき、何かモノを提供する建物や必要とするモノがある建物の需要と供給を満たすように線路を敷くことで街が発展していきます。

やれることは駅を置くことと、その駅と駅を繋ぐことだけです(少なくとも体験版では)。鉄道のネットワークを構築して遠くの建物にモノを届けたりして街を発展させていくわけですが、体験版だと英語しか言語が選べなくて少し内容の理解が甘いです。

一応、製品版では日本語にも対応するようにアナウンスされているので大丈夫だとは思いますが、まあなんとか英語でもわかるかと思います。

自分でボクセルを積んで何か作れる要素があるわけではなさそうですが、とにかくこのボクセルアートの世界が美しく和やかな気持ちにしてくれます。

何度か最近書いていますが、ダークファンタジーや戦いなどばかりがゲームの中では描かれることが多く、心身ともに疲れ果てています。そんな疲れ切ったハートを癒してくれるのがこの作品です。

敵も戦いもダークな雰囲気もありません(少なくとも体験版は)。安心してプレイすることができます。

発売は2023年とあるので年末までの間には出るのだと思います。プレイモード以外に出来上がった街を眺めたりするだけのモードなどもあると良いですね。時々体験版を遊んでみようかと思います。

*1:マインクラフトのような立方体の積み重ねによって描かれる三次元の世界。ピクセルアートの3D版ということになる。