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No Promises Await at Journey's End

2022年・元日の787たち

Twitterにも投稿しましたが、2022年はひとつマイルールを定め、徹底していこうと思います。

twitter.com

撮影に行っても現像(RAWデータの編集・加工など)をサボってハードディスクなどにコピーして終わり、と言う写真が過去相当数あります。空港に撮影に行くことが楽しくてやってるのと、所詮は趣味のことなんで別にやらなくても誰かから後ろ指刺されることではないのですが、撮った写真を誰にも(自分すらも)見ないままお蔵入りになってるのもどうかな、と思ったので決めました。

2022年マイルール・五ヶ条

  1. 現像と以下の事項が終わらないうちに次の撮影に行ってはならない。
  2. 現像した写真はDropboxの方へ保存する。
  3. 現像したら5カット選んでブログの記事を書く。
  4. 選んだ5カットの中から4カット選んでTwitterへ投稿する。
  5. Twitterへ投稿した4カットから1カット選んでInstagramへ投稿する。

この五ヶ条を守って初めて1回の撮影が終了したものと考えることにします。ということで、この記事は3番目の条文の内容に相当します。Dropboxまではやりました。

海と空のジェット

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羽田空港の第2ターミナルの展望デッキからは東京湾を臨む景色を見ることができます。昨年末に何度も乗った「さるびあ丸」による東京湾夜景クルーズもここから見える東京湾を航行します。

さるびあ丸は東京の竹芝桟橋を夜の22:00に出発して伊豆諸島を回った後に再び夜帰ってくるため、昼間の時間帯に羽田空港の展望デッキから見ることは基本的になさそうです。

その代わり、同じ東海汽船が運航する「高速ジェット船セブンアイランド」を見ることができます。上の写真のANAの787の後ろで海の上を高速で駆け抜けるのが「セブンアイランド 結」です。

海のジェットと空のジェットが収まった瞬間を切り取った1枚です。

はじめての787

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ANAが運航するBoeing 787の初期の頃に受領したJA807Aという機体は、私が初めて一人でプライベートで飛行機に乗りに行った時に乗った機体です。羽田から大阪の伊丹空港まで乗りました。

その後、2013年1月17日に全世界で787が運航停止となり、約3ヶ月程度飛ぶことができませんでしたが、再開後に再び787に私が乗った機体もこのJA807Aです。

このJA807AはANAの787の中では4号機になります。運航開始当初は国内線で使用され、その後は長らく国際線の機材として羽田や成田で使われてきましたが、コロナ禍の影響で再び国内線での運航に使われています。

北京へ

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JALの787です。787は主に胴体の長さの違いで3種類のバリエーションがあります。このJALの787は787-9という上のJA807Aの787-8に比べて6m胴体の長い機体になります。

JALの787-9はコロナ禍以前は羽田では全く見ることができず、基本的に成田での運用でした。しかし、コロナ禍の影響により羽田でも運用されることになりました。

元鯖

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登録番号JA802Aです。先に紹介したJA807Aが4号機だったのに対して、こちらは2号機です。2〜3年前まではANAの787ではたった2機しか存在しなかった特別塗装機として運航されていました。

この特別塗装機はファンの間では「鯖」と呼ばれており、今は通常の塗装に戻ってしまったので「元鯖」と呼ばれています。

元日のこの日は、福岡から新千歳空港まで行く予定だった機体ですが、新千歳空港が雪のため引き返して羽田空港にダイバートされました。この写真はその時のものです。

スカイツリー × エールフランス

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最後は現在数少ない海外のエアラインのひとつ、フランスのエールフランス航空の787です。風が冷たく割と強めの風の日でしたが、天気は良く、スカイツリーがよく見える場所を確保して撮りました。

いい感じにスカイツリーと絡んでくれたのではないかと思います。貴重な海外の機体を撮影するときに冒険して特別なアングルを試す自信があった程度には天気が良かったのです。