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No Promises Await at Journey's End

新しくない新ルート

羽田空港へ着陸する機体が東京の都心上空を飛行する「新ルート」が運用開始になったのは2020年3月29日からです。いわゆる「コロナ禍」の直前ということでしたが、この日を境に羽田空港での航空機撮影の考え方もいろいろ変わってきたと思います。

まあ、それはさておき「新ルート」とは言っても早いもので運用開始から3年以上経過しています。もはや「新ルート」という表現がどうなのかな、という気がしています。運航から10年以上経過している787も言ってみれば最新鋭機です。

新ルートの運用で写真を撮るなら京急線かモノレールで「天空橋」まで移動して羽田イノベーションシティへ行くのがベストです。ここにある足湯デッキから撮影するのがベストポジションだと思います。

ただ、足湯デッキは本来が足湯目的で来ている人も多いですし、割と狭い場所ということもあって混雑していることが多いです。静かな場所でゆっくり飛行機に思いを馳せながら写真が撮りたい自分としては、混雑しているところへわざわざ出向いて撮る気にはなれません。歳をとったのかもしれないですね。

写真の機体は登録番号JA936Aです。ANAが運航する787-9の国内線仕様です。この機体、実は2年前に運航が始まって話題になりました。ANAは787のエンジンにはずっとロールスロイス製を使用してきましたが、この機体はGE製となっています。リスク分散のためにメーカーを分けているとの話で、もう1機国内線用に787-9でGE製エンジンの機体があります。