事件概要
- 事件発生日時
- 西暦2020年11月14日(土) 22:30
- 事件現場
- tomohiko37_i 自宅
事の始まり
2010年あたりに購入したiPhone 4Gを久々に箱から出してみたら本体カバーが浮き上がっていて中にあるバッテリーが膨張していた。
きっかけは毎年恒例の
今年も無事にiPhoneの機種変更が完了しました。今年はminiを選んだのでかなり軽く感じます。画面も小さいですので、私の大きめの手のひらにすっぽり収まる感じです。
機種変更をする傍ら、母親が歯医者へ行くというのでスタバで休憩しつつ新しいiPhone12 miniと戯れておりました。
そして夜。
恒例の写真を撮るか、と。本棚に格納している初代3Gからの歴代iPhoneを探り出しました。ひとつずつ箱から出して並べてみたのですが。
↑表 ↓裏
下段左から3番目の4Gを箱から出した時に異変を感じました。本体の背中のカバーが浮き上がってるんです。そんな簡単に開く気候ではないはずなんですが。
本体右側が浮き上がっています。明らかに異常な状態です。正面から見てもカバーの開き方がおかしい。そもそも本体なんて普通は開きませんから。
それにしても内側から本体カバー持ち上げるほどの力が加わっているというのも恐ろしいですね。バッテリーの膨張がどれほどの力になるのかこの惨状を見るとご理解いただけるかと。
速やかに解体・隔離
このまま放置は危険と判断して本体から膨張したバッテリーを外すことにしました。これは私自身の自己責任で行なっております。リチウムイオン電池は膨張すると爆発・発火等に至る可能性もあるため、取り扱いには特にご注意ください。何もいじらずに廃棄等可能な状況がベストだと思います。
今回は発見したのが22:30とこの時間からでは店などへのリサイクル回収ができる時間ではなかったため、万が一爆発・発火した際に屋内に置いておくことや本体に装着したままでは危険と考えて本体から外すことにしました。
背面のカバーを外した状態です。明らかにバッテリーが膨らんでます。細いドライバーなどでカバーを開けていきますが、間違ってもバッテリーを傷つけないように気をつけます。穴が空いたり水をかけたりして爆発やばっかり至るケースもあるようです。
とにかく慎重に。
いつの段階から膨張していたのかわからないのですが、熱を持っているとか変な臭いや煙が出てるなどの状態ではないため、おそらくはこのままでも問題なさそうに見えます。
外した状態です。本体はこれで蓋を閉めておけば今後は安心です。外したバッテリーは屋外のバルコニーにある植木鉢に入れました。砂などがあれば、植木鉢に入れて砂を入れ、その上に置くのもいいみたいです。
要するに仮に火が出ても周りに燃え移らずに燃え尽きる状態を作っておくことが大事です。少なくとも朝までは放置せざるを得ないので植木鉢に入れました。
家電量販店へ連絡
翌朝、特に発火等した様子もなく、10時頃にヨドバシカメラ八王子店に電話してみました。ヨドバシカメラとかビックカメラとかの大手家電量販店はリチウムイオン電池のリサイクルのための回収をしています。
リチウムイオン電池はリサイクル対象です。間違っても燃えるゴミとか燃えないゴミに捨ててはいけません。
それこそ発火して大惨事になる事例もあるようです。基本はリサイクルです。
気になるのは膨張
普通に携帯から取り外したものなどは回収してもらえるようですが、膨張したバッテリーも回収してもらえるのか気になります。勝手に店の回収ボックスへ入れて火災などが発生しては大問題です。
店に行く前に電話して確認しましょう。
本体から取り外したバッテリーであること、膨張していること、などを電話でお伝えして回収してもらえるのか確認しました。
結果的にはOKです、とのこと。レジに持って来てください、とのことでした。あとは運ぶ時に刺激が加わらないように、私は金属の箱があったので入れて持って行きました。念には念を入れて、電車で万が一の事態になるといけませんので車で行きました。
案外あっさり回収
そして、お店の店頭で店員さんに「リチウムイオン電池の回収をお願いしたいのですが・・・」と恐る恐る言ってみると、「はい!了解です!」と特に何も確認せず受け取ってくれました。「膨張してるんですけど」と言っても「全然OKですよ!」と快く引き取ってくださいました。
これでミッションコンプリート。肩の荷が降りた気がします。実はものすごく気になっていて夜もなかなか寝付けなかったのです。燃えたらどうしよう、とかすぐ不安に思ってしまうタチなので。
ホヌ断念
無事に回収までしてもらって安心でしたが、実は11/15はホヌのチャーターフライトの日。本当は成田へ行ってホヌの撮影をするつもりでした。
しかし、バッテリー問題があってそれどころでなくなって回収を最優先にしました。万が一のことがあってはいけませんので。
ホヌはまた見に行きます。