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航空写真家

2020年・成田初撮り(2) 〜 飛行機との相性?

以前も書きましたが、長年飛行機ばかり追いかけていると特に予定とかを合わせたりしなくても大抵見れる飛行機や全然見れない飛行機など「相性」と言いたくなる機体が結構あります。

そんな「なかなか見れない」代表格のANA 787-10に先日の成田で巡り会うことができました。

光と影

過去にも2回ほど少しだけ見たことがあるANAの787-10ですが、他の航空会社のものであれば割とよくみることができています。

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前にも書いた通り、この機体は「不遇」の機体というか、とにかくタイミングが悪かった機体です。昨年のANAによる華々しいA380のデビューやJALの嵐ジェットやA350など次々と新しい機体が日本の大手航空会社に導入されていく中、シリーズの中で最も「長い」機体が成田空港をベースに国際線で活躍するようになったのは実に密かなデビューであったと言わざるを得ません。

清々しく離陸

この日、あまり人のいない平日の午前中に第1ターミナルの展望デッキで撮影をしていた時、それは来ました。

「・・・来たか」

flightradar24のアプリにANAの787-10の姿が表示されました。天気は快晴。午前中の順光。他の撮影者は少なく、邪魔になる機体も近くにはいません。

すべての条件が完璧でした。

大きく翼をしならせ、私が「すべての航空機の中で最も美しい離陸」と評する姿を惜しみなく披露してくれました。

JA900A。ANAが運航する2機の787-10のうちの最初の1機です。

長い。

おそらく私以上に787の機体を見続けてきている人はいないと思います。寝ても覚めても787のことばかり考えている(まあ、他のことも考えていますが)私が見ても「長い」と言わざるを得ません。

ANAが運航する787シリーズを並べてみました。すべてこの日に撮影した機体です。上から787-8、787-9、787-10です。

標準的な機体は787-8(一番上)とされており、787-8が6m長くなったものが787-9で、そこからさらに6m長くなったものが787-10です。

真下から真上を撮る

この日は天気も良くて空気も澄み渡っていました。

離陸した787-10が数分後に展望デッキの真上を通過してくれました。望遠レンズでこの通り。バッチリ文字まで読めます。

flightradar24の記録を見てみると、このように離陸してから大きくぐるっと旋回してます。空港の上空通過時の高度は11,300ftです。mに換算すると約3,444mです。簡単に言えば3.5km先の被写体を撮影していることになります。

改めて自分の使うカメラ・レンズの性能の高さと撮影条件が完璧に融合した結果だと認識しました。どれかが欠けていたらここまで綺麗には撮れなかったでしょう。