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No Promises Await at Journey's End

国立科学博物館・特別展「ミイラ」へ行ってきました!

令和2年2月8日(土) 東京の上野にある国立科学博物館で開催中の特別展「ミイラ」へ行ってきました。別にミイラに興味があるわけでも見たかったわけでもなく、どちらかと言えば行きたくなかったのですが、小学生の姪が行くんだと言って渋々一緒に行く羽目になった感じです。

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国立科学博物館は始祖鳥を見に行った時以来かなぁなどと。すぐ近くにある東京都美術館で開催される絵画の展示会などはよく行ってますが。

ミイラ展とは

そのまんまです。ミイラの展示があるだけです。ぶっちゃけミイラって人の死体なんで、そんなもん見たい奴なんかいないだろ、とあちこちで見かける宣伝を見る度に思っていたのですが、驚きや驚き。すでに30万人突破とか書いてありますし。

世界から43体が集結!

って勝手に歩いてきたわけじゃなくて誰かが運んできたんでしょ。

混み合ってます

混むんだ。みんなミイラ好きなのか。私は見たくありませんけど。そんなにミイラに需要があるなんて知りませんでしたが、来た以上は私もミイラファンとしてカウントされている可能性が高く、不本意ながら「航空系ミイラファン」などと名乗る必要があるのかわかりません。

途中の休憩場所(トイレあり)での1枚。

このチケットに描かれているシルエット的なものもミイラです。実際に展示の途中で見ることができます。

「ウェーリンゲメン」と称されたこの2体のミイラは1904年にオランダのウェーリンゲという場所の近くにあるブールタング湿原で発見されたものです。

当初は大きい方が男で、小さい方が女と推定されて「ウェーリンゲのカップル」という名称で多少なりともロマンチシズム的な要素とともに広まっていたそうですが、1988年に行われた分析で小さい方のミイラに髭の生えた部分が見つかり男と判明して「ウェーリンゲメン」と呼ばれているそうです。

似たような話が最近もあり、ミイラではなく白骨化したガイコツですが「ハサンルの恋人」というのもあるので興味のある方は是非。

見たかったのは

実は「ほし首」という首だけのミイラの存在を昔から知っていました。少年ジャンプに以前連載されていた「アウターゾーン」という漫画があったのですが、様々なミステリーな話が展開される面白い漫画でした。

このエピソードの中に「ほし首」が出て来るものがあります。ほし首というのは遺体の頭部から頭蓋骨を抜き取って乾燥などさせて作ったミイラです。掌サイズになるのだとか。

というか本物が見れます!

最後の最後に出て来るので是非とも見てみてください。2/24までです。