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No Promises Await at Journey's End

定番の国際線機材JA838Aを撮る

私が一番好きな航空機はこれまでも何度も書いてきましたが、Boeing 787です。重要なことなので何度も書きますが、787です。787が好きです。

787に限らず、航空機には「国際線機材」と「国内線機材」の2種類が用意されることが多いです。

例えば、国際線はフライト時間が長めなので座席が少し広めに作られているため席数が少し少なめだったり、エコノミーでも座席にモニターがついていたり、国内線だと席が少し狭くなってたくさん乗れるようになっていたり。

座席だけではなく、国内線だと離発着の回数が必然的に多くなるので、足回りなどが強化された機体になるようです。かつて、JALやANAがジャンボを飛ばしていた頃に、羽田・伊丹の短距離でジャンボを運航させていたわけですが、そんなことをするのは世界的にも日本だけだったらしく、国内線で使われるジャンボは日本専用のモデルだったそうです。

近年のLCCなどでは機材運用の効率化のために国内線・国際線を問わず同じ機体を使い回して効率の良い運航をしていますが、大手の航空会社は基本的に機材を分けています。

今回はそんな「国際線」の機材です。

今日の一枚

ANAが運航する787の国際線機材です。登録番号JA838Aで、ANAとしては33機目となる787となります。2015年には納入されて運航が始まっているので、もうかれこれ4年は現場で活躍するベテランの787です。

787には胴体の長さの違いで3タイプありますが、これは一番短い標準型の787-8です。最初期から787-8は実戦投入され、世界中で使われている機体ですが、大きさとしては中型機に分類されます。

この日に撮影したのは北京から戻ってきた便です。中国や東南アジア圏の国際線には最適な機材と思われ、ANAでは多くの787が毎日世界の空を飛びます。

個人的に国際線で出かけることはほとんどないので、乗る機会はなさそうですが、いつの日かANAの国際線機材の787で海外へ行くのも良いかもしれませんね。