blog.tmp.tokyo

No Promises Await at Journey's End

【Switch】『ベヨネッタ』クリアレビュー

はじめに

今年の9月の終わりくらいにXbox版の「ベヨネッタ」が777円と言うセールで販売されていた(当時)ため勢いで購入してありました。2009年に発売された作品ですが、当時はPS3でやっていたはずです。

少しXbox版でやり始めましたが、懐かしさやら何やらで最新作の3まで行きたいと思い始めたのでSwitch版のベヨネッタを急遽購入しました。そのまま少し放置してあったのですが、Twitterのフォロワーさんがクリアしたと言うツイートをされていて触発されて再燃しました。

この週末で一気にクリアしたので軽くレビュー記事だけ書いて区切りとしておきたいと思います。

プレイ環境

  • Nintendo Switch
  • Download版「ベヨネッタ」
  • 難易度
    • Very Easy
  • プレイ時間
    • 7時間19分

GOOD

まずは良かった点、面白かった点です。

主人公の「悪ノリ」感

開発陣に「デビル・メイ・クライ(以下、DMC)」に携わった方がいるので必然的に似た形のゲームになります。ゲームの進行やシステム面なども似てきますが、最も似ている点はベヨネッタという主人公の「魔女」の性格です。

とにかく自信満々でどんな敵が現れても余裕綽々で迎え撃ちます。その辺はDMCの主人公ダンテと同じ「ノリ」です。ノリノリすぎて「悪ノリ」してしまったり、ダサカッコイイようなポーズを決めたり、変に踊り始めたり、とにかく敵との戦いを「楽しんでる」感がものすごく高いです。

こういった点は「爽快」というよりは「痛快」といった方がいいかもしれません。DQやFFの主人公などによく見られる「悩みながら成長していく」タイプとは真逆です。

好みもあるかと思いますが、私自身はこういう自信満々の主人公は大好きです。ネガティブな「鬱ゲー」などよりよほどやってて楽しいです。

しかもベヨネッタという魔女が戦うのは「天使」です。天使といえば「良い」というイメージですが、これを徹底的にこき下ろして「お仕置き」「処刑」していきます。2009年に発売された当初は割と斬新な設定だったかと思います。

元々「怖い」系のゲームは苦手なのですが、ベヨネッタは主人公のこの性格のおかげで気にせずプレイできています。

スタイリッシュなアクション

アクションゲームですが、コンボなどの技を出すのは簡単です。苦手な人でも難易度を下げていくことができます。私は一番下のさらに下にあたる「Very Easy」に設定してクリアしました。

ストーリーとかとにかくサクサク進めたい、という人には良いと思います。ボタンをガチャガチャ押してるだけでもそれなりにコンボは出ますし、被弾しても勝手に回復していきます。

難しいアクションをクリアするという点にこだわりがなければオススメです。まあ、落ちたり敵から逃げるのに間に合わずにゲームオーバーになることもありますが、何度でも復活できるみたいなので途中で「詰む」ことはないかと思います。

ほどよいボリューム

クリアまでサクサク進めて7時間19分でした。元々周回プレイが前提の作品なので1周は比較的短いです。また、高い難易度であれば何度もチャレンジしたりするはずなので時間は長くなっていくと思います。

ストーリーのイベントシーン見ながらでもこの時間で、全16のチャプターで構成されます。探索的なチャプターもあれば、ボス戦だけで終わるようなものもあるので一概にはいえませんが、平均で1チャプターは30分前後で終わるかと思います。

大ボリュームのゲームも良いと思いますが、クリアせずに詰んでしまうことや変なやり込みなど延々と繰り返すくらいであれば、このくらいの時間でサクッと終えるのも良いかと思います。Switch版も3,000円以下で買えるかと思いますので。

BAD

悪い点、というよりは改善点といった感じです。次回作以降ではある程度改善されてるという話も聞きます。

説明のなさ

まずはこれ。13年前の作品ということもあるかとは思いますが、プレイしていて「これどこへいけばいいの?」とか「このギミックわからん」とか「このボスどうやって倒すの?」とかいう点は時々ありました。

まあ、何度かやっているとヒントが出たり、やられることでわかってくる「死にゲー」的要素もあるのかもしれませんが、初見では「????」という箇所がいくつかあったのは事実です。それを乗り越えていくのが楽しいという考え方もありますが、さすがにこれはなんか説明しろよ、的なものもあります。

特にラストダンジョンとかラストダンジョンとかラストダンジョンなどは・・・。

センシティブな点

見てわかる通り結構アダルトな感じの主人公です。

身につけている衣装は自分の髪を魔法で服のようにしている感じで、巨大な敵を倒すために大型のモンスターを「召喚」するシーンが頻繁にあるのですが、その際は「全裸」になります。

ただし、見えてはまずい部分は髪の毛で隠れるようになってますが、まあ普通に見れば「裸だ」とわかります。最新作ではその辺を設定で変えることができるようですが、初代や次の2までは全裸のままです。

リビングなどご家族やお子様などが目にする場所でのプレイはお気をつけください。なお、初代はNintendo Switch版に限りピーチ姫やゼルダの伝説のリンクなどの衣装に変えられるようになっており、それらを選ぶと髪の毛が服ではなくなるため全裸シーンは無くなります。

・・・ただ、そのコスプレそのものがアダルティという話もありますが・・・。

その他、全体的に艶かしい動きをしたり、胸や下半身の部分にカメラがアップになったり、全体的に「男性が一人で誰もいないところでプレイする」ことを前提に作ってあるように思えます。

まあ、BADではなくGOODだろ、と思われる方が多いとは思いますが念のため。

SUMMARY

総合的には90点以上の高得点(特に何の基準とかもないですけど)の面白いゲームでした。というか昔もやってるはずなんですが途中で終わってたと思います。

少し落ち着いたら続編の2と最新作の3をカタログチケットで購入しようと思ってます。モンハンやったりペルソナやったりできていないので多少間は開くかもしれませんが。

今後はクリアしたゲームについては一旦レビュー記事を書いて終わりにしていきたいと思います。次回は「SDガンダム バトルアライアンス」のレビュー記事を出す予定です。