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No Promises Await at Journey's End

ゲームレコーダ GV-HDREC(I-O DATA製)でSwitchのプレイ動画をPCレスで撮影する(1)

ゲーム関連のことなのでゲームブログの方へ書くべきですが、まあ周辺機器とか動画のことなのでこちらへ書きます。これまで主にMHRiseのプレイ動画を適当にYouTubeに上げたりしておりました。動画編集は時間もかかりますし、あまり本格的にやるつもりもないので macOS に付属の iMovie でちょこちょこできることをやってました。

youtube.com

まったくどうでもいい、何の役にも立たないジャンルも適当な動画を置いてるチャンネルですが、チャンネル登録してる人が15人もいるんですよ。そんなわけで、もうちょっとプレイ動画やスクショをラベルアップしたいと考えてました。ゲーム以外にも思い付きで撮影したものなどをアップしているので、よろしければ是非ともチャンネル登録・高評価をお願いします(YouTuber みたいだ)。

ゲームの録画の方法

一口にゲームを録画すると言ってもいくつか方法があります。簡単なものからご紹介していきます。

直撮り

今のご時世だとやる人はいないと思いますが、昔はガチでこれやっていたんですよね。下の記事で昔やった写真を紹介しています。

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大昔はビデオデッキとかあれば録画できたような記憶もありますが、もう定かではないので古い方法といえば直撮りだと思います。しかも今はスマホがあるので直接テレビの画面を撮影してしまえばいいんです。動画も撮れますしね。

簡単ではあるのですが、いうまでもなく画質がダメですし映り込みがあったりして、よほど昔のものとか珍しいものとかでない限りはやらないと思います。

本体機能(ゲーム内撮影も含め)

PS3 あたりからだと思いますが、本体にスクリーンショットや動画の撮影機能が搭載されました。PS4, PS5 にも当然あります。Nintendo Switch にも搭載されています。3DS あたりでもソフトによってはゲーム内の機能で撮影して専用のサイトとかにアップロードしたり、SD カードに保存したりということをやっていた記憶があります。

特にスクリーンショットならボタン一発ですからお手軽です。そのまま Twitter とかにアップもできたり、外付けの媒体経由で PC に取り込んだり、当ブログや移行したゲーム専用ブログの方で使用している方式は基本これです。

欠点としては、ゲームの進行上ネタバレになるような部分は撮影できないようにガードされていたり、押すタイミングなどではやり直しが効かなかったり、動画も直近 15 ~ 30 秒程度しか撮影ができなかったり、という制限に近いものが結構あることです。

ゲーム内で撮影することが可能なものも結構ありました。ハマったものでいうと PS4 あたりのメタルギアソリッドとか PSP のメタルギアソリッド・ピースウォーカーとかですかね。ゲーム内ということもあってかなり撮影できるものは限定的です。

キャプチャボード

ボードという名前がついてますが、昔はデスクトップタイプのパソコンが多かったので本体に差し込む基盤のような形で作られていたことからボードの名前がついてますが、今は独立したひとつの機器のような形が多いです。

簡単に言えばゲーム機から出力される映像を PC へ出力するための機器です。PC 側は USB とかで接続することが多いと思います。PC に専用のソフトウェアを導入してゲーム映像を PC 上に映します。モニタやテレビに映す映像をそのまま PC に出力して、PC 側で録画するので基本的に撮影できないものはないですし、仕掛けておけば撮り忘れというのもないです。

想像ですが、YouTube にアップされている実況動画とかはほとんどこれじゃないかと思います。ただ、これは結構ハードルが高いです。

コスト

キャプチャボード自体が結構高額です。2 ~ 3 万くらいはするものじゃないと最近の高画質なゲーム映像を撮影はできないかと。以前持っていたのは下のものです。

今は新機種あるみたいですが、とりあえず結構いろいろできました。PS3 + Nasne とかでテレビの映像もスクショ撮れたりして結構便利でした。

あと大昔はとにかく手軽にやりたくこれを買いました。昔のゲーム機は赤白黄の出力端子があったので、これで PC に出力できたんです。PS3 くらいまでできました。今ではあまり役に立たない情報ですが、以下のサイトにはかなりお世話になりました。

VIPで初心者がゲーム実況するには - GV-USB2の使い方

GV-USB2 は 5,000 円以下で手に入ったので安かったのですが、最近のキャプチャーボードは結構高額なのでご注意ください。

スペック

映像を出力する PC もそれなりにハイスペックなものが必要になります。まあゲーム実況とかやるなら動画編集もすると思うので必然的にハイスペックにはなるかと思いますが。長時間録画するのでストレージなども容量が必要になってきます。総じてハイスペック PC がないと実用的ではないかもしれません。

関連して Windows は割と問題なく使えると思いますが、macOS だと対応していなかったりバージョンが対応していなかったり、とどちらかというと PC 側の問題も結構あるのがこの方式です。

遅延

スペックにも関係しますが、この方式だとキャプチャボードを経由して映像が出力されるので PC に映る映像はコントローラで操作したものより多少遅れて映ります。RPG ならともかく MHRise のようなアクションだと現実的に無理です。これを解消するためにパススルーという技があり、出力映像を二股に分けてキャプチャボードに流すものとモニタや TV に流すものを分配します。これで PC に映しているのはあくまで録画用、プレイ用はパススルーした映像、という感じになります。

最近のキャプチャボードはパススルー機能がついているものが多いので、HDMI ケーブルが何本かあれば困ることはないかと思います。分配器でわけることもできますが、今はその必要はないかと。

使い勝手

一番の問題がこれです。ゲームやるのにいちいち PC 起動しないといけないのです。パススルー問題とも関連してプレイ時には常に PC を起動しておくため、場所の確保なども考える必要があります。

ゲームレコーダ

今回チャレンジして結構いい感じだったのがこちら。ゲームレコーダというものです。機器そのものはキャプチャボードと似ているのですが、それ自体に録画機能がついているので PC が不要なんです。図解すると下のような形になります。

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GV-HDREC を使用する場合の機器構成

I-O Data の GV-HDREC という機種を買いました。HDMI 出力を捕まえるので、Nintendo Switch Lite では使えません。今回、有機 EL モデルを手に入れたのを契機にやってみようと思ったわけです。他のゲーム機などでも使えます。

PC がなくてもレコーダ自身に SD カードを挿入でき、録画ボタンを押すだけで録画できます。パススルー機能もあるのでゲームに影響はありません。SD カードでなくても外付け HDD など使用する USB ポートもあります。32GB の SD カードで 1080p/60fps の高画質(一番上は「最高画質」)で 2 時間近く録画できます。とりあえず MHRise とかでクエスト何回かプレイするのを録画は問題なくできます。

あとは SD カードを抜いて PC に持ってくればいいだけなので扱いも簡単です。簡易的に本体で再生や消去なども可能です。

まとめ

今回はゲーム録画、という概要のお話をしました。GV-HDREC の実際の使用感など細かい話は次回の記事で紹介します。

ゲーム専用ブログの方の以下の記事で GV-HDREC を使って録画したものから切り出したスクショを貼ってます。動画についてはなかなか編集に都合などもあるのでスクショがメインとなるかと思います。

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