外出自粛に合わせて八王子では雪模様です。外に出るな、と言っているようなものです(実際に言ってるわけですが)。必要な食料品の買い物くらいは車で外出しますが、それ以外は自宅でのんびり過ごしています。
昨日に続き PARTNER の 2 巻を読みました。
- 作者:柏枝真郷
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: Kindle版
第 1 巻はニューヨーク市警察の本部殺人課に配属されたばかりの主人公セシルがパートナーになった女性刑事のドロシーとともに最初の事件の捜査をする物語でした。
第 2 巻は 1 巻の事件が解決してから 1 ヶ月後あたりに発生した事件の物語です。事件を捜査する傍らに少しずつお互いのプライベートの話も描かれていきます。今回は特にセシルの方のプライベートが中心に展開します。
事件はとあるレストランで発生した殺人事件。セシルとドロシーが、そのとき同席していた男性から事情聴取しようとしたら突然逃亡。車で逃げてニューヨークの街をカーチェイスするところから始まります。
事件は午後6時に恋人と待ち合わせに急ぐドロシーが捜査で入手した資料を持ち帰ってしまったところから急展開に。緊急事態が発生し、セシルはその資料に書かれている内容を確認するためにドロシーの恋人の家に突撃します。
恋人と幸せな時間を過ごしていたドロシーが慌てて身支度を整える間にセシルとドロシーの恋人が呑気にタバコを吸いながらマンションの非常階段で会話しているシーンが面白いです。
お互いのプライベートにどこまで入り込んでも「友情」が保たれるのか。男女の友情は同性同士の友情より難しそうです。
引き続き3巻へ進みます。