先日の記事でPS4のスパイダーマンを購入したという話を書きました。ニューヨークの街並みの雰囲気を知りたくてオープンワールドのゲームをゲットしたのです。
本当によくできたゲームで、ストーリーそのものにも引き込まれていく感じがあるのですが、PARTNERシリーズで主人公のセシルとドロシーが駆け巡ったニューヨークの街を振り返ってみたいと思います。
そのうち記事にまとめていきます。
- 作者:柏枝真郷
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: Kindle版
さて、10巻まで残りあとわずか。5月の出来事を描いた1巻から毎月の出来事が1巻ずつで語られています。8巻は12月の出来事です。
前回の7巻の最後で、ドロシーが恋人のオーガストに同棲して欲しいと求められ「半分だけYES」という謎の回答をして本人曰く「ふられた」という状態からスタート。セシルが変に恋愛に関する話題を避けながら話しが進んでいきます。
一方、セシルは数ヶ月前からフェイという女性と付き合うようになっています。この女性はセシルとドロシーがパートナーになって初めての事件、すなわち第1巻の事件ですが、その時の被害者男性の彼女だった女性です。
同居する従兄弟のロイドから「多情仏心」という言葉で表現されたセシルですが、セシルはハンサムな26歳ということで、これまで付き合った女性は数知れないものの、2〜3ヶ月で別れてしまうことを繰り返すのでオーガストと6年近く付き合っていたドロシーからは半ば軽蔑の眼差しで睨まれることが多いのです。
そんなフェイのお母さんがクリスマスの前にニューヨークへやってくる、ということでフェイのお気に入りのレストランの予約をしておこうとしたものの、運悪くストライキが始まってしまい予約が取れない、と通勤中のドロシーとともに駅にいたときに事件は起こります。
セシルとドロシーの目の前で怪我をした中年の男性が倒れ込み、救急車を呼ぼうとすると「娘が誘拐された」と助けを求めます。
しかし、その証言にはどうもおかしな点が多く・・・どうやら娘が誘拐されたのではなく勝手に彼氏と家出してしまって、それを認めたくない父親が大騒ぎしていたようなのです。
ところが、今度は上司であるギャプラン課長から無線でとある男性が銃で撃たれたという連絡が入り、セシルとドロシーが駆けつけると、その被害者の男性はなんと先程の中年男性の娘の彼氏だったのです。
さらにはその男性の叔父までもが殺害され、複雑な人間関係が絡み合う事件を捜査しながら自分たちの私生活での恋愛事情も複雑に絡み合うセシルとドロシー。無事に事件を解決した後に、勇気を振り絞ってオーガストに会いにいくところで8巻はエンド。2人の恋の行方が気になります。
ますます盛り上がる展開のまま9巻へ。