会社帰りに川崎駅にある地下街「アゼリア」を散策していたところ、思いがけないところに本屋さんを見つけたので入ってみました。そこで買ってきた本です。
たまにはビジネス書とか自己啓発本とか読むのも面白いかな、と。
タイトルからわかる通り、ドイツ人と日本人の働き方に対する意識や国の制度、企業の切り口など比較されていて非常にわかりやすい内容でした。
ドイツに移住したくなる内容ですが、ドイツ語どころかハワイに行っても日本語だけで過ごす生粋の日本語ネイティブスピーカーの私ですので、たぶん言語の壁にぶつかります。
島根に行くのとは違うんだ、と思いながら読みました。
内容に関しては実際に読んでいただくのが早いですし、確実なんですが、要するにドイツだと国が法律として1日10時間以上の労働や休日の労働を禁止していることや、それに対する罰則も厳しいことなど国としての基盤が日本とは全然異なることに加え、働く側の意識としても10時間以内で最大の成果を出すための努力をしていることが日本との大きな違いのようです。
日本のように労働時間が長い人の方が評価が高いというおかしな点については私も社会人になってから常々感じております。
おまけに毎日定時で帰っていると暇だと思われて追加の仕事が振られるのも日本ならではじゃないかと思います。
プレミアムフライデーとか残業禁止とか働き方改革として終わりの時間ばかりをどうにかするような方策ばかりですが、結局のところ仕事の量が変わらないと「金曜日15時に帰って翌日の土曜日に出勤する」とか馬鹿馬鹿しいことをしなきゃならないんですよね。
少しでも働き方について見直すきっかけになれば、と思いましたので珍しく真面目な本を紹介させてもらいました。
それでは。