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航空写真家

『選んだ道が一番いい道』読了。

久々に心温まる希望に満ち溢れた本を読みました。

大宅邦子さんというANAで客室乗務員をされていた方の著書です。この方は最近とても有名になったのですが、ANAで初めて65歳の定年まで客室乗務員として飛び続けた方なのです。

日々のフライトで経験したことを振り返りながら、人生に役立つ些細な気持ちや考え方、行動の仕方を丁寧に伝えてくれています。

ひとつひとつの言葉に重みがあり、経験に基づく思考があります。管理職や会社の幹部としてではなく、定年退職する最後の瞬間まで最前線で働き続ける、そんな働き方をしてきた著者の考え方にはひとつの「筋」が通っているように思えます。

それが本のタイトルにもなっている言葉で、冒頭でこう綴られています。

あなたが選んだ道が、あなたにとって一番いい道

選ばなかった道は自分の道ではないのだから忘れていいのです、と記されています。この言葉は私のここ数年の中で一番心に響いた言葉です。

数年前にテレビで東日本大震災の被災地の学校で卒業式が行われた時の報道を見たことがあります。その時、校長先生が卒業生に伝えた言葉もこの言葉でした。

自分が選んだ道を正解にする努力をしなさい

いい言葉です。

その中で今回のこの本のタイトル。読まずにいられませんでした。

人生は一度だけ。ゲームのようにリセットしてやり直すことはできません。人生の岐路で選択をしたら選ばなかった道は自分の人生ではなくなります。その道を「もし選んでいたら」と考えることはやめなさい、という教えです。

他にも多くのことが語られ、客室乗務員の日々の陰ながらの努力が快適なフライトにつながっていることがよくわかる本ですが、書かれている内容はすべてこのタイトルに記された言葉をベースに積み上げられた人生であることが読み取れます。

選んだ道が一番いい道

これからもこの言葉に力をもらって生きていくことになりそうです。




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