Rakontanto de ludo

Peace cannot be kept by force. It can only be achieved by understanding.

【ネタバレあり】劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の4回目を見てきました!

序。

2024年2月25日(日)実に4回目となる『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を新宿ピカデリーで見てきました。

今週は仕事でかなりストレスの溜まることがあったり、FF7RBの体験版アプデが来て盛り上がったり、気持ちの浮き沈みが激しくて疲れ果てた三連休だったのですが、それらを吹き飛ばす意味でも何か刺激のあるイベントをぶち込みたいと思ってました。

種自。

これまでだったら空港に行って無心で写真を撮りまくる休日を過ごしたりしていたのですが、今はそれほど意欲を掻き立てられることはなくなり、ゲームやアニメの方がメインの趣味になりつつあります。

ならば映画館へ行くべし。

映画も永遠に上映してるわけじゃないので見れるうちに見ておかないといけませんね。いずれ近いうちにBlu-rayの発売があると思いますが、やはり大スクリーンで見る映像には迫力があります。

前日に予約しましたが無事に席は確保できました(後にも書きますがプラチナ席は終わってました)。

腹が減っては戦はできぬ

昼御飯は「カレーショップC & C」新宿本店でいただきました。京王線新宿駅構内にある立ち食いのカレー屋さんです。

昔から通勤の途中で通る場所なので昼とか夜に食べる機会が多かったのですが、コロナ禍の影響でテレワークも増えていく機会がなくなり、しばらくぶりに行ってみたのが最近の映画館通いの時です。

お気に入りは「ミックスカレー」です。ほうれん草、ハンバーグ、ウインナーが乗ってる豪華なカレーです。前はほうれん草が温泉卵だったのですが、久々に行ったら変わってました。いろいろ事情があるのでしょう。

周回

腹ごしらえを終えて新宿ピカデリーへ到着しました。今回は13:30から上映の回に行くことにしていました。

入場特典・第5弾

毎週金曜日に入場特典が変わるので手に入れられれば手に入れたいところですが、今のところ第1週目の短編小説(月光のワルキューレの方)と第3週目のコマフィルムを2回(シュラのコックピットとルナマリアの狙撃シーン)入手しています。

そして今回が5週目。原画のカードです。今回はこれ1種類しかないようです。切り替えから3日目に行ったわけですがまだ特典が残っていたあたり初期の頃の人の入り方よりは少なくなったのか、特典を多めに用意することにしたのかわかりませんが、今のところSEED FREEDOMを見に行った時は入場特典がもらえなかったことはありません。

普通席です

昨年末のSPY×FAMILYの時から利用するようになったプラチナ席ですが、新宿ピカデリーの中にあるシアターのうちでも大きめの場所に設置されているため人気の映画など人が入ると思われる作品の時にしか設定されません。

(SEED FREEDOMでは)過去3回はプラチナ席での上映があったのですが、今回はなくなってました。前後の日の予定も見てみましたがなかったので、公開から1ヶ月程度が経過して他の作品などで使われるのではないかな、という印象です。

今回は普通席の最後列の端を選びました。隣は必ず一人になりますし、前が階段とかになるので出入りもしやすく映画館で普通席を利用する際は大抵ここを狙います。

公開から1ヶ月とは言ってもまだまだ人気は衰えることはなさそうで、ほぼ満席と言える人が入っているようです。20年ぶりの劇場版ですので私のように何度もリピートしてる人も多いようです。

感想

もう前回まででその多くを語っていると思いますが、あえて繰り返しを恐れずに書くなら以下のような感じになります。

シン・アスカの大活躍

前作「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」における主人公ですが、途中からキラとアスランに主役の座を奪われたと言ってよく、最後はアスランの乗るジャスティスに破壊されてボロ負けして終わります。

ガンダムシリーズで主役が負けて終わるのは後にも先にもDESTINYくらいじゃないのか?と思うほど扱いが酷いです。当時は結構叩かれていたのがこの辺の展開ですね。

それが今回のSEED FREEDOMでは最終決戦での大活躍です。物語の最初は(イモータル)ジャスティスに乗ってますが、この機体はかつての大戦で自分が負けた時の機体の後継機です。しかもソリの合わないアスランの代名詞とも言える機体です。

そんな機体のパイロットを任されているというあたりが初めて劇場版を見た時は驚きましたが、前半の戦いでは見事に撃ち落とされてしまいます。

しかし、再起をかけて戦う時にはかつての自分の愛機でもあったデスティニーが用意されて「この間はジャスティスだから負けたんだ!」の台詞が出てくるわけです。

前半では全く相手にならなかったブラックナイツの面々を圧倒し、4機中3機はシンが撃ち落とします(残りの1機はヒルダが仲間の仇を討ち撃破しています)。

「分身はこうやるんだ!」

の名言は見た人たちを驚かせたに違いありません。何度見てもカッコいいテンションの上がるシーンです。

ルナマリア vs アグネス

主要キャラには最終決戦でそれぞれ見せ場があるのですが、ルナマリアは敵側に寝返ったアグネスとの戦いがあります。

女同士の感情のぶつけ合いと自分達の恋愛観のぶつかり合いがちょっと緊張感をほぐしてくれます。シンのことが好きで付き合っているルナマリアと、シンを見下していてもっとステータスの高い男を求めるアグネスは全く意見の一致を見ないまま、ルナマリアのインパルスに撃ち落とされてしまいます。

そりゃそうだ。旧式とは言ってもインパルスSpec IIとバージョンアップはしてる機体ですからね。ギャンが戦う相手としては少し厳しいかと。

アスラン vs シュラ

今作では出撃時に「アスラン・ザラ、ジャスティス、出る!」の台詞はありません。最初はなんとストライク・フリーダムで出撃してシュラを引きつけておき、戻ってキラへ返してからはズゴックで出撃します。

「アスラン・ザラ、ズゴック、出る!」

初めて見た時は「えー!ズゴックなの?ジャスティスは?」と驚きましたが、シュラがキラの乗るストフリへ針千本の攻撃を仕掛けた時に助けに入ります。

ズゴックの中から出てきたのはインフィニット・ジャスティス弐式(実は映画で登場のストフリも「弐式」です)でした。遠く地球の成層圏でキャバリアに乗ったカガリが遠隔操作のサポートをしながら思考が読めるアコードの虚をついてシュラを撃破します。

まあ、シンと違ってアスランは最強なので勝って当たり前というか勝つのがもうわかってるキャラでもあるんですが。

そもそも2度の大戦を最前線で戦い抜いたキラとアスランはSEEDの世界では文句なく最強のパイロットですし、仲間たちも超強力で前作の主人公のシンも仲間になって一緒に戦うコンパス相手に喧嘩売って勝てるはずがないんですよね。

結。

4回見たのは2016年の「君の名は」以来です。2019年あたりにラブライブの映画を10回見た記録はありますが、今年の夏に虹ヶ咲の映画でまた伝説を作る可能性もあります。

今回のSEED FREEDOMもそうですが、毎週の入場特典を変えてくるのでリピート前提なんですよね。映画自体も面白いので特典は無しにしても周回したくなる作品ではありますが、得点が変わるならもらいたいかな、というファンの心理を見事についてくる作戦です。

とりあえずSEED FREEDOMは今回で終わりのつもりです。今週末はFF7RBに専念するので他のことをやるつもりはありません。SEED FREEDOMはぼちぼちBlu-ray情報が出るんじゃないかと思うのでSNSも気をつけながらサブアカウントの方で情報を追いかけようかと思います。