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Peace cannot be kept by force. It can only be achieved by understanding.

小説『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(上)』読了

序。

今回は映画SEED FREEDOMネタです。

公開から2週間近く経過しており、SEEDの人気の高さを感じる情報がSNSなどを中心にたくさん出回っています。今週末は3連休ということもあるので、2回目の鑑賞をしてこようかな、と考えています。

映画の公開に合わせて小説も発売されているので読んでみました。Kindle版です。紙の書籍は売り切れ続出だそうです。まあ、私は基本電子書籍にしてるので紙版が買えたとしてもKindleを選択すると思います。

感想。

内容は映画と全く同じなので映画の感想とほぼ同じです。その辺も踏まえて感想をいくつか。

人物・モビルスーツの描写

当たり前ですが、ガンダムはモビルスーツ同士の戦闘がひとつの目玉となっているわけですが、機体そのものの特徴や外見の描写などは詳しく書かれていません。

その代わり小説の登場人物紹介のところに機体の説明があり、人物と合わせて機体にも挿絵が説明文と共に掲載されています。

なるほど、こういう方法もあるのか、と感じました。何が何でも本文中で登場人物や機体の説明をしていく必要があるのかと思っていましたが、そうではない手法もあるのですね。特にアニメや映画などの映像作品のノベライズにおいては挿絵などを効果的に使った方がいいのかもしれません。

セリフ・固有名詞の把握

文字で物語を読んでいくので、当然ですが登場人物のセリフや固有名詞については正確に知ることができます。

こちらは世界平和監視機構コンパス

主人公のキラ・ヤマトが所属する組織が「コンパス」という名前の組織であることは公開前情報で明らかにされていましたし、その正式名称が「世界平和監視機構」ということも明らかになっていましたが、映画館でセリフを聞いても後から「コンパスの正式名称ってなんだっけ?世界平和機構?世界監視機関?」とか曖昧な記憶になりがちなのですが、小説なら文字で把握できるので助かります。

いいところで終わる

上巻・下巻での構成なので「先が読みたくなる」場所で上巻が終わるのは当然かもしれませんが、それにしてもここで終わったら下巻の発売まで悶々と待つのかよ、と思わせられるのは著者のテクニックなのかもしれません。

下巻の発売は3月26日です。

結。

SNSではみんながSEED FREEDOMのネタで楽しんでいて本当に良い作品が世に出て多くの人が楽しんでいるのだと感じます。私も2日目に見てきて20年ぶりのSEEDを本当に楽しめたので批判めいた話は見たくなかったのですが、全然そんな投稿などはない感じです。

しかし、20年前にSEEDの続編であるSEED DESTINYが出た時は非常に多くのアンチなコメントがネットを騒がせました。まあ確かに途中から主人公の扱いが酷くなり、主人公の交代とまで言われたほどの物語展開でしたし、最終決戦で主人公が負けて終わるのも歴代のガンダムではほとんどありません。

それでも20年経てば良い思い出として当時叩いていた人たちも歳を重ねて丸くなったのかなぁなどと思います。今は本当にみんな楽しんでいてお祭り状態ですし、何かとネタにされるアスランも、大活躍したシンもそれぞれファンがいて楽しい投稿など次から次へと出てきます。

プラモデルも秒で売り切れたりするのでなんのかんのいってもみんなSEEDが好きなんだな、と感じることができた作品でした。