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No Promises Await at Journey's End

ミッドガル奮闘記(6)

毎度書いていますが、FF7R は本当に面白いです。珍しく?スクエニは大当たりのコンテンツ作ったんじゃないか、というほどです。元々がシリーズの中でも一番人気と言われた FF なのでスクエニの持つ映像技術で蘇らせれば大勝利が約束された作品ではありましたが。10万円の給付金が出たらみなさんPS4とFF7Rを買ってプレイすれば楽しくて自宅から出ようと言う気がなくなって外出自粛もできて一石二鳥です。

FF7R では物語が CHAPTER という単位(つまり章立て)で進みます。CHAPTER の中でもいくつかの見出しのつくストーリー展開になっており、ゲーム内のメニューからいつでも進行状況やこれまでのストーリーの概略を CHAPTER ごとに見れるようになっています。プレイ日記はこの CHAPTER とそれぞれの見出しごとに書いています。メモ取りながらというよりはスクショ撮って思い出しながら書いているので、多少のズレなどはご容赦ください。

CHAPTER 3 セブンスヘブン

3章は簡単に言えば「ティファ回」です。壱番魔晄炉爆破作戦を終えて八番街を抜けて脱出し、無事に逃げおおせて七番街スラムに帰って来たところです。

アジトへの帰還

クラウドへの報酬はアジトである「セブンスヘブン」という店で渡す、とバレットが言うためクラウドは列車を降りてセブンスヘブンへ向かいます。

「セブンスヘブン」は駅からスラム街を進んだところにあります。結構大きいというか、七番街スラムでは一番目立つような場所なのですぐにわかると思います。

セブンスヘブンからはお待ちかねのティファが出てきます。クラウドとは幼なじみの女性で、セブンスヘブンで働いています。ここはバレットの家?アジト?でバレットの子供であるマリンがいます。ティファとは夫婦なのかと思いましたが、この後の展開でティファの家は別にあることが判明。一緒に住んでいるわけではないことがわかって一安心です。

クラウドは八番街でエアリスからもらった花をティファにあげてしまいます。手に入れたのがエアリスという女性から、という点は伏せてありますが、後の物語でエアリスからも「この間あげた花はどうした?」と聞かれて人にあげた、と答えますがあげた人が誰かはエアリスにも言いません。いずれ修羅場になりそうな予感。

クラウドはさっさと報酬をもらいたかったらしく、会計担当のティファに報酬を要求しますが、ティファは言いにくそうに「ちょっと外で話そうか」とクラウドを誘い出します。クラウドの住む場所がないことを知っており、自分が住んでいるアパートの隣の部屋を借りておいてくれたとのこと。面倒見がいいティファですが、クラウドは早く報酬をくれ、と・・・。

クラウドの部屋はアパートの 2 階の真ん中の部屋。隣がティファで、反対側の隣は誰だかよくわからない人らしく・・・。ティファは夜が明けたら挨拶に行こうかと。

クラウドが部屋に入ると一緒に部屋に入ってくるティファ。夜遅くに若い男の部屋に入ってくるなどけしからん展開です。

クラウドに支払う報酬がないので今日はちょっと待って欲しい、と。明日、別の仕事でお金の回収をすれば払えるので、と典型的な借金まみれの返済のような言い訳をティファがクラウドにします。

コンシューマ機のゲームなのでこれ以上の展開はありません。大人しくティファは自分の部屋に帰っていきます。

仕方なくクラウドは寝ることに。なんか暗い不気味な部屋ですけど。

呻き声

翌朝、クラウドは隣の部屋から聞こえてくる呻き声で目を覚まします。呻き声と言っても色っぽいものではなく、魔晄中毒になっている意識が朦朧としたなんとかさんという人が住んでいるのです。どうもクラウドはこの手の魔晄中毒関係の人と接触すると頭痛とともに何か映像が見えてきてセフィロスの姿が脳裏に浮かぶのです。この辺の展開はまだ伏線としてあるだけで、今後の物語の展開に注目です。

スラムの日常

ティファはすでに店に出勤しているようで、クラウドは一人でセブンスヘブンへ向かいます。

セブンスヘブンではバーの営業の外に、アバランチメンバーのジェシーが開発した水道に取り付けるフィルターを七番街スラムの多くの家に売っているらしいです。フィルターは定期的に交換が必要で、その都度お金を払ってもらう仕組みらしいので、クラウドにはそのお金を報酬として支払うという自転車操業になっています。うまい商売を見つけた模様ですが、ティファはそのフィルターの回収にクラウドを付き合わせるつもりで、ついでにスラム街を案内してくれます。クラウドは乗り気じゃないのですが、ティファに見つめられて断りきれずについていくことに。

効果がないと言って支払いを拒否する客もいますが、クラウドが睨みをきかせると大人しく支払ってくれます。無事に報酬を回収したクラウドですが、ティファに連れられてスラムの自警団のところへいくことに。

自警団の依頼

自警団にはビックスとウェッジがいます。表向きは自警団として活動しており、裏でアバランチの活動を行なっている模様です。

自警団からクラウドに魔物討伐の依頼がきます。クラウドはティファに言われてスラムでは「なんでも屋」の仕事をしていくことにしており、そのための人脈づくりに自警団の依頼を受けることを提案したのでした。ビックスとウェッジは自警団の仕事をしてくれる報酬として、クラウドのなんでも屋の宣伝をスラム中に広めてくれるとのことで、今後の仕事のための準備ができたクラウドです。

自警団の依頼そのものはクラウドにしてみれば簡単な仕事でした。それほど強くないモンスターを討伐するだけです。おまけにティファもパーティに加入するので二人で戦えるため楽勝です。

なんでも屋の仕事

自警団に戻ってくると自警団の親分が帰ってきており、なんでも屋として仕事を始めるクラウドにいくつか仕事を紹介してくれます。

大体はモンスター討伐ですが、中には街中を駆け巡って人を探してきたりするものもあり、よくある RPG における傘増し要素の一環です。全部こなせば EXTRA ミッションもできるみたいですし、報酬もいろいろもらえるのでクエストは基本的に全部やり遂げてからメインストーリーを進めた方が良いと思います。

マップ画面を開いて R2 を押すと現在のクエスト進行状況が見れますが、ここには当初 3 つくらいしか表示されません。クエストを進めていくうちに次のクエストを紹介してもらったりするので、最終的には 6 個に増えてくる感じです。地道に時間がかかりますが、腰を据えて取り組みましょう。

動く神羅

あらかたクエストが片付いてくると、メインストーリーが進行します。セブンスヘブンの隣あたりにある建物に神羅の兵隊が押しかけ、中からチャラい男が連行されていきます。品行方正とはいかない男ですが、悪者ではない模様です。ただ、信頼の兵に素直に従うようなことをしないので疑われて連行されていきます。クラウドもティファも本当は見過ごしたかったのですが、その男がティファたちが裏でアバランチの活動をしていることを薄々気づいているようだ、ということで口の軽いその男が誤って喋ってしまわないように連行されたその男を追いかけます。

当然のように神羅兵との戦闘が始まります。とは言っても神羅兵はそれほど強くはないので戦うにしても問題はないでしょう。

倒した後、その男をどうするか、でティファは切り捨てようと言ったクラウドを「怖い」と言います。昔のクラウドならそんなこと言わなかったのに・・・と。

結局、その男にはクラウドが睨みを聞かせてすぐに街を出ていくように言います。連行された上に救出してくれたクラウドたちにも脅されて男はすぐに逃げるように街を出ていきます。気を取り直してクラウドとティファはセブンスヘブンへ戻ります。

作戦会議

セブンスヘブンでバレットの帰りを待ちます。ティファの案内で店の中で待つことに。

バレットを待つ間、ティファが飲み物を用意してくれます。もちろん「キツイの」をお願いすることにします。

シャカシャカシャカ・・・。

ティファが自慢の一杯をクラウドに出します。すっかり気分はバーテンダーと客。

クラウドも客になりきってティファの出すお酒を褒めます。少し表情が柔らかくなってきたクラウドです。ティファの笑顔を見れば普通の男は骨抜きにされます。

クラウドに褒められてすっかりご機嫌のティファはバーテンダーになりきって次のお酒を用意します。

シャカシャカシャカ・・・。

セブンスヘブン名物と自称する「コスモキャニオン」です。コスモキャニオンというのは FF7 の世界ではミッドガルの外にある地名で、このあと登場するはずのレッド XIII という獣の姿をした仲間の故郷です。今回のリメイクでは訪れるところまで話は進まないと思いますが、いずれ続編が出てくればコスモキャニオンにもいくことになるはずです。原作では行きますので。

バレットが帰ってきて報酬よりも先に次のミッションの作戦会議をやる、と言い出します。何か急展開があった模様。クラウドは報酬がもらえなければ次の作戦には参加するつもりがないので、バレットたちの作戦会議には参加せず、ティファの酒を飲みながら待ちます。

ティファはクラウドにもきて欲しいと思いながらも作戦会議に向かいます。

クラウドが作戦会議の終わりを待つ間、店内でダーツのミニゲームがプレイできます。元々 FF7 にはたくさんミニゲームがありましたが、リメイクだと最初からいろいろ盛り込まれているようです。このダーツもそのひとつと思われます。

会議が終了する少し前にティファが一人で戻ってきます。クラウドから少し離れてカウンターに座り、水を飲んで落ち着こうとしています。どうやら作戦会議で言い合いがあって他のメンバーと揉めた様子。次の作戦にティファは乗り気ではないみたいです。あとから他のメンバーが戻ってきてバレットが決起会と称してパーっと騒ごうということになり、クラウドに報酬を渡して身内だけでやるからと店を出ていくように言います。

ジェシーからクラウドはこっそり「あとで部屋に行くから」と言われます。ティファに続きジェシーからも誘いを受けるクラウド。モテモテですね。ジェシーの来訪に期待しつつ、クラウドは店を後にします。

不穏な影

セブンスヘブンを出ると待ちは不穏な雰囲気に。ガラの悪そうな男たちが集まってきているのでクラウドが近寄ってみると、リーダーらしき男がクラウドに「腕が銃になっている男を知らないか」と聞いてきます。

知っているようなそぶりをクラウドが見せると、男たちはクラウドを街の外れの空き地へ連れていきます。神羅も一目男のアシスタントと言いますが男たちの素性は知れません。神羅なのか誰なのか、バレットたちを探しているようで警戒するクラウドですが、男たちはクラウドが教える気がないとみると襲ってきます。

とは言っても元ソルジャーのクラウドには叶うはずもなく、全員倒されてしまいます。クラウドは不審に思いながらアパートへ帰ることに。

ジェシーの依頼

アパートに戻るとジェシーが待ってます。

この女性、原作でここまでストーリーに絡むほどのキャラだった記憶が全くないのですが、リメイクになってめちゃくちゃ重要キャラになっています。ティファにちょっとライバル意識があるみたいで、作戦会議が始まる時とかもティファがアバランチの目的にちょっと会議的なところがあったりして困るんだよね、という感じのことをクラウドに言ったりします。

ストレートに「部屋に入れてくれない?」と言ってきます。もちろん OK だよ!

そして悲しいコンシューマ機の展開。ジェシーはクラウドに赤いマテリアを見せます。これが報酬だ、と。赤いマテリアは召喚マテリアです。強力な召喚獣が戦闘に登場して戦ってくれます。それをくれるというのであれば、ジェシーの依頼を聞かないわけにはいかないクラウドです。

ジェシーの依頼は、明日の作戦開始の前、すなわち今晩スラムの上にあるプレート、つまり上流階級の人たちが住む場所へ行くのに付き合って欲しいという依頼です。プレートへ行く理由は話しませんが、明日の作戦に必要なことだとのことで、クラウドはジェシーの依頼を受けることにします。

ジェシーは部屋の外で待っているので、準備が整ったらジェシーに声をかけます。声をかけると次の CHAPTER に入るので、やり残したことがあればやっておいた方が良いのだと思います。

準備が整うと、クラウドとジェシーは駅に向かいます。次のミッションは CHAPTER 4 です。

EXTRA ふたりきりの時間

おそらくなんでも屋のクエストを全部クリアすると発生する EXTRA クエストです。作戦会議が始まる前に、ティファと二人だけで過ごす時間があります。このイベントだけは必ずやるべきでしょう。

アパートの部屋に戻って少し休もう、というティファからの誘いです。ここで断ったら漢じゃないッ!断る選択肢はないですけどね。

アパートに戻ると、大家さんのおばさんにJSフィルターを部屋に置いてあるから自分で交換しな、と言われます。クラウドは自分の部屋のものを交換すると、迷わずティファの部屋へ。

ティファが交換終わると二人っきりの時間開始。

故郷を出てからミッドガルでソルジャーになった頃の話を聞かせて欲しいとティファから言われます。

しばし話し込む二人。

今度、再開を祝ってオシャレしてパーっと騒ごうという話をします。ティファがどんな格好がいい?とクラウドに聞きます。無論、大人っぽいのを選びます。

ゆっくり休むように大家さんには言われていますが、二人は部屋を出て作戦会議へ向かいます。二人の時間はおしまい。もっと踏み込んだ展開を期待しましたがコンシューマ機の限界と言えるでしょう。

次回予告

次回は CHAPTER 4 です。ジェシー大活躍。



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