更新遅延気味のネタです。途中で止めるつもりはないのでご安心ください。ただ、これまでスクショを貼り過ぎで各ストーリーの要点が見えづらくなっていたと思うので、各セクションで1枚だけ象徴的な絵を選ぶことにしました。
以下、ネタバレ含みます。
CHAPTER 9 欲望の街(後編)
長かった CHAPTER 9 の最後です。最大の目玉ともいうべきシーンが満載です。今回のストーリーをプレイすると本当にリメイクされたんだなぁとしみじみ思います。原作をプレイされた経験のある方は是非とも。
しばしの別れ
マムの手揉み屋でコルネオのオーディションに参加するためのドレスに着替えるエアリスを残して、着替えまでの間で「なんでも屋」をやることになったクラウド。
ここの CHAPTER 9 のなんでも屋のクエストは一回のプレイではコンプリートできません。リメイクのクリア後に再度プレイし直す必要があります。最初から周回プレイ前提の作りです。ドレスのコンプリードの方法を整理しておきますと、次のようになります。
クラウドのドレス(1) サムからの依頼を受ける方法
ウォールマーケットに来てからの街の人との会話で選択肢が出るものを次のように回答します。
- サムにティファの特徴を聞かれたとき
- 「スタイルがいい」を選ぶ
- 宿屋の客引きに話しかけられたとき
- 「・・・いらない」を選ぶ
- ジョニーの気持ちがわかる?
- 「わかる」を選ぶ
- コイントス
- 「表」「裏」のどちらかを選ぶ
- 手揉み屋のコース
- 「ごぶごぶ揉み」を選ぶ
- マムにエアリスの服について聞かれたとき
- 「俺は嫌いじゃない」を選ぶ
- 地下闘技場の控え室のドリンク
- 「飲む」
クラウドのドレス(2) マムからの依頼を受ける方法
基本は上の会話で違うものを選んでいく感じです。サムにしろマムにしろ会話の選択によりマムとサムのそれぞれに加点されている感じなので、最終的にエアリスの着替えが始まるまでに点数が高い方が依頼をしてくる感じになります。
- サムにティファの特徴を聞かれたとき
- 「店を切り盛りしている」を選ぶ
- 宿屋の客引きに話しかけられたとき
- 「いくらだ?」を選ぶ
- ジョニーの気持ちがわかる?
- 「いいや」を選ぶ
- コイントス
- 「やめておこう」を選ぶ
- 手揉み屋のコース
- 「極上の揉み」を選ぶ
- マムにエアリスの服について聞かれたとき
- 「言わせておけ」を選ぶ
- 地下闘技場の控え室のドリンク
- 「こんなものには頼らない」
クラウドのドレス(3) CHAPTER 9 でのなんでも屋の進め方
上の会話分岐による依頼の発注元の違いとクリア数によって次のようにクラウドのドレスが変わります。
- 0, 1, 2 個(要するに全部クリアしなかったとき)
- マムの依頼を全部クリア
- サムの依頼を全部クリア
それぞれどんなものになるかはプレイして見てください。
エアリスのドレス
すでに書いている通り、CHAPTER 8 でのなんでも屋のクエストクリア数で変わります。
- 0, 1, 2 個(しょぼい)
- 3, 4, 5 個(かわいい)
- 全部(美しい)
エアリスについてはドレスが違うと着替えが終わってクラウドと対面するときの演出が変わるので全部チャレンジすると面白いです。クエスト全部クリアしたときのドレス登場シーンは圧巻です。
ティファのドレス
これは割と分かりやすいと思います。CHAPTER 3 の EXTRA クエストでティファから直接聞かれます。
- 大人っぽいの
- 格闘家っぽいの
- 異国風なの
大人っぽいのと格闘家っぽいのは特にオススメ。
ティファを救え
マムとサムのどちらかからクエストを受注しても全部で3つです。大抵は全部クリアするんじゃないかと思います。3 つしかないですし。クエストが終わったらマムの店にいくように促されます。ドレス狙いで途中で止める場合は直接マムの店へ行けばストーリーが先に進みます。
そしてエアリスのドレスが一番美しいときのが上のスクショです。赤いドレスで、エアリス曰く「あちこち盛られてて不愉快」とのこと。コルネオの手下もそうですけど、どうしてもティファを見てしまうと男は比べてしまうものなのです。
エアリスの秘策
エアリスは無事にマムからコルネオのオーディションに参加するための推薦状をもらい、綺麗なドレスに着替えさせてもくれましたが、一人で行かせるには不安なクラウド。そんなクラウドにエアリスは「一人で行く気はないよ」と。どうやらマムからもう一人の代理人アニヤン・クーニャンについて聞き、アニヤンがどうやらクラウドの闘技場での戦いぶりを見て気に入っているということを知った模様です。それでアニヤンのところへ行ってクラウドの分の推薦状ももらおう、というつもりのようです。
・・・オーディションに参加できるのは女性のみなんですけど・・・。
アニヤンがいるのは「蜂蜜の館」というところです。何のお店か、と言えば「接客を伴う飲食店」です。ほとんどの客は接客だけを目当てに来ているようですが。ステージがあり、そこでアニヤンを中心とした踊りのパフォーマンスを見せてくれるのです。エアリスが嫌がるクラウドを連れて店の中に入ると、アニヤンが待っているとのこと。クラウドはハニーガールに連れられて店の奥のステージまで連れて行かれます。
何とそこではアニヤンとクラウドがステージでダンスを披露するのです。原作にはそんなのなかったはず。原作の攻略本「解体真書」を見てみると、ウォールマーケットでは女装イベントがありクラウドは街中を回って女装に必要なアイテムを集めてくることになります。そのときに街中でアイテムと引き換えに行うイベントが「なんでも屋」のクエストになっているものです。マムとかアニヤンのイベントはリメイクのオリジナルですね。
アニヤンとのダンスは完全に「音ゲー」です。初音ミクの Project DIVA とかラブライブ!のスクールフェスティバルとかのように曲に合わせてボタンを押していくタイプのものです。最初はここの成績でクラウドのドレスが切り替わるのかと思っていたのですが、ダンスの成績は単に終わった後にもらえるアイテムの違いだった模様です。ダンスイベントは好成績を取ろうとすると少しは練習が必要なので、練習用に動画を上げておきます(本体で撮影できて YouTube にアップロード機能があるので問題ないと思います)。
全部で3曲続きます。途中でエアリスが声援を送るシーンが挟まるので、そこで曲チェンジ。曲が変わる度に少し難易度が上がる気がしますが、パターンは同じなので繰り返していればわかります。
オーディション
クラウドが女装するのは原作でも同じです。これをスクエニの圧倒的なまでの CG 技術で再現を、というのがファンの長年の夢?でした。それがようやく目の当たりにできるのです。このためだけにリメイクを買ってもいいでしょう。ぜひファンの方は見るべきです。いや見なければなりません!
クラウドちゃんを!
これが 23 年の歳月を経て蘇ったクラウドの女装シーン。案外可愛い・・・これがアニヤンの手腕なのかスクエニの技術力なのか。3 種類のドレスがあるので全部必見です。
クラウドとエアリスはコルネオの館へ行きます。待合室で待っていると催眠のガスが充満してきて逃げられないまま館の奥へ連れて行かれます。そこで先に来ていたティファと合流。最初はクラウドと気づかないティファでしたが、クラウドが女装していると知るとちょっと引き気味なのが面白いです。ただ、ティファにして見ればエアリスという女性を連れてクラウドがやってきたことに多少なりとも動揺を隠せない様子。
「その女、誰よ!」
とまでは言いませんが。しかし、すぐにエアリスとティファは仲良くなる(表面上は)ので修羅場にはなりません。そして運命のコルネオのオーディションが始まります。コルネオが「今夜の」お嫁さんを選ぶのがオーディションなのだそうです。手下の話だと「努力次第で明日も明後日も」お嫁さんになれるそうです。結構なことだ。
原作ではクラウドの集めてきた女装アイテムのランクによってクラウドが選ばれるかティファかエアリスのどちらかが選ばれるか分岐するのですが、リメイク版ではクラウド一択です。コルネオはクラウドを連れて寝室へ。ティファとエアリスは残念ながら?選ばれなかったので手下たちの相手をすることに。無論、ティファとエアリスにボコボコにされますけど。
コルネオとの対決
クラウドはコルネオの寝室で自分に迫ってくるコルネオをつい蹴り飛ばしてしまいます。「さすがにそれはやりすぎだろう!」と怒るコルネオが手下を呼びますが、来たのはティファとエアリスです。
そもそもなんでティファがコルネオの「お嫁さん」になるためのオーディションに参加したのかというと、七番街でバレットのことなどを探っている手下がいたからとのこと。直接本人に聞いてどうも神羅カンパニーとつながっているコルネオが何を調べているのか、神羅が何を考えているのか調べるためです。コルネオにようやく接近できた 3 人は真意を聞き出します。
どうやら神羅は七番街プレートを落として七番街スラムを破壊してしまおうと考えているようです。目的はバレットたちアバランチの一掃。しかし、何の罪もない人たちが多くいる七番街スラムを破壊すれば多くの人たちが被害を受けます。そんなことはどうしても阻止をしなければならないわけですが、やけにコルネオが元気になってきます。
「俺たちみたいな悪党が真実をペラペラ話すのはどんな時でしょ〜か?」
答えは「勝利を確信している時」です。当たっても当たらなくてもクラウドたちはコルネオの卑劣な罠で部屋の床がいきなり空いて、地下深くに落とされてしまいます。これで長かった CHAPTER 9 も終わり。
EXTRA さすらいのジョニー
EXTRA イベントです。別にやらなくてもいいようなイベントです。
CHAPTER 3 でティファと二人でなんでも屋の仕事をしているときに、神羅兵に連れて行かれたジョニーという適当な男を救出したことがありました。しなくてもよかったのですが、ジョニーがアバランチの正体を知っている風で、口も軽いのでバレないように助けよう、ということで助けたわけです。クラウドが脅して街から出ていくように言ったのにまだこんなところでウロウロしていたのです。
ジョニーは蜂蜜の館に入りたいものの、入り口にくるといつも突然文学的になってしまうとのこと。知らんがな、と思いつつどうでもいい選択肢を選べば終わりです。「あの人、誰?」と聞くエアリスに「知らなくていい」と答えるクラウド。なんのために発生するイベントなのか全く分かりません。この EXTRA はウォールマーケットに最初に入ってコルネオの館へ向かっているときに反対側から走ってきてすれ違います。それを追いかけて蜂蜜の館の前までいけばイベント発生です。
次回予告
長かった CHAPTER 9 が終わりました。ここからは結構展開が早いです。ミッドガル奮闘記も気合入れて書いていきます。次は地下に落とされたクラウドたちの話です。
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