別件の調査中にはてなブログで過去記事の貼り付けをする際の方法の記事をいくつか見つけて見てみたら少し効率悪いな、と感じたので私のやっている方法をご紹介します。
環境
- iOS 13.3.1
- iPhone 11 Pro Max
- はてなブログアプリ 4.13.0
- Markdown 記法を使用
とまあ上にバージョンなどは書きましたが、ずっと前からやっているので大抵のバージョンではいけるかと。ただ、使用している記法はMarkdownなのでご注意ください。他の記法で使える技かどうかは試してませんので。
やれること
過去記事をカード型の貼り付け(以下のような)をするための方法です。
↑この形での貼り付けです。標準ではスマホアプリではできません。
手順
ということで、手順の解説です。分かってしまえばそれほど難しいことではありません。
まずは貼り付けたい記事を開きます。アプリで見てもいいですし、ブラウザから見ても構いません。要するにその記事のURLがわかればOKです。
ここではアプリで自分の記事を見ているものとして説明します。画面右下のアイコンをタップします。
下からニョキッとメニューが出てくるので「コピー」を選びます。これで貼り付けたい記事のURLがコピーされました。
次に貼り付ける方の記事の編集画面を開きます。URL はクリップボードにコピーされているので貼り付け元の記事を閉じたり、貼り付けたい記事を開いても消えることはありません。クリップボードにコピーされる情報はひとつなので、別の情報をコピーしない限りは問題ありません。
上の画像にあるように、画面真ん中の編集機能があるところを左にスワイプしてアイコン表示を変えていきます。
リンク貼り付けのアイコン(上の画像)が出てきたらタップします。
「リンクを挿入」の小さなウィンドウが表示されます。この中に先ほどコピーしたURLが設定されています。もしここが空っぽの時はURLが正常にコピーされていない可能性があります。
そのまま「挿入」ボタンをタップすると、URLが記事の中に挿入されます。
上の画像のように、スマホでリンクを挿入すると無条件でタイトル表示形式で挿入されます。これだとカード型では表示されないため、この挿入されたリンクのtitle
の部分を書き換えます。
上の画像のようにembed:cite
と書き換えます。これがカード型の貼り付けの書式です。ちなみにtitle
とかembed:cite
とかの前にある:
は消してはいけません。
これでプレビューするとカード型で表示されます。先ほど書き換えたembed:cite
のcite
の部分は上の画像にあるように、カード型リンクの下にドメイン名みたいなものが付いているものを表示するためのものです。PC版のリンク貼り付けでカード型にすると一緒に入ってくるので手入力でスマホからやるときもセットで書いています。なくても別に困らないかと。
応用編
これを使うと、はてなブログの自分の過去記事だけではなく、他の人の記事や外部サイトのリンク貼り付けなど様々な用途に使えます。
ただ、外部のサイトはカード型の貼り付けに対応していないと寂しく四角いリンクになるだけだったり、正常に表示できなかったりとしますが、とりあえずやってみれば良いかと思います。
また、私はYouTubeのリンクを貼るときにも使っています。YouTubeの貼り付けはスマホアプリにも貼り付けの機能がありますが、この方法の方が私はやりやすいので。