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No Promises Await at Journey's End

思い出のエア・インディア

少し前にご紹介しましたが、2020年のカレンダーを作成しています。卓上カレンダーで今年撮影した写真の中から厳選した13枚を表紙込みでカレンダーにしてみました。

数回の試し刷りを経てようやく完成したので、12月1日あたりに無償でカレンダーのデータをPDFで配布します。

今回は販売などはありません。来年は販売をできるように準備などしていきたいので、今回はその練習でもあります。

数個は余分に作ってみる予定なので、空港などでお会いできた方には差し上げます。またその辺も告知しますので、よろしくお願いします。

今日の一枚

エア・インディアの787です。ここが787を運航するのは結構前からです。その名の通りインドの航空会社ですね。

初めてみた時は雪だった

2014年の1月か2月頃、私は平日の昼間に関西国際空港の展望ホール「Sky View」で撮影をしていました。

自分の他に人はほとんどいませんでした。天気も悪かったですし、途中から雪が降ってきて滑走路のあたりは吹雪いていてあまりよく見えませんでした。

なんでそんな時に関空にいたのか。

仕事を休職して少し現実逃避しようと何回か関空やら伊丹・福岡へ行っていたのです。3ヶ月ほどは仕事を休んでいたので毎日が日曜日でした。

世間から隔絶した時を過ごしていた時に雪の降る関空で目にした787が、このエア・インディアの787でした。まだ、世界的にも787が今のように普及しているとは言えない時期にANAやJAL以外の787を見ることができたのか印象的でした。

経験は消えない

もう5年以上が経過して手元のiPhoneにも当時の写真は入れていませんが、写真がなくてもその時の展望ホールの様子や撮影した時の自分、飛行機の姿などはっきりと思い出すことができます。

飛行機が好きなので、その姿を写真に残すようにしていますが、経験したことというのはたとえ写真がなくても記憶として鮮明に残っているものですね。

たとえiPhoneや自宅のバックアップ用のディスクが壊れたりして撮影した写真が失われようとも、これまで空港に何度も訪れて見た光景は決して消えることのない記憶なのです。

そんなノスタルジックな思いにさせてくれた機体でした。