こんばんわ。振り返り記事 2 つ目。関空編です。写真は膨大な数に及び、とても 1 回や 2 回の記事で紹介しきれない(という伏線をつけておく)ので今回はダイジェスト版。4/30(日) と 5/1(月) と 5/2(火) に撮影した 3 日分の中から最重要なものを抽出してご紹介します。
関空とはっ!
はじめに関空についてご説明しておきましょう。関空こと関西国際空港はめでたく 4/1 より大阪国際空港こと伊丹空港と共同運営されることになった空港で、なくてもそれほど困らないと思う日本では成田と関空にしかない 4,000m 滑走路を持つ空港です。メインの A 滑走路は 3,500m で遠く離れた場所にある B 滑走路が 4,000m です。
世界で初めてすべてが人工島の上に作られた海上の空港で、日本で初めて旅客・貨物ともに 24 時間運用された空港です。ちなみに人工島は毎年 7cm ほど沈下している模様で、建物などはジャッキアップしているようです。島全体も少しずつ沈んでいるのでいろいろ工事が必要な島なのです。
建物の位置関係
関空はこれまで撮影をしてきた空港に比べるとかなり特徴的です。
なんとかいう建築家がデザインした特徴的な第 1 ターミナルのおかげで展望デッキが屋上にはなく、代わりに島の北側に展望ホールという建物があります。ここの 4F と 5F が展望デッキになっており、関空は事実上ここからしか撮影できません。昨年くらいまでは第 2 ターミナルの近くに丘があり、ここから B 滑走路に降りてくる機体を間近で撮影できたのですが、第 3 ターミナル建設のためになくなりました。
現状は展望ホール一択です。
ちなみにこの地図の展望ホールと各ターミナルはすべて無料バスで移動します。歩きは無理です。構造的に歩けるのか疑問ですし、そもそもそんな距離ではありません。自家用車で来ていれば車で移動が可能ですが、スパゲティのような入り組んだ道路なので一発で目的の場所までいけるか自信はないです。バスが無料なので利用するのが一番ですね。
写真集
ということで主だった写真をご紹介です。ところどころリアルタイムに関空で更新した記事と写真が重複しますがご容赦ください。
ルフトハンザの 747
どこにいっても見ることができるドイツの名門ルフトハンザ。ここのジャンボが来てます関空にも。
今回の関空での撮影はとにかく天気に恵まれました。暑くて日に焼けたほどです。スカッと晴れた空にジャンボが離陸する姿は本当に雄大です。
日本の航空会社が手放してしまい、さらに海外の航空会社も多くが退役させていく機体ですが、ルフトハンザはこの 747-400 も含め最新の 747-8 も飛ばしていますので末長く運航してほしいものですね。
KLM オランダ航空の 787-9
今回の関空遠征で一番の目的だったのが KLM オランダ航空が就航させている 787-9 の撮影です。一番の目的と言いつつもホテルをゆっくり出てのんびりしていて着陸は見れずに出発もギリギリ間に合った感じですが。
駐機しているところは展望ホールからは見えない場所だったため、出発して滑走路に向かうところからが見れました。目の覚めるようなブルー。
数ある航空会社の機体デザインの中でも 787 とうまくマッチするデザインだと思います。ちなみにこの写真は初日の 4/30 に撮影したもの。翌日の 5/1 は午後から撮影したのでこれは見送り、最終日の 5/2 にもう一度撮影しました。定期便なので午前の 10:25 に出発です。
5/2 の方に撮影したものの方が少し明るく撮れますね。天気はどちらも晴天でしたが微妙に撮影結果が異なるあたりは腕の問題かもしれません。
ジェットスター・アジアの特別塗装機
お次は福岡にも来ていたジェットスターの中でジャパンではなくジェットスター・アジアの機体です。基本のデザインはみんな一緒なのですが、アジアの機体はシンガポール建国 50 周年を記念した塗装になっています。
Boeing 757
このブログでちょくちょく機体の型番を書きますが、Boeing の機体は 747, 767, 777, 787 というのがほとんどですね。お気付きの方もいらっしゃったかもしれませんが、757 というのがないんです。実際は 757 もあるのですが日本の航空会社では持っていないのであまり話題になりません。日本に飛来する機体も少なく、お目にかかれることもあまりないのですが、成田とか関空に行くとデルタ航空が運航する 757 を見ることができます。
うーん。まあ先輩の 747 があまりにも偉大過ぎますし、後輩の 767, 777, 787 がどれも名作ぞろいであまり脚光を浴びなかった機体ですね。少なくとも日本では。ドラクエとか FF でも途中でひとつくらいあまりパッとしないのがありますが、あんな感じだと思います。
エアインディアの 787
787 を見れば必ず写真を掲載します。それだけが楽しみです。インドの航空会社エアインディア。ここは割と早く 2 年くらい前にはもう関空へ 787 を就航させていました。
同じ機体でも航空会社によってデザインが異なるため印象はかなり変わりますね。インドっぽい?デザインです。
エアレジャー A340-200
初日 4/30 の最大の目玉。すでにご紹介した A340-200 です。
24L からの着陸
非常に珍しくなってしまった 24L の着陸です。今回の遠征中では 2 便だけ見ることができました。
関空の人工島へ来る連絡橋を越える形で着陸してくるアングルが関空らしさを醸し出しています。
ユナイテッド航空の 787
アメリカのユナイテッド航空の運航する 787 です。
ここの 787 は羽田空港にも来ますが、羽田だと夜なので明るいうちに撮影ができる関空は貴重ですね。
エアアジアの派手なヤツ
2 日目の 5/1 に撮影したのですが、エアアジア X の派手な機体が登場しました。
遠く B 滑走路に着陸する機体を撮影しました。約 1 時間ほどした後に出発しました。
とにかくものすごいデザイン。マレーシアをイメージしたものですね。
JAL 787
さて、お待ちかね。我らが日本航空の 787 です。関空からアメリカのロサンゼルスへ行く便です。
シンプルなデザインに鶴丸のロゴ。これこそが日本のナショナル・フラッグ・キャリアですね。
シンガポールの LCC スクートの 787
はい。LCC でありながら 787-8 も 787-9 も持っているもはや LCC と言えるのかわからない航空会社スクートの 787 が撮影できました。JAL に比べると激しく黄色いですね。これほど派手に色をつけている 787 も珍しいです。
くまモン?クマ?
最終日 5/2 に撮影した中で初めて撮影したのが v air の機体です。
まとめ
以上、普段見られない機体を中心にご紹介しました。まだまだたくさんの写真が未公開状態なので連休明け以降、ネタが尽きることはないと思います。5/5 は羽田に撮影に行く予定なのでまた写真が増えそうです。