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No Promises Await at Journey's End

ついに正式サービス開始の「駅ナカ×シェアオフィス」ご利用案内

以前より何度か記事にしているJR東日本が提供する「駅ナカ×シェアオフィス」ですが、7/24をもって長きに渡る実証実験が終わります。そして、8/1から正式サービスが開始されます。

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実証実験は、

  • 東京駅
  • 新宿駅
  • 品川駅

の3カ所で行われてきましたが、これらの駅で実験が終わった後に立川駅で始まりました。これが最後の実証実験です。

昨日(7/20)、雪が降った時だけ全国区で放送されるJR八王子駅から電車で3駅の立川駅まで行って最後の実証実験に参加してきました。

www.stationwork.jp

彷徨い続けて

立川駅は年に数回行くくらいの利用頻度です。自発的に行ったのは今回が初めてかもしれません。そんな頻度なので記憶も怪しいですし、どんどん新しい店ができて、無くなって、またできて、行くたびに迷います。

これまでの駅ナカ×シェアオフィスは改札の中にありましたが、立川のは改札の外です。

駅ソト×シェアオフィスです!

まあ、駅ナカにあろうと駅ソトにあろうと場所はよくわからなかったので改札口のインフォメーションにいる駅員さんに聞いて、みどりの窓口で聞いて、スタバのお姉さんに聞いて、ドラクエみたいに町の人に話を聞きながらたどり着きました。

わからないはずです。タリーズコーヒーの店内というか店に隣接する形で奥まったところに「箱」が置いてあるんですもの。ドラクエで視点を回転させて階段の裏側に置いてある宝箱を見つけた時のような感覚です。

新しい「箱」は2人用

立川にできた駅ナカ×シェアオフィスは新しい試みもされています。なんと2人用の「箱」もできてるのです。

2人用が2箱あります。向かい合って話ができる模様です。おっさん同士では入りたくありませんね。かなり密室度が高いので親愛なる方とご一緒するのが良いと思います。

私は一人用

私の人生のテーマはsoloなので、一人用を予約してあります。スマホで会員ページでQRコードを表示させておき、箱の扉のところにあるパネルを操作してQRコードをかざすと開錠されます。

一人用はこれまでの都内で行われていた実証実験に使われていたものと同じです。中はテーブルと椅子があるだけです。椅子と言ってもファミレスの4人席のような座るところです。

中でできること

基本的に飲み物はOKです。あと私は使ってませんがWiFiも使えます。ディスプレイが壁に設置されているのでHDMIなど使えばパソコンの外部ディスプレイとして利用できます。

また、コンセントやUSBの口も壁から出ているので、充電などもOKです。

予約時間

実証実験ではこれまで東京駅、新宿駅、品川駅の時は最大30分でした。少し物足りなかったのですが、今回の立川駅の段階では1時間まで予約できます。同時に2つの予約までできるのもこれまで通りです。

午前中に1時間、昼に1時間、午後に1時間の合計3時間利用してきました。これだけ使えるとだいぶがっつり作業できます。

今回やったこと

パソコンは持ち込まずにノートに書き物作業。セールスライティングの認定コースの1ヶ月目の2週分の講座を聞き終わって今月の課題が示されているので、それに取り組みました。

ワープロ作業がありますが基本的には商品のリサーチがメインなので、駅ナカ×シェアオフィスの「箱」の中でスマホで課題の商品について調べ物をして課題の内容をリサーチしていく感じです。

集中した3時間なので課題の一番時間のかかる部分は終わりました。あとは家に帰ってから1時間弱で終わります。情報の整理ができたらワープロでまとめてPDFにして提出するだけです。

正式サービスについて

最初に書いた通り、正式サービスの開始は8/1からです。実証実験で使用した会員登録は引き継ぎできる模様です。今度はクレジットカード登録をして利用料金が引き落とされる形だと思います。

詳細は最初にリンクを貼った公式サイトのプレスリリースに書かれています。

利用料金

気になる料金です。

  • キャンペーン期間中
    • 15分150円
  • 通常
    • 15分250円

です。キャンペーンは「当面」と書かれています。1時間使うと600円です。通常になると1時間1,000円となります。

完全個室で機密性も高く電源やWiFiが使えて主要な駅にあることを考えると割と妥当な値段かな、という気がします。確実に質の高い時間を確保できます。

個人的には場所の確保は休日や仕事帰りの時には最重要課題なので事前に予約して100%使える場所が確保できるのは非常に助かります。もう少し高めにしてあまり利用者がいない方が予約が取りやすくなると思いますが、事業として終わってしまうと困るのでこの辺が妥当な着地点のように思います。

新型の「箱」

これもプレスリリースにありますが、正式サービスからは新型のSTATION WORKの箱が使われるようです。ドアやデスクや椅子が少し変わるようです。

立川駅の実証実験までは旧型の箱です。これいらなくなったやつもらえないかなぁ。格安で30万くらいで販売してくれないかしら。自前の小型冷房でも置けば自宅のバルコニーとかに置いて使えそうなんですが。

場所

品川が外れて池袋になりました。会社帰りに通る駅なので品川には期待していたのですが、新宿があるので平日は新宿を利用する感じかと思います。

まとめ

正式サービスが開始されたらすぐに行ってみるつもりです。新型の「箱」も非常に興味あるので8月に入ったら早めに利用レポートが書けるようにします。