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No Promises Await at Journey's End

春のいちご狩り(5)

人気急上昇中の連載「春のいちご狩り」シリーズも終盤に入りました。まだ本命のいちご狩りが出てきませんけどね。ガンダムの映画「シャアの逆襲」でもアムロのνガンダムが出てきたのは映画の最後の方でしたし、00ガンダムの映画でもダブルオークアンタが出たのは終わりの方です。

ヒーローは遅れて登場するッ!

という演出です。最初からヒーローが活躍する物語はやはり演出不足だと思います。

なんの話をしてるんだ?

箱根峠とホヌ

いちご狩りと最後に行く明太子のテーマパークは静岡県伊豆市にあります。そのためバスは一路伊豆方面へ。小田原にいましたので箱根峠を越えて進みました。この日はあいにくの天候ということもあり、箱根峠は霧で真っ白でした。

そして箱根峠を進んでいる時にちょうど成田空港にホヌことANAの受領したA380が到着。多くの人が撮影する中、私はflightradar24で確認するのみ。

伊豆フルーツパーク

1時間程度は走ったのでバスの中ではほとんど寝ていました。最初に「伊豆フルーツパーク」というところに到着しました。

goo.gl

ここは少し大きめなパーキングエリアのようなところですが、いちご狩りの受付などもしているところで、ここで申し込んで近くのビニールハウスのようなところへ行っていちご狩りをすることができます。今回はツアーでの参加なので勝手に連れて行ってもらえる感じですが、個人で来たときはここで申し込みができます。

本命・いちご狩り

そして、この旅で最大のイベントともいうべきいちご狩りに入ります。フルーツパークでトイレ休憩と買い物などをした後にバスで10分ほどでいちご狩りの現場に到着とのことでした。

バスは迷走する

しかし、迷いました。私ではありませんよ。バスがッ!バスの運転手さんがッ!間違えたんですッ!前の方に座っていたので添乗員さんとの会話が聞こえてきました。

「あ〜なんか通り過ぎたみたいですね〜」

は?

何それ。あんたプロじゃないの?事前にルート確認するとか実際に走って確認しておくとかしないの?

初見かよッ!

5〜10分でいちご狩りの場所に到着すると案内があったのに、すでに20分近く走ってますやん。

次第に車内の乗客に広がる不安・不信、皆さんの頭の上に確かに見えましたよ。

の文字が。私の頭の上にもあったと思います。

っていうかバスにナビとか付いてないの?なくてもスマホでGoogle Maps使えば経路案内くらいしてくれるやん。

そして添乗員さんの説明責任。

「あの〜、私どももかなりわかりにくい地図を渡されまして運転手さんが通り過ぎてしまったとのことです。迷ったら来た道を引き返せ、と申しますのでフルーツパークのあたりまで戻ってみます」

だからわかりやすい地図がオマエの手に持ってるスマホにあんだろッ!

目的地だけわかれば行けるでしょうに・・・。

( ;∀;)

このままいくとホヌが見れなかったばかりか肝心要のいちごにすら有り付けないまま終わらないか不安になってきます。せめていちごはたらふく食べたい。

Delay

結局、フルーツパークのあたりまで戻って当初進んだ方向とは全く違う方向に向かって目的地にたどり着きました。

ホントにこんなことってあるんですかね。

まあ、あったんですけど。観光バスで道間違えるとかあり得ないでしょ。

てへぺろ。

goo.gl

ということで、約30分遅れで会場に到着。雨もかなり降っていました。ビニールハウスの中は大丈夫ですが、バスから徒歩で移動する際には傘を使いました。

練乳はおかわり自由

ビニールハウスの中は広く、当然雨が降っていても問題ありません。練乳とヘタを入れる容器が配布されます。

練乳はおかわり自由です。糖分の取りすぎが気になりますが、この場に来てそれを気にすることになんの意味もありません。

ただ無心に食べるのみ。

事前に説明があります。

  • 全体的に赤いものが最も美味しい。
  • ヘタは反っているものが美味しい。
  • 膨らんでる部分をつまんで、手首のスナップを効かせて手前にクイっとひねると簡単に取れる。
  • ヘタを取ってヘタの側から食べると最後に先端の甘い部分にあたるので美味しい。

目標を肉眼で確認ッ!

いただきマス。

写真だとわかりづらいのですが、いちごがなっているのは二段構成になっています。下の部分はしゃがまないと取れないのであまり人が取っておらず、食べごろで美味しいいちごがたくさんありました。

やはりスーパーとかで買うものより遥かに美味しい。練乳無くても全然イケます!

ホヌを見に行かずにいちご狩り来てよかった!

ここで重要な点がひとつ。到着が遅れましたが、出発の時間は変わらず。つまりいちご狩りの時間が減ったわけですが、バスの中ではなんとなく空気が「えっ?マジで?遅れたのはオマエらの失態だろ。メインイベントの時間はちゃんと確保しろよ」という雰囲気だったにもかかわらず、いざイチゴを食べ始めたら誰も文句を言わず。

美味しいイチゴを食べてすっかり毒を抜かれた模様です。

いちご狩り編集後記

時間が来てバスに戻る途中、前を歩いていたマダム(50〜55歳くらいのお話好きの女性陣)が2〜3人の会話が聞こえてきました。

マダムA「思ったほど食べられなかったわねぇ〜」
マダムB「そおねぇ〜30個くらいかしらねぇ〜」
マダムC「50個くらいは食べられるかと思ったけど〜」

いやいやスーパーのいちごは粒のサイズにもよるけど、標準的なサイズなら15個くらいはあるんよ。アンタすでに一人で2パックくらい食ってるんやで。

マダムの勢いはさすがです。私はお腹いっぱいにはなりましたが、1パック分くらい食べたか食べないかくらいです。さすがにそんないっぱいは食べられないでしょ。

次回は最終回。

最後の目的地。明太子です。