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No Promises Await at Journey's End

旅の写真(2) by Lightroom

3/21(水)の雨の成田空港。第1ターミナルの展望デッキからB滑走路へ着陸するフィンエアの機体を遠撮*1

通常、B滑走路へ着陸する機体を撮影するのは第2ターミナルから狙うのが成田でのセオリーだ。しかし、今回のように第1ターミナルの展望デッキで撮影をしている時に予想と期待に反してB滑走路へ降りてしまう*2場合は、仕方なしに第1ターミナルの展望デッキから撮るしかない。

フィンランドのフィンエアはA350を成田空港へ飛ばしている。いつだったか関西国際空港でも見かけた気がするが、今は成田だけのようだ。おまけにこの機体は「one world」と描かれている。ファンの間で好まれている「ワンワ」というやつである。

世界には3つの「アライアンス」がある。航空会社同士が集まって巨大なグループを作るEUのような共同体だ。

JALが加盟するワンワールド、ANAが加盟するスターアライアンス、そして日本のエアラインは加盟がないスカイチーム。それぞれがアライアンスの名前を大きく描いた特別塗装機を用意しているが、ワンワールドだけは各航空会社のデザインの中にアライアンスの名前を組み込む形のものである。

フィンエアはワンワールドに加盟している。その機体がこれである。雨、遠撮と悪条件が重なったが、高い露出設定によるノイズを軽減することができたのは今回新しく導入したLightroomによるものだろう。ノイズ軽減のパラメータは非常に効果的*3なものである。

思った以上にクオリティの高い写真に仕上がったが、撮影した時はやはり晴れの日に撮りたいと感じた。奇しくもこの日から2日後の3/23に関西国際空港から成田空港へ帰ってきた日に再び目にすることができたのである。今度は晴れ。絶好の撮影日和の日に再び出会うことができた「縁」というものに感謝したい。

*1:勝手に作った造語。遠くを撮影する、の意味。一応、「えんさつ」と読むつもり。夜撮を「よさつ」と読むのか「やさつ」と読むのか悩ましいところだが、それと似たようなものである。

*2:成田も羽田と同じでどこの滑走路に降りるか、滑走路運用から研究しなければならないのである。成田については語れるほど知識がないので深くは掘り下げない。

*3:これほど効果が出るのであれば、過去に撮影した写真も再度現像してみたいところである。