Narrateur de Jeu

Peace cannot be kept by force. It can only be achieved by understanding.

年末年始の大捕物(1)【年末編】

あけましておめでとうございます。

年末年始で羽田に「撮り納め」と「初撮り」に行ってきましたので、3回に分けてご紹介します。

まずは「年末編」です。

意外な珍客

2017年12月30日(土)に行きました。後で出てきますが、この日は撮りたいものがあったのでそれだけを狙いに行ったわけですが、羽田空港に到着したら普段見かけない機体がいました。

タイガーエア。元々はシンガポールの格安航空会社でしたが、昨年同じくシンガポールの格安航空会社であるスクートと統合したようですね。よく見ると「台湾」の文字があるのでタイガーエア台湾の機体のようです。こちらはチャイナエアラインの傘下のようで、本家のタイガーエアがスクートと統合してもまだ残っているようです。複雑。

羽田には深夜に離発着があるはずです。昼間いることはないので、なんらかのトラブルがあって夜の間に出発できなかったのだと思います。

1500機目の747-8

そして昼過ぎにはおなじみのルフトハンザのジャンボがやってきます。様々なスペマ(スペシャル・マーキング)の機体を日本に飛ばしてくれる嬉しい航空会社ですが、この日は一見すると普通の機体でした。

ところがお尻の方をよーく見ると1500の文字があります。

この機体はボーイングが747型機を通算で1500機目としてルフトハンザに納めたのを記念して施された塗装です。747は様々な型式がありますが、最新型のこの機体は747-8です。

かつて日本航空や全日空が運航していた747は747-400というものでした。一番人気の型でしたが、時代の変化とともに777や787といった超長距離でも燃費が良い機体が生まれて使われなくなっていきました。

そんな多くの747が1500機に到達したことを記念する機体です。実は過去にこれは何度も見てます。それほど珍しい機体ではないかもしれません。

C-3PO = たくあん?

そして不意に着陸してきたのがANAのスターウォーズ塗装シリーズの1機であるC-3POです。

これ最近航空ファンの間では「たくあん」とか呼ばれています。787の特別塗装機の「鯖」に続き食べ物シリーズですね。

大本命R2-D2

最後に撮ったのはこの日の大本命、これが羽田に来ていることを知って2017年の撮り納めにしようと決めたR2-D2です。

前日にフランスのパリに向けて出発していた機体が、この日戻ってきました。

実は2016年も撮り納めはこの機体でした。成田へ行ってしまうこともあるので羽田で見れないことも多いのですが、事前にどの路線で使用されているか日々追いかけて自分が羽田へ行ける日に来るのを見計らって撮影しました。

やはり現時点ではこの機体がいちばんのお気に入りですね。次回の記事でご紹介する新年の初撮りでは残念ながら成田へ行ってしまった時期のためR2-D2を2018年の最初には撮れませんでしたが、また羽田へも何度も来ると思うので2018年も引き続き狙って行きたい機体です。

次回は「初撮り」編です。