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No Promises Await at Journey's End

【Steam】幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE- 体験版クリアレビュー

序。

PS5の軽量化されたモデルが発表されましたね。ストレージ容量は増えているようですが、基本性能は変更なしということです。

据え置きのゲーム機で軽量化されたメリットはあまりないように思いますが、とりあえずまだPS5をお持ちでない方は買っておくと良いと思います。

おすすめはなんと言ってもFF16です。現時点ではPS5のみです。これをやって、その後に来年発売予定のFF7リバースのTwin Packを予約してリメイクの方を始めておけば2/29のリバース発売までにPS5専売のタイトルのうち最強クラスのものをカバーできると思います。

今回紹介する作品もPS5版が出ますので、そちらも途中で楽しめるかと思います。

ヨハネ

『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』は静岡県沼津市が舞台の「ラブライブ!サンシャイン!」のスピンオフ作品である「幻日のヨハネ」をゲーム化した作品です。

当初はチョロいゲーム化なのかと思われましたが、2D横スクロールのアクションで、開発がロックマンやガンヴォルトシリーズなどのインティ・クリエイツが行うと言うことで話題となりました。

インティ・クリエイツの2D横スクロールのアクションゲームには定評があり、ここが作るならガチのゲームだろうと言うことで11月の発売が楽しみでした。

体験会とかもあったようですが、なかなか行けないイベントでもあるので悶々としていましたが、今回Steam版に1週間限定で体験版が配信されるとのことで、配信日の10月10日に早速プレイしてみました。

環境

無論、ROG ALLYです。外部モニタ出力と端末での直接プレイの両方をやってみましたが、どちらも問題なしです。容量も10GBほどでスペックもそれほど高いものは求められていないようです。

GOOD

安定の横スクロールアクション

最初に書いた通り、さすがは2D横スクロールアクションに定評のあるインティ・クリエイツの作品です。私の環境でも120fpsが出てヌルヌル動きました。

操作性なども特に問題なく2Dのマップをとことん探索して敵を倒したり、飛んだり跳ねたりしながら進むことができます。

また、セーブ&回復ポイントも割と多めに用意されており、セーブ&回復ポイント間や拠点との間はいつでも行き来できます。いつでもどのエリアからでもこれらの地点には戻れるので、進んでいてHPなど減ってきたら戻るのもありです。

攻撃は仲間(最初はライラプスという犬?狼?だけで、ボスを倒すとAqoursの仲間が順次開放)を呼び出しての攻撃の他、素材から生成した武器を使っての攻撃があります。ライラプスの呼び出し以外はDPというゲージを消費しての攻撃です。

とにかくプレイしやすくなっており、おそらくはゲーム寄りではないラブライバーなども取り込むための作りになっているのかな、と言う印象です。

武器が豊富

敵を倒した時や宝箱などから素材をたくさん入手できます。これらは探索中にどこでも「創造」で武器や防具を作り出すことができます。

体験版だからと言うことはなさそうですが、これがどんどんできるので少しのプレイでも数種類の武器が作れました。武器や仲間を呼び出しての攻撃にはDPというゲージを消費して攻撃するのですが、武器によってこのDPの消費量が異なったり、連続して発動できたり使い勝手が変わるので状況に応じて武器の使い分けもしていくと効率よく攻略できそうでした。

美麗な立ち絵

(幻日のヨハネの)アニメの方は、録画だけしてまだ見れていないのでストーリーなどはよく知らないのですが、美麗な立ち絵でのイベントシーンが随所に盛り込まれてます。

プレイ時のキャラはドット絵ですが、立ち絵は綺麗なアニメ調のものなのでストーリー的なものは問題なく理解できるかと思います。

BAD

ガードがない

何度も書いてる通り、開発が名高いインティなのでゲームそのものは結構ガチなアクションです。

いわゆる死にゲーというような高難易度ではありませんが、ボス戦も1回か2回くらいはやられて動きを理解して倒していく、というくらいの難しさはあると感じました。

その他、ステージの各所に配置されている雑魚敵もまあまあ痛い攻撃してきたりもするので、攻撃は基本回避しないといけないのですが、ガードがあると嬉しいです。

なんとなく敵の撃つ弾はこちらの攻撃で打ち消せるものもあるようではあります。

ドット絵が荒く見える

外部ディスプレイに出力してやるとやはりドット絵は荒く見えます。まあ、この手の横スクロールアクションはこんな感じなので本作が特段どうの、ということはありませんが、近年のフォトリアルなまでのグラフィックに慣れてしまうと少し古臭い感じは否めないかと思います。

武器の切り替えなど

どんどん武器が作れて増えてきます。これを切り替えて戦うことができるのですが、体験版では武器の切り替えはメニューを開いて装備画面から違う武器に装備し直す必要があります。

戦闘中でもできるのでボス戦などいろいろ試してみることもできますが、いちいちメニュー開くのは面倒です。仲間の切り替えはなぜかRBとLBの両方に割り当てられているので、どっちかを武器の切り替えにして欲しいです。

同じようにアイテム使用も十字キーの上とか下とかで使えると便利です。これもメニューからの使用になりますので。

総評

BADにあれこれ書きましたが、正直なところ気にならないレベルです。GOODとBADをどちらも3つくらいは挙げてレビューした方が公平性があるかな、ということで書いてるだけなので。

序盤の3ステージで2ボスのみ、開放した仲間は1人だけですが、Aqoursは9名いるのでまだまだ先はありそうですね。そこそこのボリュームにはなりそうです。

ガンヴォルトはステージを飛び回り跳ね回る派手なアクションとかで爽快感のある攻撃などあった反面、操作方法など覚えるのが少し自分には難しかったのですが、幻日のヨハネは割とシンプルで安心して遊べる作品という印象です。

おそらくPS5版をやろうかと思ってるのですが、ROG ALLYでやるのも快適だったので両方買ってしまうかもしれません。来月の発売が楽しみです。