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No Promises Await at Journey's End

MG キュリオスの製作(1)

緊急事態宣言が解除されたとは言っても、まだ安心はできません。行動を自粛したことで感染者を減らしたというだけで、病気そのものは何一つ問題は解決していません。人の動きが増えれば当然感染のリスクはあります。新たな生活様式とは言っても用心するに越したことはありません。

最近は自宅から横田基地の離発着を撮影できることがわかってきたので、羽田ベースから横田ベースに変更して当面は自宅からの撮影にシフトしていく「新しい撮影様式」を考えてみようかと思います。

撮影しようと思えばバルコニーへ出るだけで撮影できるので、余った時間は他の趣味に使用できます。少しずつプラモデルの制作もしているので、新しいキットを買ってみようと 5/30(土) に八王子のビックカメラへ行ってみました。

MG キュリオスのキットが新発売

最近はプラモデルのキットを新しく買うことはほとんどなかったので、新作の情報なども全くリサーチしていませんでした。たまたま偶然に 5/30 にビックカメラへいったら 5/30 発売の新作が売っていた、という次第です。それが MG キュリオスです。

キュリオスとは?

キュリオスは機動戦士ガンダム 00 の 1st シーズンで活躍した機体です。主人公の刹那・F・セイエイが属するソレスタル・ビーイングの運用する 4 機のガンダムのうちの 1 機です。Z ガンダムのように飛行形態への変形ができる可変の機体なのです。パイロットはアレルヤ・ハプティズム。この人は二重人格で、普段は温厚な性格のキャラですが、ピンチになったりするともう一人の人格であるハレルヤに変わって一気に凶暴で残酷な性格に変わり、遠慮なく敵をなぎ倒します。

初の MG 化

これまで HG ではキット化されていましたが、放送後 13 年を経て MG 化されました。これでエクシア、デュナメス、キュリオスが MG 化しました。あとはヴァーチェのみですね。こちらは大きめのサイズの機体であり、内部にナドレという別の機体を格納しているので MG 化されると凄いことになりそうですが・・・。

00 は 1st シーズン、2nd シーズン、劇場版と 3 段階で物語が進むため、その都度ソレスタル・ビーイングの 4 機が新しくなります。アレルヤの機体もキュリオス→アリオス→ハルートと進化しますが、個人的にはキュリオスが一番かっこいい気がします。特に 1st シーズンの最終決戦では右手・右足が破壊された半壊状態でトランザムを発動して右手・右足のところから GN 粒子が噴出したシーンでは視聴者のほぼ全員が「生えてくる!」と思ったに違いないほど熱いシーンを見せてくれた機体です(実際は生えませんけど)。

制作開始

というわけで製作を開始します。いつもは素組派なのでササっと組み上げるだけですが、今回は特に急ぐ案件でもない(急ぐ案件だったこともないですが)ので、きちんとゲート処理をしながら進めたいとおもます。いつもはニッパーでパートを切り出して、ゲートの跡が残っていても気にせず組んでいました。いい加減、その辺も気になり出したので今回は綺麗にゲート処理をして組むことを目標にしたいと思います。

あらためて。外箱。

ガンプラのパッケージの外箱は毎回かっこいいです。このパッケージもいいですね。このキュリオスが大きく展開しているハサミのようなものは GN シールドという盾がクローのように展開した状態です。敵を挟みつつ、真ん中からニードルという実体剣が突き出して敵を倒します。これがキュリオス の大きな特徴です。

バックにはヴァーチェが描かれていますね。一直線に伸びた太いビーム攻撃が目立ちます。このヴァーチェの MG 化も期待されるところですが、今回はキュリオスに専念します。

ランナー、パーツの確認

そして箱を開ければキットが登場。


さすがに MG です。パーツの量は HG などとは桁違いです。製作意欲が湧いてくるキットです。私の場合は全部ビニール袋から取り出して大きめのランナーと小さめのランナーを外箱の上下の箱に寄り分けておきます。組むときにパーツを探しやすくするためです。

あとはステッカーとデカール、説明書とチラシが入っていました。

ゲート処理用の道具類

工具

ニッパーとか金属ヤスリとかピンセットとかセットになったものを使用しています。

一通りそろえておこうと買いに行ったらセットものが売っていたのでチョイスしました。使い難くも使いやすくもなく、一般的なプラモデル製作用の工具類です。これを買っておけば失敗はないと思います。

スミ入れ用のペン

次に紹介する紙ヤスリを買いに行ったときに見つけてきたスミ入れ用のペンです。

あまりスミ入れはうまく行った試しがないのですが、今回は一通り制作したら少しやってみようかと買っておきました。100 円ちょっとです。

紙ヤスリ

そして今回のキュリオス制作で重要なテーマとして掲げているゲート処理に欠かせないのが紙ヤスリです。金属のヤスリと併用する形になると思いますが、目の荒さで 3 種類購入しました。

目の荒い方から #400, #600, #1000 です。#800 というヤスリもあったのですが、まあ深く考えずに #1000 を選びました。これまでほとんど紙ヤスリは使ったことがないので試行錯誤です。まずはこれを買ってみた、というところです。一枚の広い紙ヤスリだと使用するときに切ったりしないといけないので、カット済みのものを選択しました。これなら使うときに 1 枚取り出してすぐ使えます。50 枚入りなので結構使えると思います。値段も 300 円弱なのでコスパもよいです。


実際に使うときは取り出すわけですが、ヤスリの裏を見れば区別がつきます。表面を見てもよくわかりませんね。実際に触ってみるとザラザラ感で区別できるかもしれません。とりあえず裏の番号で区別します。感覚的には金属ヤスリでゲートの残りを処理して、その後 #400 → #600 → #1000 と目の荒い方から表面を磨いていく感じです。ひとつひとつのパーツを丁寧に処理しながら進めるので、従来の素組みに比べると格段に時間を要します。今回は完成を急がずに丁寧な下処理をちゃんとやって組み上げていこうと思います。

神は細部に宿る

胴体部分まで完成

他のこともやったりしているので、週末の休みでも 1 日に 2 時間弱しか作業していませんが、現時点で胴体部分が完成しています。

近くでマジマジと見れば紙ヤスリで擦った後はわかるのですが、こんな感じで遠目に見れば目立たない感じです。擦ったら塗装までしてしまうのが一番いいのですが、そこまではやるつもりがないので今回はなるべく目立たないようにゲート処理を行って、そのあとは普通に素組みしていきます。

胴体の後ろによくわからないキュリオス特有のコックピットの先端のような部分をつけてます。あとは見えませんが、胴体の内部に GN ドライヴを埋め込んでいる感じです。最初の制作はここまで。次は頭部の作成です。少し完成まで時間がかかると思いますが、時間をかけて制作していこうと思います。