blog.tmp.tokyo

No Promises Await at Journey's End

GoCoEditでいつでもどこでも爆速プログラミング!

iPhoneやiPadで使えるアプリの中でも、メモアプリには特に高い関心のある私ですが、もう一つ興味深いのがエディタアプリです。プログラムを書く商売をしているとエディタにはこだわります。

最近使い始めたのがGoCoEditというアプリです。

GoCoEdit - Code & Text Editor

GoCoEdit - Code & Text Editor

  • Christoph Gogolin
  • 仕事効率化
  • ¥1,080

Python言語をiPhoneの中でコーディングして実行するPythonista3も割と使いやすいエディタ機能がありますが、このGoCoEditはそれを上回ります。

最大の特徴は、行が右端で折り返さないことです。これまで使っていたエディタは画面の右端で行が折り返されてしまいます。普通の文章なら良いのですが、プログラムは行の先頭(左端)を空白スペースを入れてインデントを揃えます。意味のある階層ごとに開始位置を変えますので、右端で折り返された行が左に来てしまうと非常に見にくいプログラムになってしまいます。

見にくいプログラムというのはそれだけでバグの温床となりますので、プログラムは常に見やすくわかりやすく書くことが大切です。

しかし、GoCoEditは折り返しません。指で画面を右や左にスワイプする事でスーッと滑るかのように画面が移動して小気味よくプログラムを見渡すことができます。もちろん上や下にも移動しますし、ナナメなどにも動きます。

こんな簡単な事で画面の小さなiPhoneでも読み書きしやすいプログラムを書けるのか。

まさに目から鱗。です。そのほか、プログラムでよく使用する記号などを簡易的に入力できる仕組みも用意されていますが、これは多くのエディタであります。ただ、私の場合はiOS標準のキーボードで入力することに慣れているので、手数が多くなっても自分が慣れている入力方法の方が早いですね。

有料で執筆時点では1,000円超の価格ですが全然安いと思います。プログラムの見た目も綺麗でわかりやすいですし、エディタにこだわりのある方が作られたと思います。これだとiPhoneの縦表示でも快適にプログラムが書けるようになるので、正直なところiPadが不要になるくらいの破壊力があるわけですが、iPadにはiPadの良さもあるので引き続きiPadも使いながらプログラムを書きたいと思います。