プログラムを勉強する時に最初にやる例題として有名なものに「Hello, World!」という文字を画面に表示させるプログラムがあります。
私が得意とするJava言語では以下のように書きます。
public class Main { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello, World!"); } }
最近再開したDeep Learningでよく使うPythonだともっと簡単です。
print("Hello, World!")
私が2年前まで住んでいた島根県で話題のRubyだとさらに簡単です。
p "Hello, World!"
この歴史、調べてみると結構古くて、K&R本として有名な「プログラミング言語 C」が最初にやったとのこと。
- 作者:B.W. カーニハン,D.M. リッチー
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1989/06/15
- メディア: 単行本
C言語ではこう書きます。
#include <stdio.h> main() { printf("hello, world\n"); }
この「プログラミング言語 C」は入門書としては少し難易度が高いですが、C言語のバイブルともいえる本です。プログラミングをやるなら一度は読みたい本です。私も過去何度も読みました。もうわかってることなのに読めば何か得るものがある、真の名著だと思います。
この本で初めて「Hello, World!」が使われたと言われておりますが、この時は上の例にも書いた通り全部小文字で感嘆符もなかったそうです。
hello, world
これが全ての始まりです。