飛行機を撮影していて楽しいのは様々な航空会社の機体に施されたデザインを目にすることです。シンプルでありながら落ち着いたデザインや見るからに派手な塗装で目を惹く機体など、各航空会社は独自のデザインで世界中の空を飛びます。
私が三度の飯より好きな787も就航から6年が経ち、世界中のエアラインが様々な塗装で飛ばしています。言うまでもなく私は全日空、ANAの787が圧倒的に好きなのですが、この全身が水色に覆われた787もとても好きです。
KLMオランダ航空。KLMというのはオランダ語で「王立航空会社」の意味です。オランダは王国ですね。現在はフランスのエールフランスの傘下でもありますが、名実ともにオランダのナショナル・フラッグ・キャリアです。
写真の通り、前から後ろまで水色に塗装された機体デザインが特徴です。ものすごく綺麗なブルーがステキなエアラインですが、1機面白い機体がいます。
過去に成田空港で撮影したものです。機体は777ですが、先頭だけがオレンジになっていますね。これは、オランダの「キングス・デイ」にちなんでオレンジに塗装した機体です。
最初に紹介した関空で撮影した787ですが、実はこのアングルで撮ったのは初めてです。過去に関空で何度か撮影しているのですが、風向きの関係でいつも展望ホール側に向かって離陸するタイミングにしか出会えていません。
こんな感じです。これはこれで迫力ある離陸を間近で撮れるのでいい構図なのですが、機体をじっくり撮影するには逆向きに離陸して欲しいところなのです。
今回は離陸直前の機体を近くから撮影できました。改めてKLMのデザインが好きになりました。ANAもブルー、KLMもブルーですが全く違う色ですね。奥深く興味深いです。