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No Promises Await at Journey's End

我が夏の物語(11)

本日は関西国際空港がある島に宿泊中です。第 1 ターミナルと続いているエアロプラザという複合商業施設?の中にあるファーストキャビンです。前も書きましたが今年の 3 月末にオープンした出来立てホヤホヤのホテルです。羽田と同じく簡易宿泊施設なので部屋に鍵がかからないなど通常のビジネスホテルなどに比べると設備が劣りますが,その分安いですし気楽に泊まれます。

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19 時にチェックインして 20:30 頃まで仮眠を取ってから活動しようかと思っていたのですが,上記の通り部屋が簡易的なものなので目覚ましの音を鳴らしてはいけません。無音でブルブルするようにしておいたのですが,気づいて止めたのかなる前に止めたのか記憶がありませんが起きたら 23:30 でした。

明後日はまた早朝のフライトなので,フロントでモーニングコールをお願いしておこうと思います。男性エリアと女性エリアが分かれているので,多分男性スタッフだと思いますが,朝起こしに来てくれるようです。

大変遅くなりましたが,そんなわけで日付が変わる頃に食事へ行き,ラウンジで写真の整理やらなんやらを初めてようやく記事を書くに至りました次第です。

伊丹空港の展望デッキ

展望デッキは工事中で邪魔なものも多いですが,かろうじて飛行機は見る事ができます。混雑時は場所取りなどが難しくなりそうです。早朝便で伊丹空港へ到着した後,展望デッキで撮影しました。平日の朝ということもあり展望デッキに人は少なく,いてもスーツ姿(クールビズ版)の方が多かったです。

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天気も良かったので絶好のフライト日和でしたし,撮影日和でした。割と私の遠征は天候に恵まれる事が多いです。どうしても 1 ヶ月前くらいに予定を決めたりするので天気だけは運任せなのですが,雨で撮影などができなかったということはほとんどありません。過去に雨にぶつかった日もありますが全日程で 1 日程度ですので,我ながら晴れ男なんじゃないかと思っています。

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これが本日羽田から搭乗した 787 です。8 番スポットに停まっているので展望デッキからだと頭の部分が隠れます。前記事でも書いた通り,この後は沖縄へ向けて飛んで行きました。これのお見送りをします。

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約 1 時間程度で出発して行きました。恒例の地上スタッフによるお手振り。このシーンが好きです。

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滑走路の端まで移動開始。

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そして離陸。いつ見ても 787 の離陸は美しく,カッコいいです。このバックにあるマンションなどは飛行機の離発着がよく見えるのではないかと昔から思っているのですが,実際はどうなんでしょうか?将来的には伊丹空港の近隣とか関空の近隣とか飛行機の離発着が間近で見える場所に住むのが夢です。

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伊丹空港は羽田空港などと異なり,騒音問題などを昔から抱えていますので 365 日のうちよほど天候が悪い日などを除いてほとんどを展望デッキ左から右へむけて離発着します。優先滑走路運用というのがあり,基本的にこちらに指定されます。年間 10 日ほど逆向きになることがあります。天候が回復するとすぐ元に戻されますが,私はかつて初めて伊丹空港へ行った時にこの「逆向き」だったのです。その時はそんな知識はなかったのですが,少ししてから振り返って写真を見て見たら明らかに逆から離陸する飛行機を撮影していました。

そんなわけで離陸するとすぐに大きく旋回します。逆向きに着陸するときも大きく旋回しながら着陸する「伊丹カーブ」と呼ばれる難易度の高い着陸になるそうですが,離陸の時は高度をあげる途中の機体を狙えます。少しトリミングしている写真ですが,だいたい 400mm の望遠レンズがあればこのくらいに撮れます。

千里川の土手

展望デッキを後にして,千里川へ来ました。

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11 時に飛来する 787 を撮影するために 10 時過ぎに来ましたが,その時点でまだ 787 は羽田をウロウロしているという事態に。遅れていたようです。いくつか着陸が見えますので,撮影する際のポイントや焦点距離の確認など練習しておくことにしました。

この場所は午前中はこの向きが順光,午後は反対側になるのですが昼時が難しいです。ほぼ真上くらいに来るのです。この 737 は割と真っ当に撮れましたが,このあといくつか小型機を撮った時に暗かったので逆がいいかな,と判断して少し移動しました。

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いい感じです。やっぱりこちらからの向きの方が良さそうです。この場所はちょっと離れていたのですが,これでも実際は相当な迫力で着陸が見れます。この場所で撮影するためにいつも愛用の望遠レンズではなく,広角レンズを持って来ていたのでした。この場所だと 10-24mm の超広角レンズが活躍します。人間の視野よりも広い範囲をカバーするレンズだと迫力のある写真が撮れます。

JAL の 767 でだいたい感触をつかんだのでもう少し近寄って撮影することに。そして 11 時を過ぎて 787 が来ました。

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いい感じに撮れました。雲が全くない快晴の時よりもある程度雲があった方がより天気の良さを表現できる気がします。この場所でこのアングルで何度も 787 を撮影していますが,いつも力み過ぎて機体にばかり近寄ってしまい,空や地上を効果的に配置できていなくてイマイチ納得のいかない写真ばかりだったのですが,今回は我ながら大満足。

787 の長い主翼を少しオーバーなくらい長めに撮れるアングルから狙い,飛びかかっているかのような印象を受ける絵になっています。今回の遠征で No.1 とも言える写真になりそうな気がします。すぐに関空へ行ってしまわずに千里川まで来た甲斐がありました。

この日の関空の写真は明日また更新します。