有料のDLCでプレイアブル化する夏侯姫のストーリー編をクリアしました。
張飛の家系
本題に入る前に、今回の話の主役である夏侯姫と張飛について。家族構成はこんな感じです。
- 張飛★
- 妻・夏侯姫★
- 長男・張苞(ちょうほう)★
- 次男・張紹(ちょうしょう)
- 長女・敬哀皇后(けいあいこうごう)★?(星彩)
- 次女・張皇后(ちょうこうごう)★?(星彩)
- 夏侯淵★⇔従兄弟・夏侯惇★⇔従兄弟・曹操★
- 姪・夏侯姫★
- 従兄弟・夏侯覇★
- 姪・夏侯姫★
三国の中で互いに結婚したりもするのでいろいろ複雑なのですが「夏侯」と名のつく人が夏侯惇(かこうとん)、夏侯淵(かこうえん)と2人出てきます。いずれも曹操の従兄弟にあたる人です。この「夏侯淵」の姪が「夏侯姫」です。★がついている人が三國無双8に登場するキャラです。こう見ると次男以外は登場していますが。
張飛の娘は2人いるらしいのですが、いずれも劉備の息子の劉禅の妃になっています。姉の方が先に結婚して、若くしてこの世を去ってしまい、妹の方が結婚したそうです。この姉か妹のどちらかが三國無双で登場する星彩のモデルになっているそうですが、公式ではどちらと明言されてはいないようです。
出会いは突然に
三国志では夏侯姫と張飛の出会いは、夏侯姫が薪拾いをしているところで暴漢に襲われ、張飛に助けられます。13〜14歳の少女だったようですが、30歳以上の張飛が美しい少女に惚れて連れ帰って結婚してしまった、ということのようです。
ゲーム中では、森の中を散歩中の夏侯姫が暴漢に襲われることになります。まあ似たようなものですね。
典型的なクズ。
張飛登場。その辺のチンピラ風情が張飛にかなうはずがありません。
そのまま放って帰るわけにもいかず、張飛は夏侯姫を連れて帰ります。実際はこの程度の「連れ帰り」だったのかもしれませんが、魏からすれば重鎮の縁者を連れていかれたと思い込んでも仕方ありません。
共に戦う
張飛と共に蜀陣営に来た夏侯姫は、張飛の役に少しでもたてば、と健気に戦います。
夏侯姫の武器は娘の星彩と同じ。剣と盾です。テンポよく戦えるので扱いやすく、単なるプレイアブルキャラとしても使いやすいキャラだと思います。
正直、こんな野獣みたいなおっさん(年齢差もかなりありますし)のどこがいいのかよくわかりませんが、三国志の「美女と野獣」ならぬ「美少女と野獣」という感じの二人になりつつあります。
小休止?
ちょっと暑いので水浴び兼ねた休憩?な写真。フォトモードで撮りました。
この写真、実は結構撮るのが難しいです。真・三國無双8では自分でポーズをつけたりすることはできないので、攻撃中のモーションを途中で止めたり、敵に攻撃を食らって吹き飛ばされたところ止めたりする必要があります。
これもちょうど戦闘中にわざと敵に飛ばされて池に落ちたところを撮っているのです。表情を変えてアップにすればこの通り。
一度は魏へ戻るも
張飛に連れられて、魏にいるおじさん夏侯淵のところへ戻ります。
再び蜀へ
魏が大軍を持って蜀や呉と戦おうとしていることを伝えるため、夏侯姫は再び蜀へ向かいます。
長坂の戦い
長坂の戦いで張飛が一人残って敵軍を引き付けていることを知った夏侯姫はじっとしていられずに張飛に加勢するため馬を走らせます。
おじである夏侯淵と戦う張飛の前に立ち、二人の戦いを止めに入ります。
赤壁の戦い
そして三国志最大の見せ場、赤壁の戦いでは戦いに乗じて曹操の元へ。戦いをやめるように進言しますが応じてもらえず、自分は蜀の陣営にとどまることを伝えます。
周瑜と諸葛亮の二人の天才の前に曹操は敗れ去ります。
ENDING
最後は赤壁の戦いで負けた曹操軍の夏侯淵をすんでのところで見逃してくれた張飛に感謝しつつ、これからの人生を張飛と共に歩むことを決心した夏侯姫です。
最初から最後までずっと「張飛様〜」なのでよほど張飛のことが気に入ったのでしょう。DLCで有料配信のストーリーですが、なかなかボリュームもあり良いお話でした。
星彩など加えて親子でのストーリーも見てみたいですが、どう見ても星彩の方が大人っぽいので母親に見えないですね。