少し間が開きましたが、遠征日記の続きです。
遠征初日と2日目で千里川へ行き、満足できる写真が撮れたので最終日(8/20)はもう撮影はせずに空港内でゆっくり過ごすつもりでした。
少しだけ最後にとっておこうかと、展望デッキに行ってみて本当に良かった。
あまり見慣れないところに機体がいたんですね。離陸にせよ着陸にせよ変なところにいるな、と。
14運用ぢゃね?
そうです。滑走路は風向きによって離着陸の方向が変わるのです。ただ、羽田や成田のようにコロコロいつでも変わる空港に対して、伊丹空港は騒音問題などの理由でほとんどが空港南側からの離着陸です。
こんな感じです。この写真は私が先日羽田に帰るときに離陸直後に上空から撮影したものです。右下側が南。千里川とあるのが今回の遠征で撮影した場所です。
1年365日のうち、355日くらいはこちらからと言われています。別に決まりがあるわけじゃないようですがそのくらいの頻度で運用されるようです。
それに対して14運用とは「逆ラン」とも言われてますが、こんな感じです。基本は南側から飛行機はやってきます。大阪城とか森友学園とかがあるあたりを通過してくるわけです。
そのため、14運用の時は空港を右手に見ながら平行に飛び、北側から大きく右に旋回して降下しながら着陸します。この時大きくカーブを描くので「伊丹カーブ」と呼ばれています。パイロット泣かせの非常に高難易度の着陸だそうです。
つまり、通常、ほとんどは伊丹空港の展望デッキからは左から右へ離着陸が見れます。
こんな感じです。これは初日に私が伊丹まで乗って行った787をお見送りした写真。話は脱線しますが、このバックに写ってるマンションに住んでたら毎日家から飛行機見えるんじゃね?と毎回思います。
こんな感じです。14運用の話はまだまだ語りきれない部分が多く、次回に続きます。