遊史編纂

Peace cannot be kept by force. It can only be achieved by understanding.

ヤウダの武人・セキシュウサイ編(2)〜 RS2R #026

序。

少し前にこのゲームはLPの回復が難しいという話をしていました。確かに難しいのですが、よくよく考えたら以前の記事で問題になっていた「魔石の指輪」をうまく使えば回復もできる、ということがわかりました。

魔石の指輪は、

  • 装備したまま宿屋に泊まる
    • 装備している人はLPが回復
    • 装備していない人はLPが-1

という仕様でした。LPを回復したい人に魔石の指輪を装備しておいて、皇帝以外の3人を酒場で使わないキャラに変更しておきます。この状態で宿屋に泊まって回復したいキャラのLPを回復します。

終わったら皇帝に魔石の指輪を装備させて回復させたキャラを別のキャラに変えます。それで宿屋に泊まって皇帝を回復しておきます。

最後に皇帝以外のメンバーを入れ替え、魔石の指輪を外しておけば良い感じです。自分では試していなかったので動画ないかと探してみたらやっている人がいて、そもそも皇帝と回復させたいキャラの2人だけにして宿屋に泊まればいいみたいです。

LP問題に関してはこれで解決しそうなので、いざという時には試してみようかと思います。

皇帝。

ヤウダ編の2回目です。

前回登場したセキシュウサイが仕える主君、アト王が出てきます。

チョントウ城

チョントウ城というお城に皇帝が赴きます。ここにアト王がいます。チョントウというのは発音だけで言えば中国の都市「成都」に近いみたいなんですが、そこまではわかりません。単なる地名の固有名詞と考えておきましょう。

どうやらヤウダ一帯はワグナスと戦っているようです。

無礼なアト王

皇帝が来るとこの態度。見た感じは王様というよりは殿様という感じですね。オラオラ感が出てていかにも「小物界の大物」という感じがします。

現実世界でもそうですが、初対面であろうとなんだろうと面と向かって嫌味というか何かを否定する発言をする人にロクな人はいないと思います。

さすがの皇帝も激怒してその場を後にします。どこもかしこも帝国を手放しで受け入れてくれるとは思いませんが、最初から礼儀も何もなく攻撃的な発言が出てくるあたりはアト王の為人がそういうものなのでしょう。

裸の王様

皇帝を追い返したワシ凄いとでも思っていそうな態度です。実際はワグナスと帝国を両方敵に回しただけなんですけどね。

ワグナスを仕掛けて帝国と争わせよう、と二流の策を思いついて実行しようとするアト王。ヤウダと戦っているワグナスにしてみれば、ヤウダ側と手を結ぶ理由はないですし、七英雄を6体倒している帝国とヤウダを比べればどう考えても帝国の方が脅威なんで正面からぶつかる愚は犯さないでしょう。

忠臣セキシュウサイはアト王に帝国と手を結びワグナスに対抗すべきと進言します。まあ、それが一番ですよね。

しかし、アト王は聞き入れずに皇帝の首を取ってこいとセキシュウサイに詰め寄ります。臣下はまともなのに王がこの体たらくなのは残念すぎる展開です。

臣下たちの密談

アト王の決定に次々と臣下は離反していきます。それもそうです。ワグナスと帝国をぶつけたいなら帝国とは表向き良好な関係を築いておいて、自分たちではワグナスに対抗できないので帝国のお力で〜とけしかける方が得策だと思います。

帝国が乗るかは別問題ですけど。

二君に仕えず

リャンシャンに戻った皇帝はセキシュウサイの屋敷に立ち寄ります。まあ、この人には問題ないわけで。セキシュウサイは皇帝にアト王の真意を告げます。

本意ではないものの帝国と戦わねばならないとセキシュウサイは告げます。皇帝もセキシュウサイの気持ちはよくわかるようですが、あまりにも理不尽な状況です。

皇帝はアト王を見限って自分に仕えないかと誘います。セキシュウサイほどの忠義の武人であれば上に立つものとして喉から手が出るほど欲しい人材だと思います。

しかし、どんな王であれ一度仕えた主君には叛くことなく仕え続けるというのがセキシュウサイの信念のようで、皇帝からの申し出も本当は感謝しているのだと思いますが、あえて自分はアト王の臣下として帝国と戦う道を選びます。

結。

ダメな王様と有能な臣下の組み合わせは大抵がうまくいかないものですが、ここでも例に漏れず悲しい結末を想像せざるを得ない展開になってきました。

ヤウダ編、次回完結です。

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