本記事は以下の「HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』 動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン」に準拠しております。ネタバレについても記載していますので閲覧に際してはご注意ください。
序。
今回からオーブ編が始まります。順番は私自身がやった順番ではなく、一通りやってみてこの順ならいいんじゃないかと思う構成で書いていきます。
この記事のまとまりと順番に関しては結構頭を悩ませて考えたのでぜひお楽しみにしていただければ。
一応、お断りしておくとプレイしたものをつぎはぎしたりしているので、今後の記事はプレイした順ではありませんし、今回の記事などもその時々のプレイ記録の中から関係のあるものだけをまとめている形になります。
なお、本記事も同日複数記事の公開をしていますので以下に前回記事を貼っておきます。こちらもぜひご覧いただけると嬉しいです。
旅。
オーブ編初回はイエローオーブです。これは原作FC版の時からあるイベントでかなり特殊です。始めるのは前提条件はありません。
何もない更地に街を作りたいという老人と出会い、商人を預けて欲しいということで連れてくることになります。そして、他のイベントを進めるに連れて街が発展していく、という流れです。
現実世界ではボストンのあたりに位置する商人の街ですが、1607年にイギリスが今の北アメリカ(今のバージニア州)に建設した植民地ジェームズタウンなどがモデルになっているのではないかと考えられます。
以前のポルトガと黒胡椒の話のように、実際の歴史から物語の着想が得られていると考えられるところも多く、そういった背景を知っているとより深く物語を理解することもできますし、歴史的なことを学ぶことにも繋がります。
Phase 0
FC版などでは分かりにくい場所でしたが、本作ではだいぶ分かりやすい場所になっています。そもそもこの場所がマップにマーキングされるので迷うことはないかと思います。
中にはひっそりとした建物が。屋根だけのように見えますが。
中には老人がいます。この商人の街の西側にスーという村があるのですが、そこの出身のようです。
レベルが低くても良いので商人を連れてきて欲しいと。
この商人の街のイベントはイエローオーブ入手のために必須のイベントなので、必ず本作では商人を一人は作る必要があります。
アリアハンのルイーダの酒場でアサインして連れてくることにします。FC版などではルーラでの移動ができないため、一度は船などで商人を連れていく必要があり、戦闘の時などに苦戦した記憶があります。
今回は難なく商人を連れてくることができます。本人の意向など確認していませんが街づくりをしてもらいます。
商人も骨を埋める覚悟でやってくれるようなので一安心です。
以後、定期的に街が発展すると注意喚起が出てきます。この辺も親切設計になりました。FC版などでは何も音沙汰がなく、時々見にいくと街が発展していた、という感じでしたし。
Phase 1
ここまではすぐです。商人を預けた後に適当に別の街へ行くとすぐに見に行くように言われます。
街の名前も「商人の名前 + バーク」として設定されます。ルーラなどでの移動時もその名前を選ぶことになるので、商人の名前はきちんと考えておくのが良いと思います。
道具屋もできており、商人が店番をしてます。意欲的で今後の発展が期待できます。
Phase 2
次の段階からはオーブ集めと、それに必要なメインストーリーのイベントを進めていくと様子を見に行こうと表示されます。
具体的なイベントは次回以降に書くオーブ編の内容ですので、この商人の街イベントは船を取ったら最初に始めておくと良いと思います。
劇場を作る予定だとか。かなりやる気満々ですね。資金源とかはどうなっているのか気になりますが、その辺は商人なので上手くやっているのでしょう。
Phase 3
この辺りの発展から不穏な空気が流れてきます。
完成した劇場の様子を見にいくと、帰る時に高額な請求をされます。しかし、商人の知り合いだとわかると無料に。
なんかぼったくり的なことをしてないか?気になります。
最初からいた老人です。商人はよくやってくれている、とのことなんですが少しやりすぎて街の人たちからは不満の声が出ている模様です。
自分の館を作って中に豪華なソファを置いて偉そうに座っています。もうこの辺まで来ると今後の展開が読めてくるというか・・・。
上手くいきすぎて少し天狗になっているのか、商人の行く末が気になるところです。紹介した手前、こちらにも責任ありますしね。
Phase 4
事実上の最終段階的なところになります。オーブ集めが進んでくると商人の街で革命が起こります。
街の端の方にある建物に連行されていく商人・・・。街の人たちの不満が爆発したようです。
牢屋に入れられてしまいます。この段階では最後の鍵を入手してるので開けることができるのですが、商人は反省すれば街の人たちもわかってくれると信じて牢屋に残ることを決意します。
館へ行くと老人がいて革命が起きたことを教えてくれます。ここへきたのは牢屋に入れられた商人からソファの裏を調べるように言われていたからです。
イエローオーブ入手です。実はこの街に流れてきたものを高いお金を出して商人が買っておいたものらしいのです。それ自体にも街の人から不満があったようなのですが、商人は商人で勇者の旅の手伝いをしてくれていたんですね。
商人がいなければオーブはそろわなかったと思うので、そういった意味では単純に強い敵を倒したりダンジョンに探索に行くだけではオーブをそろえることはできないということです。
水滸伝のように様々な能力を持っている人材を発掘して活躍の場を作ることで自分にとっても良い結果につながることがある、という典型的な例ですね。
Phase 5
ちなみに全てのオーブを集めた後に再びやってくるとエピローグ的なイベントを見ることができます。
商人が牢屋から出て街の人たちと話をしています。商人の話では自分は街を出るつもりだと。もう自分の役目は果たしたので、あとは街の人たちだけでやっていくことができる、ということなんだと思います。
再び勇者一向の仲間に入れてくれ、と。オーブ集めの大功労者でもあるので断る理由はありません。
ルイーダの酒場で仲間にすることができます。商人の街に関してはこれでおしまいです。
結。
最後に商人が仲間に復帰するのはSFC版からのイベントです。FC版では容量の都合で復帰できなかったようなのですが、今はちゃんと帰ってきてくれます。
細かいエピソードや街のグラフィックなどの向上で商人の街のイベントもかなり分かりやすくなったと思います。
今回の記事では一気に全ての流れを書いていますが、実際のプレイでは他のイベントを進めながら時々様子を見にくるという感じで発展していくため、かなり長いイベントに感じます。
私としてはDQ3の中でも好きなイベントのひとつでもあるので、今回のこのリメイクでより深くエピソードを見ることができたのは嬉しかったです。
他のオーブ探しの片手間で進めることになりますので最初に記事にしました。オーブはあと5つです。今後の記事にもご期待ください。
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