序。
TGSが終わってから1〜2日が経過していますが、まだあの時の興奮が冷めない感じです。優待試遊が当選したため試遊だけが目的でTGSに行ったので他はあまりみる気がなくてかなり待ちの時間を過ごしました。
人も多く、天候は涼し目でしたが汗もかき始まるまでにかなり疲れましたが試遊が始まると疲れもどこかへ吹き飛びました。まだ未発売の新作をイベント会場でいち早くプレイする機会というのは初めての経験でしたので本当に興奮しました。
あっという間の30分でしたが、逆に記憶には鮮明に残ったと思います。人間の記憶は何かの情報と結びつけて覚えると忘れないと良く言われますが、今回のような特別感のある機会で知り得たことはそれに近いものがあるのかもしれません。
ライトボウガン
今回はライトボウガンの使用感を書いていきます。先日の速報記事でも書きましたが、あくまでTGS2024での試遊版における内容となりますので、今後の体験版や製品版では変更になっている可能性もあります。
Lv2通常弾が無限
従来のモンハンではLv1通常弾が無限に撃てたのですが、ワイルズではLv2通常弾が無限に撃てるようになっていました。貫通弾とかも変更あったようですが、この辺は確認する余裕がなかったのでLv2通常弾の弾数無限のみ確認したとしておきます。
サンブレイクやアイスボーンなどではライトボウガンの使う通常弾は基本Lv2となるため、同じであれば通常弾利用においては弾補充なしで狩りができることになります。
おそらくワイルズでは従来のクエスト単位で拠点に戻る仕様からクエスト終了後も続けて狩りをしていくことが可能なスタイルに変更されています。弾補充を頻繁にする必要のあるライトボウガンなどは必然的に拠点やキャンプへの帰還が必要となるため、その辺りを考慮しての措置かと思います。
武器が2つ持てるため、ライトボウガンの2本持ちを考えていますが、ひとつは通常弾メインのライトボウガンにしておけば特に目的を決めずに延々と狩りを続けるような場合に使えそうですね。
速射モード
ワイルズにおけるライトボウガンの最大の変更点です。○ボタンを押すことで速射モードという状態に変更できます。見た目的には速射モードにすると何かのパーツをライトボウガンに装着するようなモーションになるため、ほんの1〜2秒は切り替えに時間を要します。
このモードにするとマシンガンのように弾を撃つことができます。当然、永遠に使い続けることができるわけではなく、専用のゲージが減っていきます。なくなると通常モードへ移行*1してこれまで通り、速射対応の弾が3発ずつ発射される感じです。
試遊ではこの速射モードが楽しくて使えるようになるとすぐに切り替えて使っていましたが、モンスターに傷口が広がってきた時などタイミングを見計らって使うのが本来の使い方のように思います。ゲージは割とすぐ溜まりました。たぶんスキルとかにゲージが早く溜まるものとかあるんじゃないかと思います。
速射モードで撃ち切った後に追撃の一発が撃てるモーションもありました。これは「チェイスショット」というもので新モーションです。威力が高く、速射ゲージの回復がしやすくなるようです。ただ、使ってみた感じ反動も大きくて動きの速いモンスターなどと対峙している時は危険かと感じました。
集中モード
本作の狩猟において機能追加されているのは、集中モードです。モンスターの傷口が赤く光って見えるモードで全武器種共通でL2長押し(押しっぱなし)で見えるようになるようです。
ただ、ライトボウガンの場合は過去作からずっとL2押し続けてモンスターへの照準を定めてR2で撃つ仕様なので集中モードと照準が被ってます。そのためライトボウガンは普通に今まで通り戦うだけで自然と集中モードが使えるようになりますので、あまり意識しなくて良いかと思います。
起爆竜弾
従来の設置は○ボタンでしたが、ワイルズでは速射モードへの切り替えが○ボタンになっているため、起爆竜弾の設置は△+○ボタンになっていました。
この組み合わせは従来操作では打撃(ライトボウガンで殴る)でしたので、今度は打撃がどうなったのか、という話があるわけです。
現時点で公開されている操作方法を見た限り、打撃の操作については記載されていませんでした。無くなったのか、使用頻度の関係で記載されていないだけなのか分かりません。この辺は体験版などで確認していく必要がありますね。
あと、起爆竜弾に関しては1発しか設置できませんでした。理由はよく分かりませんが。やり方が悪かっただけなのかもしれませんが。この辺もゆっくり確かめる時間はなかったので、今後に期待です。
適正距離
はい。今回の記事でライトボウガン使いの方に一番見て欲しい部分がここです。
適正距離が短くなっている
いいですか?大事なことなのでもう一度言います。
適正距離が短くなっている
ワイルズにおいてライトボウガンは「中距離」からモンスターを攻撃する武器種と書かれています。その関係と思われますが、サンブレイク(ライズ)だと公式サイトに「遠距離から攻撃することが可能な射撃武器」と書かれておりますが、ワイルズだと「素早い射撃が可能な中距離武器」という表現になっています。
そのため適正距離がかなり短く、従来よりもモンスターに近づく必要が出てきます。そうなると立ち回りとかも変わってきますので、このあたりがライトボウガンの最大の変更点と言えるかもしれません。ライトボウガンに慣れている人こそ距離感が全然違うので慣れが必要かと思います。
総評
ワールド/アイスボーンの時のような絶望的な使い勝手の悪さからは脱却されていました。ただ、反動軽減や装填速度などのスキルはサンブレイクのように装飾品でつけるタイプではなく、ワールドやアイスボーンのようにカスタムパーツでつけるのかな、という印象でした。
それでも速射モードなどの新機能の搭載などにより、かなり爽快感のある使用感にはなっていたので、ワールド/アイスボーンをベースにサンブレイクの時の使い勝手の良さが盛られた印象でした。この辺の使い勝手に関してはかなり心配していたので、良い方向に変更されていたのを確認できたので安心しました。
これからワイルズに向けて何かしておくなら、適正距離の短さに慣れることだと思います。サンブレイクであれば適正射撃法を使って意図的に適正距離を短くして狩猟すると良いかと思います。ただ、感覚的には適正射撃法の適正距離でもまだワイルズの適正距離よりは長いと感じます。そのくらいの感覚的な違いがありました。
結。
自分の目で見て体験するというのはとても大きなことです。私がライズ派ということもあるかと思いますが、上に書いた通りワイルズに向けてはサンブレイクでの適正射撃法に慣れることがいちばんの近道と理解しました。
少なくともワールド/アイスボーンの先にワイルズのライトボウガンはないな、という感想です。
*1:これが自動で切り替わったか手動で切り替えたかは記憶が定かではありません。