序。
仕事が忙しいわけでもなく、現実逃避をしたかったわけでもなく、ただなんとなく理由もなく紙の本を買って読みました。しかも2週間くらいの間に3冊です。
自宅にいる時は聖剣伝説VoMやGB4をがっつりプレイしてるので基本は通勤時間で読んでます。片道2時間ほどかかるので割と使える時間が多いんですよね。
書評なんていうおこがましいものではありません。そもそも「評価」とか「レビュー」とかあまり好きじゃない(ゲームのクリアレビューは書いてますけど)ので単なる感想文みたいなものです。特にオススメしたいわけでもないです。
本は人に勧められて読むものではないと思うので。別に勧められてもいいと思いますけど。私は人から勧められた本を読んだことはありません。
書。
『読んだら最後、小説を書かないではいられなくなる本』
小説の書き方を教えてくれる本です。たぶん書かれていることを実践すれば小説が書けるのではないかと思います。
星が人を愛すことなかれ
作者の方も存じ上げませんし、恋愛小説というのもサポート外ですし、特に理由もなく読み始めました。しかもサイン本を購入。意味はありません。
地下アイドルにまつわる若者たちの恋愛事情を綴った作品で短編というほどでもないですが4話ほど収録されています。
地下アイドルも若い頃の恋愛も知識は全くありませんが割と没頭して読めました。別に世界がピンチになるわけでもなく、事件や事故が起きるわけでもなく、ヒーローが登場するわけでもなく、地下アイドルと一般人が好きだの惚れただのSNSでやり取りする様を含めて描かれた物語です。
面白かったとは思いませんが、ここまで没頭して読めた作品は最近ではほぼなかったので充実感はありました。
読みたいことを、書けばいい。
字が大きいので2〜3時間あれば読めるかと思います。いわゆる世にある文章術を否定した本。既存のものを否定して己のアイデンティティを確立する手法は人類の専売特許のようなものなので特に珍しい話でもないかと思います。
まあ、なんか読んでて面白かったです。上に挙げた『星の〜』の小説よりは面白い話でしたが、没頭はできませんでした。
私の場合は読みたいものを書くというよりは書きたいものを書く、というスタンスです。別に自分でも読みたくはないので他の人も読みたいとは思わないかもしれませんが、私が書きたいので書いています。
結。
通勤時に私が使ってるカバンは小さくて本を1冊入れるのも大変(折りたたみ傘とか水筒とか入れているので)なので、小さめのトートバッグみたいなものを持ち歩く必要がありました。
やはり本は電子書籍のほうが便利です。
読んだ後の置き場所にも困りませんし、見返す時もスマホですぐですしね。次からは電子書籍で買うことにします。