序。
2年ほど前に一度プレイして途中で放置していたP5Sですが、無事にクリアしたのでレビューを書いておきたいと思います。
最初に率直な感想を書くと、
楽しい夏休み送れた!
の一言に尽きます。本当に楽しかったです。単なる続編というだけでも嬉しいのに、全国行脚して各地の特色を堪能しながら物語もしっかりと楽しめて大満足です。
また、これまでのコマンド選択式RPGから一転してアクションRPGとなり、さらには無双シリーズのω-forceとのタッグで「ペルソナ無双」と言えるほどの大量の敵を薙ぎ倒していく爽快感が味わえました。
GOOD
例によってGOODだけで良いと思うのでGOODだけ書くことにしました。自分のブログなので別に誰かの許可をもらう必要などないので、書きたいように書きます。
ストーリー
ペルソナ5と言えばとにかくストーリーが目玉です。しかも本作はペルソナ5 の正式な続編ということで「ザ・ロイヤル」の要素がないものの、怪盗団のその後の話を垣間見ることができます。
前作P5の怪盗団による一連の改心事件が世間を騒がせてから半年後、夏休みに蓮が再び東京へ帰ってきます。
ロイヤル要素がないため12/24に統制の神を倒してパレスがなくなった後の怪盗団たちのその後の生活はごく普通の学園生活でありましたが、蓮が戻ってきた翌日に渋谷で再び異世界に迷い込んでしまいます。
そこで新たに知り合ったAIの女の子「ソフィア」と共に渋谷に新たに発生した「ジェイル」と呼ばれる異世界で人々の「ネガイ」を奪って己の欲望を満たす「王(キング)」を倒して改心させます。
ジェイルは日本各地で発生しているため、怪盗団はキャンピングカーで東京から仙台、札幌、京都、沖縄、福岡、京都、大阪、横浜と日本をぐるっと一回りして各地のジェイルを探索していきます。
単に事件の解決のための攻略だけではなく、その地元オリジナルのエピソードなどもあり、夏休みに日本全国を回った気になれる作品です。
無双アクション
本作は無双シリーズでお馴染みのω-forceが開発に関わっていることもあり、かなり大量の敵を武器やペルソナの力で薙ぎ払って戦う爽快感の溢れるアクションRPGです。
前作のコマンド選択式バトルからはだいぶ変わりましたが、弱点攻撃をしたことによる1 Moreや総攻撃など従来の戦闘システムの特徴がそのままアクションに移行されています。
プレイしてみると不思議と違和感がなく、元々テンポの良いコマンド選択式バトルだったのが不思議とアクションと融合して快適です。
適度なボリューム
クリアまで24時間ほどでした。Easyの難易度を選択しており、寄り道要素は1〜2割程度しかやっていません。忙しいサラリーマンなどには割と短時間でクリアできる作品の方がありがたいです。
P5Rの方は80時間近くかかってますので、それから比べるとざっくり4分の1程度になっています。このくらいのボリュームがちょうど良い感じですね。
結。
続編のP5Sもクリアできました。夏休みの1ヶ月間を描く物語であったこともあり、ある程度ボリューム感はP5Rに比べれば少なめかな、とは予想していましたが程よい感じでした。
それでも密度は非常に高く、シリアスなジェイル攻略に関わるメインストーリーに合わせて空いた時間での日本各地の観光などが織り交ぜられて楽しい旅の物語を体験させてくれました。
こんな夏休みが送ってみたかった、と思わせてくれる作品だったかと思います。完全にストーリーはP5R(正確にはP5)をクリアしてる前提で進むのでいきなりP5Sをやっても???なところが多いかと思いますが、P5R自体が超名作と言えるRPGなので、この機会にぜひ手に取ってみていただければと思います。
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