※ 『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の12/24以降を進めています。公式の配信規約により配信やスクショの掲載などは許可されていますが、数年前の作品とはいえネタバレも含みますので閲覧に関してはご注意ください。
序。
一般的にRPGなりアクションなり、ラスボスを倒すとそこからエンディングに突入してスタッフロールが流れて、というのが普通ですが、本作はラスボス撃破してからしばらくイベントが続きます。
バレンタインやホワイトデーのイベント、仲間たちとの今後の話や別れの挨拶などやることは多くありました。
それらを全て終えて迎えた3/20です。
盗。
今回が『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のプレイ日記の最終回です。次回は番外編と考えているので話としてはここで終わります。
シリーズ的にはP5Sへと続くのですが、オリジナルの話としては今回が最後。蓮が地元へ帰るところで終わります。他の作品も伏線というか謎めいた展開で全てを語らない手法はよく取られていますが、本作は特にその色が強く、プレイヤーの感じ方によりどうとでもとれるような展開は多くありました。
またまだ物語は続くと捉えることもできるし、アイツはどうなったんだ?とか思えるシーンもあり、考察が捗ります。
惣治郎との別れ
本作でいちばんお世話になったのは佐倉惣治郎ではないでしょうか。蓮が保護観察として東京にやってきた時に血が繋がっているわけでもない蓮を引き取ってくれた人です。
最初はぶっきらぼうな対応で冷たい印象も多かった惣治郎ですが、徐々に信頼関係を構築していい関係になったと思います。惣治郎もそんな蓮が地元へ帰ってしまうのが寂しい様子です。
社会人を何年もやってると1年と言ってもまあ普通に過ぎていきますが、中学や高校の時の1年というとものすごく密度の濃い期間に感じます。3年間で卒業になりますし、最初は新入生で後輩ですが、すぐに先輩として行動することにもなり、激動の3年間になるように思います。
渋谷駅にて
ここからアニメパート。晴々とした顔で渋谷駅にやってきた蓮です。何かやり遂げた感がある表情に見えます。
仲間たちが見送りに来てくれています。車を運転しているのは真です。解散した怪盗団ではありますが、久々に集まってリーダーである蓮の見送りに来てくれたようです。
彼らの乗る車を見張っている警察と思われる車も描かれています。事件は解決したものの、やはり心の怪盗団が世間を騒がせたことは事実であり、手柄のほとんどを怪盗団に持っていかれたばかりか、不手際や不祥事レベルの警察の信頼は地に落ちて人気を全て怪盗団に持っていかれています。
警察にしてみれば面白いはずはありません。怪盗団のメンバーが集まるとなれば尾行するのも当然かもしれないですね。
丸喜との再会
そんな警察の目を撹乱するために現れたのがタクシーです。運転してるのは丸喜。無事にパレスから脱出して改心されてタクシードライバーに転職したようです。
東京駅まで送ってくれます。
丸喜は彼なりに考えてこれからの生き方を決めているようです。改心されたとはいえ、パレスであったことも全て覚えており、そのあたりも他のパレスの主とは異なっています。お互いにいい関係で今後も交わることがあれば良いと思います。
仲間たちとの別れ
丸喜のタクシーを降りたところで仲間たちが駆けつけてきます。どうにか警察の車を振り切ったようです。
すみれとの別れ
すみれは仲間達と別行動で新幹線のホームに直接来てくれました。練習から直接来てくれたのか、それともこれから練習へ行くところなのか。
すみれは「ザ・ロイヤル」で追加されたキャラということもあるのか、仲間になるのは最後の最後です。仲間たちと仲良くしてはいますが、新体操を捨てたわけでもなく忙しそうにしています。
新幹線
新幹線に乗った蓮とモルガナ。東京駅からですが、どこへ向かうのか気になります。イメージ的には西方面かな、という気はしますがその辺は明かされません。
ちなみにXbox版でプレイした時は3学期ルートをやらないまま終わったため少し異なるエンディングで、車で見送りに来てくれた仲間たちがそのまま車で蓮の地元まで送ってくれるエンディングでした。
多分それがオリジナルなのでしょう。両方見れたことに感謝です。
スタッフロール
そして、ここでスタッフロールが流れます。その間にも短い各キャラごとの映像や立ち絵などが流れました。そこはぜひ実際に見てもらいたいのでここでは掲載しません。
その姿は?
スタッフロールが終わって最後の瞬間。窓の外に見えたのは明智?制服が似ていました。明智が生きていたのか。ハッキリはしません。
獅童パレスではあくまで双葉が感知した反応がなかっただけですから明確に生きているかどうかとわからないわけです。しかし、丸喜によって明確に「作られた」現実を抗い続けたのは丸喜に作られた明智自身でした。明智が本当に生きていればそんな必要もないわけで、やはり明智は獅童パレスで命を落としたと言えます。
ならばここで一瞬見えたのはなんだったのか。
夢か幻か
そして、蓮は窓に映った自分の顔を見て驚きます。ジョーカーの姿で仮面をつけた自分が映っていたのです。これはまだ蓮がジョーカーとしての役割を果たす必要がある、ということなのか、単なる幻想や妄想なのかわかりません。
というよりまだP5Sがありますから半年待てば会うことができます。少しの間の辛抱です。
Fin
新幹線の窓の日差しのシェードを下ろしたところでFinの文字が出て終わります。最後の最後までオシャレな演出でした。
結。
ついに完結です。
約77時間です。詳細な記事にしたのは後半からでしたが、物語のクライマックスを自分なりに語ってきたつもりです。ちょっとわかりづらいというところもあるかと思いますが、この作品は自分でプレイしてこそだと思うので未プレイの方には本当にお勧めしたい作品です。
騙されたと思って一度プレイしてみてください。セールやっている時でもいいので買ってみて欲しいですね。PSだけではなくSteamやXbox、さらにはNintendo Switchでも発売されていますので、どこかでプレイ可能ではないかと思います。
次回は本当の最後です。
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