序。
今年の6月6日に発売予定のDiablo4について、オープンベータテストが、2023年3月18日(土)1:00 〜 3月21日(火)4:00の「先行アクセス」と、2023年3月25日(土)1:00 〜 3月27日(月)4:00の「オープンベータ」として2回実施されました。
先行アクセスの参加条件
6月6日に発売予定のDiablo4を予約済みであれば先行アクセスに参加できました。私は新作発表の段階で予約済みだったので2日ほど前に事前ダウンロードを済ませておきプレイ可能でした。
ただし、私はブログにも書いている通り3月17日と18日は大阪へ遠征に行ってましたので、プレイ開始は19日の1:00頃になりました。実質的に24時間遅れです。
オープンベータの参加条件
予約の有無に限らず全てのユーザーが参加可能です。
実績
両方に参加
事前予約済みでしたので先行アクセスとオープンベータの両方に参加しました。
クラスの選択
過去作Diablo3でも常に《ソーサレス》でしたので今回も《ソーサレス》で始めました。簡単に言えば魔法使いです。基本が遠距離攻撃なので私向きです。
一度クリアしてからは2つ目のクラスとして《ローグ》を試してみました。素早い動きで近接攻撃と遠距離攻撃の両方ができるDiablo4から追加された新しいクラスです。
初めの方を少しやってみた感じですが、まあ面白いとは思いつつも慣れているソーサレスの方が楽しめたので製品版を含めソーサレス一択で行こうと考えています。オープンベータ残りの時間もソーサレスでやりました。
レベル
- ソーサレス Lv25
- ローグ Lv6
先行アクセス及びオープンベータではLv20まで上げると製品版で報酬がもらえます。また、Lv25が上限に設定されており、ソーサレスに関しては上限のLv25まで上げました。
ワールドボス
何度か期間中に開催されておりましたが、3月26日(日)14:00からワールドボスであるアシャバの討伐にも参加してきました。
こちらは超強力なボスが事前に告知された時間帯に出現するのでオンラインで接続している人たちが集まって共闘するイベントです。
何度もやられてほとんど他の方々のおかげで勝てたような感じでしたが、報酬はちゃっかりいただきました。
GOOD
変わらない面白さ
過去作から変わらない「上からの見下ろし視点固定」でのハック&スラッシュ(いわゆるハクスラ)です。感覚的には前作の3をプレイしている時と変わりません。この形式は個人的に非常に高く評価しています。
- カメラ固定なので迷ったり酔うことがない。
- プレイヤーや敵が上から見下ろしなのでダークファンタジーでも怖さが軽減される。
大量に押し寄せる敵の大群を魔法で焼き尽くしていく(ソーサレスなので)爽快感は過去作より確実に引き継がれていました。
そして、次から次へと手に入る武器や防具が膨大であり、その中からレア度の高いものや欲しいスキルの付いているものを選んで装備してどんどん強化していきます。このハクスラ要素が健在です。
グラフィックの向上
先に書いた上から見下ろしなのでグラフィックに関しては過去作もそれほど「悪い」というものではないですが、さすがにPS5になりますので綺麗な世界を歩き回れます。
戦闘時のエフェクトなども派手なものがありますし、プレイフィールドからシームレスに繋がるイベントシーンはなかなか驚かされるものがあります。
自由度の高い育成
今回は育成要素が少し変わっています。
スキルツリー
レベルが上がるごとにスキルポイントが1もらえて自分のスキルツリーの中からひとつ好きなものを選んでスキルを覚えることができます。
もちろんツリーなのである程度順番に覚えないといけない部分はありますが、先行アクセスの段階でソーサレスではよく使われるヒュドラの召喚やメテオの魔法など使えるように進められます。
また、どのボタンでどの魔法を出すかをカスタマイズできるあたりも使い勝手など考えて便利な機能だと感じました。
リリスの祭壇
フィールドの各地点にリリスの祭壇というものがあります。この祭壇を見つけて解放していくと恒久的なステータスアップができるので、見つければ見つけるほど強くなるということになります。
今回、1章クリアの段階では3つしかリリスの祭壇を解放していませんでした。クリア後に12〜3個は見つけたと思いますが、オープンベータで見つけられる最大は28個だそうです。
BAD
気になる点です。細かいバグがあるのはβ版なので当たり前です。それ以外の部分について書いていきます。
ネットワーク関連
と言いつつもβ版故なのかもしれない事項から書きますが、ネットワークに関してはかなり懸案事項なんじゃないかと思いました。
アクセスが集中して開始直後はログイン待ちが4〜60分発生する事態に。1日くらい経過すると辞める人が出てきたからなのか、普通にログインできるようにはなりました。
それでもプレイ中にネットワークエラーで切断されてしまうことが1回。ネット上では何度も発生してる人もいるようで、この辺りの安定性は製品版までに改善して欲しいところですね。
ストーリー
過去作も含めてストーリーが頭に入ってこない印象です。ムービーの時などはリアルな映像にはなるのですが、システム的に「上からの見下ろし視点固定」のためストーリーに関連するキャラの顔がその辺のNPCと区別がつかないのでイマイチ「誰だっけ?この人」というのが多いです。
その割には次から次へと登場するキャラが出てきますし、膨大なサブクエストにも細かいキャラの名前やストーリーが作り込まれているため覚えきれません。
顔が小さくて印象に残らないのは仕方ないとしても、サブクエストは「ホグワーツレガシー」のようにある程度繋がったストーリーのように構成すれば印象にも残りやすかったのかな、と感じます。
製品版ではメモ取りながらやるかなぁという気がしてます。
オープンワールド
今回からオープンワールド形式になっています。とは言っても見下ろし視点固定なので遥か遠くの景色を見ることはできません。これまでの作品もかなり広めのマップを探索する感じで特に狭い印象はなかったので、あまりオープンワールドになった恩恵は感じなかったです。
バグかとは思いますが、逆にマップの読み込みの関係と思われる事象で時々突然後ろにバックするような動きが発生したりもするので、たくさんのダンジョンでどのみちマップが切り替わることを踏まえても従来通りのマップでも良かったかな、と思います。
SUMMARY
2週にわたって週末はディアブロ三昧となりました。気になる点や細々したバグはありましたが、新作のディアブロをいち早く堪能できたのは良かったと思います。
ディアブロ4にはいくつかのエディションが用意されており、当初はStandard Editionにしておりましたが、やってみて楽しかったので一番上のUltimate Editionにアップグレードしました。差額だけでできます。
今回のオープンベータでの最大の懸念事項はネットワークやサーバに関することだと思います。製品版では快適なプレイができるように改善されることを期待しています。