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No Promises Await at Journey's End

またか・・・。オタクが最も恐れる「機材変更」の脅威! 〜 2022年5月・福岡遠征記 #002

はじめに

福岡遠征初日、2022年5月1日(月)です。時系列的には以下の記事の間の話になります。福岡へ行った夜にMHRiseでマルチをやりました。

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これを書いてるのは福岡遠征の最後のイベントとなる帰りの飛行機に乗る前のラウンジでのことになりますが、その話は遠征記の続きで出てくることになると思います。

羽田空港

前回記事では写真をじっくり見ていただくと宿泊先がわかるようになっていますが、前泊は「東横イン羽田空港I」です。ここは「羽田空港II」というのと並んでおりますが、コロナ禍の影響なのか最近はIIの方が休館中です。

京急線の「大鳥居駅」の目の前なのですが、ホテルから羽田空港までは無料のシャトルバスが出てるので朝は大抵利用してます。この日は5:45に出発のシャトルバスに乗りました。

空港に着いてすぐにチェックイン手続きをして荷物を預けます。ANAに乗る時はプレミアムクラスを選ぶことが多い(というか毎回)ので、通常のチェックインカウンターとは別の専用のカウンターで手続きできます。

さらに保安検査も混雑しているところとは別ですし、保安検査後はANA LOUNGEが利用できます。ラウンジは飲み物飲み放題で、ゆったりしたシートに座って出発までの時間を過ごすことができます。最上級の会員になればさらに上のクラスのラウンジが使用できますが、平民はプレミアムクラスに乗ることで利用可能なANA LOUNGEで充分天国気分が味わえます。

機材変更?

少し早めに搭乗口付近で写真でも撮ろうとラウンジを出た後、今回乗ることになる65番搭乗口を確認。行き先も福岡になってます。

ただ、ラウンジを出るときに見た案内表示には「搭乗口変更」「機種変更」の表示がありました。搭乗口変更は前日あたりにメールで連絡が来ていたので承知してました。

正直なところ搭乗口はどこでもいいのです。問題は「機種変更」の方です。こちらに関しては特に連絡が来てなかったのですが、案内表示に出ていたので急にソワソワし始めます。

そもそも機材変更とは?

通常、航空機は事前(予約をするときには既に)にはその便がどの機種の航空機で飛行するか書いてあります。

普通の人はあまり興味ないかと思いますので、一般的に飛行機は行き先と時間で選ぶと思いますが、マニアは乗る飛行機の機種が先に来るので、乗りたい機種が運行されている便を選んで、後から予定を合わせることが多い(少なくとも私は)のです。

当日になって機材トラブルや運行上の都合などで予定の機種が変更になる場合があります。

今回のように小さい機体になると座席が変更になったりする場合があります。さすがにそうなれば連絡が入ると思うのですが、私の場合は前から2列目の窓際だったために変更後も同じ場所にプレミアムクラスの席がありました。なのでそのままスライドされて連絡がなかったのだと思います。

やってきた機体は・・・

そして、65番搭乗口に運ばれてきた機体がこちらです。

A320neo

LCCなどで利用されている小型の機体です。それの新型(エンジンが大きくなってたり)のneoです。完全に小型になってます。

元々はBoeing 787-9というANAの主力機787の長胴型の機体に乗る予定でした。Twitterなどでは「78G」と呟いてましたが、787-9の中でも新型となる機体です。

これまでANAの787は全てロールス・ロイス製のエンジンが搭載されていましたが、現在2機だけGE製のものが搭載された機体が運航されています。リスク分散のためのようです。このGE製エンジンが搭載された機体は機内のシート配置なども新しくなっており、予約時には「78G」と機種に表記されるのです。

まあ、これがなんらかの事情によりエアバスのA320neoに変更になったというわけです。理由はわかりませんが、なんとなく乗客が少なかったのかな、という気もします。

搭乗

1ヶ月ほど前になる3月31日にもBB-8のラストフライトに乗る予定で機材トラブルのために機材変更になった経験があり、この時は乗る理由がなくなったのでキャンセルしましたが、今回は福岡遠征自体が目的のため変更になったとは言っても乗ることにしました。

機内

小型化したとは言ってもプレミアムクラスは座席広いです。前後の間隔も広くて快適です。

おまけにA320のプレミアムクラスは2列しかないので、2列目に座った私の後ろは普通席との間の壁しかありません。すなわち、リクライニングを倒す際に気を使う必要がないのです。

なんのかんの言ってもANAのA320(しかもneo)に乗ったことはないので、これはこれで航空ファンとしては良い経験です。自分からは余程のことがないと選ばない機種ですし。

プッシュバックが始まり、恒例のANA機の垂直尾翼の並びが見えます。奥から2番目の少し小さい機体以外は787なのでできれば乗りたかったというのが正直なところではありますが、せっかくのフライトを楽しむことにしました。

今回は羽田空港のD滑走路から離陸です。一番南側の海に出たところにある滑走路です。なんとなく雲行きがあやしいですが。

上空

離陸直後。羽田空港が一望できました。手前の横方向の滑走路がある「島」を左から右に離陸して、Uターンして進行方向右側に見えている感じです。

上昇中は結構揺れました。まあ大丈夫とわかっててもガタガタ揺れると不安になるのが自分でもわかります。

「気流の影響で機体が揺れていますが、フライトの安全性には全く影響はございませんのでご安心ください」

といつもパイロットやCAさんからアナウンスが入りますが、ホントかな、と思います。揺れてヤバい状況にはならんのけ?といつも思ってます。

まあ、乗ってる人間には影響があろうとなかろうと、揺れてるときにできることは何もないわけですが。

プレミアムクラスなので機内食が出ます。前回は羽田→セントレアという超短距離路線での早食い競争でしたが、今回は福岡まで十分に時間がありますのでゆっくりと食事ができます。

まあ、食事中もかなり揺れてたんですけどね。

汁物とかあって危ねぇとか思いながら結局は急いで食べる羽目に。

食後に外を眺めていたら山口県の萩市が見えました。たまたま見えたのがどこかな、とマップを見たらわかっただけです。島根のあたりは少し遠くて見えませんでした。

到着

ということで、無事に福岡に到着しました。着陸時の様子はタイムラプスにして撮影してました。近いうちにYouTubeに上げるかTwitterをモーメントにまとめて公開します。

これが乗ってきた機体です。こうしてみるとなかなかかっこいいのです。

手荷物受け取り場。ここで預けた荷物を受け取ってフライトは終了です。

編集後記

フライト編いかがでしたでしょうか。オタクにとって最も恐れているのが「機材変更」なのです。過去にも何度か機材変更にあたることはあり、特に珍しいことではない(以前のBB-8のラストフライトのように記念のフライトの時の機材変更は珍しいことだと思いますが)のですが、変わった機体でも問題なくフライトできたのはありがたいことです。

次回は福岡遠征の最大の目的「ガンダム」編となります。