2022年3月12日(土)に羽田空港から神奈川県川崎市へ直接行けるようになる「橋」が開通しました。
場所
羽田空港の西側、第3ターミナル(旧国際線ターミナル)の裏側に位置する東京湾に繋がる多摩川に架けられた新たなる橋です。
撮影スポットとして2020年頃からオープンしたHICityから徒歩で15〜20分程度です。第3ターミナルから歩いても同じくらいかと。
今回は羽田空港側から橋を渡り、川崎側に着いてそのまままた橋を渡って戻ってきました。
浮島町公園への近道?
元々、羽田空港の外周部の撮影スポットとして有名な「浮島町公園」はJR川崎駅からバスで30分ほどの場所にあるわけですが、羽田空港との行き来は結構面倒でした。
この多摩川スカイブリッジが開通することで、徒歩では難しいと思いますが自転車などで比較的短時間で移動できるようになります。また、羽田空港と浮島町公園とを結ぶ路線バスも運行されるようです。
この辺りはまた実際に移動してみてどんな感じかをレポートして見たいと思います。
新たな撮影スポット?
羽田空港をべーすとして撮影をする人にとって一番興味深いのが撮影スポットとしてどうか、という点かと思います。
羽田空港の滑走路運用は非常に複雑で、かつ2020年より都心上空を飛行する「新ルート」も加わり、さらに複雑となってます。
滑走路運用については上の記事を参考にしてください。当ブログで最もアクセスが多かった記事です。新ルートの記事も別に書きましたがリンク貼ってあるので上の記事だけでわかると思います。
アクセス
多少上に書いた話と重なりますが、多摩川スカイブリッジへの行き方です。
今回はHICity(羽田イノベーションシティ。モノレール、もしくは京急線の天空橋駅に隣接)から歩きました。
HICityができる前からあった「ソラムナード羽田緑地」の中心部に橋のスタート地点があります。
羽田側は橋の上まで徒歩であがる道路はありません。坂を登って端まで辿り着けるのは車だけです。羽田側は徒歩で来た場合、両側に設置された階段を登って橋へ上がります。
南側から橋を渡りたかったので、一旦橋の下をくぐります。
こちら側へ。階段を上がります。
橋の上は車も自転車も人も多かったです。すでにカメラ構えて写真を撮ってる人も多いです。
撮影
撮れるのは主に34Lへの着陸です。34Rの着陸はあまり期待できません。
モノレールと
タイミングが合えばモノレールと飛行機を絡めて撮ることができます。撮影情報も掲載しておきます。
A350
JALのA350も撮れました。このクラスの機体だと割とよく撮れます。
船と共に
ANAの787ですが、少し引いて船と絡めて撮ってみました。
34Rと34Lの同時着陸
同時、と言ってもそれなりに離れているのですが、撮影スポットからは重なって見えることがあります。大型機同士で重なることがあれば迫力のあるシーンも撮れるかもしれません。
D滑走路
着陸はD滑走路にいる機体も捉えることができます。羽田空港のD滑走路にいる機体をまともに撮ろうとすると、橋を渡った先にある浮島町公園に行く必要がありますが、この橋からでもある程度は狙えます。
格納庫
橋の羽田寄りと川崎寄りでだいぶ撮れる写真も異なるのでいろいろ研究してみたいところですが、川崎寄りの方へ行けば格納庫の前に着陸する場面も見れます。
34R/ロコンジェット
タイミングよくロコンジェットが来ましたが、34Rへの着陸のため橋からはあまり大きく捉えることはできませんでした。
981スポット
川崎の方へ行って引き返すときは橋の反対側(北側)を歩いてきましたが、途中で981番スポットの機体を撮れる場所がありました。
夜はどうかわかりませんが、981番に様々な機体が駐機するので、ここから撮ってみるのも面白いかも知れません。
その他
航空機撮影とは直接関係ありませんが、その他の橋の情報です。
足元にさまざまな情報が刻印されてるプレートが埋まっている箇所が一定の距離ごとにありました。現在位置の説明もそのひとつです。
初日の出、と書かれてます。おそらくここから見ると初日の出をいい感じに見れるのでしょう。年明けなど争奪戦になりそうな場所ですね。
富士山も見えるようです。この日は見えませんでしたが、冬場の早朝とかなら綺麗に見えるかも知れません。
この川の周辺で見ることのできる野鳥や魚などの情報もありました。
まとめ
初日は南風運用と新ルートはなかった(この記事を書いてる3月13日は新ルート始まりましたが)ので北風運用の撮影のみとなります。南風運用の場合や新ルートの場合なども訪れてみたいですね。
また、浮島町公園まで行くための路線バスや自転車のレンタルなどもあるようなので、当面羽田へ行った際は多摩川スカイブリッジの研究も面白そうです。