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No Promises Await at Journey's End

#09 マスクと酸素マスク〜 福岡遠征 2020

今回はちょっとしたエピソードというか機内で思ったことを。

今回の福岡遠征は 2020 年最初のフライトだったわけですが、コロナ禍における初のフライトでもありました。チェックイン手続きをする際には温度センサを利用した体温測定(37.5度以上の体温だと警告が出るそうです)や常時マスクの着用を求められるなど、TV などでも話題になっている状態を目の当たりにしたフライトでもありました。

そんな中、機内で久々に「機内安全ビデオ」を見ました。機体がプッシュバックを始めると、万が一の際にどう行動するべきか説明が流れるアレです。LCCとかは実際にCAさんが実演して見せてくれます。ビデオ作るより安いのかも知れませんね。大手の航空会社はビデオを作っており、海外などでは結構凝った作りのものもあります。

JALやANAも定期的に新しいものに更新されており、毎回話題になっています。ANA は歌舞伎をモチーフにした機内安全ビデオで有名です。JAL は至ってシンプルなものですが、飛行機の機内をわかりやすくイメージしたセンスの光る動画になっていると思います。緊急時の説明なので、ある程度話題性が出ることで乗客に見てもらえることは大切なことだと思います。

最近ではYouTubeにも公開されており、飛行機に乗らなくても見ることができます。

youtu.be

これが JAL の機内で流れる動画です。ポイントは酸素マスクが降りてきた時の説明です。機内の酸素が薄くなると自動的に出てきて酸素を吸うことができます。できれば使用する事態に遭遇はしたくありませんが、万が一の場合に慌てなくても済むように事前に説明が行われるわけです。

ビデオが終わった後に、この酸素マスクについてCAさんからアナウンスがありました。

「酸素マスクが降りてきた時はマスクを外して当ててください」

そりゃそうでしょうよ。マスクしたまま酸素マスクするやついんの?

と思ったのですが、パニックになるとそのまま酸素マスク当てる人がいるんだろうなぁ、とか、何の説明もしないままでマスク外して当てるとマスク警察が騒いだりするのかなぁ、などと思いながら出発までの時間を過ごしておりました。

まあ、酸素マスクのお世話になる事態は普通は全くないので取るに足りない心配事かもしれません。機内ではマスク着用、緊急時の酸素マスクでは外す、いざと言うときに慌てずに対応したいモノです。