「月は出ているか?」
「4.03秒後にマイクロウェーブ」
「来ます」
昨日(4月7日)は2020年で最も大きい月になるスーパームーンの日でした。ついでに緊急事態宣言が発令されました。スーパームーンを見て月の公転軌道に対する考察をする方がよほど有益な活動です。
月のサイズが時と場合によって変わるわけではないので、単に地球との距離が変わるだけです。地球の周りを月が公転するのは楕円軌道で、2つある焦点のひとつが地球のある場所になるため近い時と遠い時があります。
これは18:30頃の月の写真。
これは21:30頃の写真。
前から書いていますし、小学校で勉強したと思いますが、月は常に表しか見えません。表と言ってもそれは人類が常に見えてる方を「表」と定義しただけのことなので、見えていない側が「表」と定義すれば、我々が見えてるのは「裏」になります。宇宙全体からすればそういう定義の方がしっくりくると思います。
裏でも表でもどっちでもいいのですが、大切なことは常に片方しか見えないということです。これは月の公転と自転が同じスピードだから起きる事象です。中学の時にこの問題がわからなくて、あまり好きでないクラスメイトに馬鹿にされて更に嫌いになりましたが、今考えると悔しくて理科を一生懸命勉強したおかげで、大学は物理学科に進学できたのでそのクラスメイトがきっかけかもしれません。お礼を言う気はありませんが。
仕事は相変わらずリモートです。もう終息しても会社に行きたくないです。家で普通に仕事できるので。ただ、ほぼZoomだけで誰かと話してます。プログラマとか言っても人と話すことが多いです。どちらかというとずっとパソコンに向かっているイメージが強いかと思いますが、実はコミニュケーションしてる時間もかなりあります。
プログラマとかエンジニアの悪い癖でメールやチャットのテキストだけで意思疎通を図ろうとする人が多いのですが、ノーベル文学賞を取るレベルでもなければ絶対にメールやチャットに書いてある文章と事実には壮大な乖離があるので、私はテキストが送られてくるとまずはZoomでつないで話を聞いてみるのです。
「書いてることと全然違うじゃねーか」
ということが8割ほどあります。プログラマなんて所詮その程度の文章力です。人のミスを見つけるのは得意ですが、自分のミスを見つけるのは下手です。
今日もZoomでテレビ会議です。