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No Promises Await at Journey's End

バティックな幾何学模様が美しい〜タイ・ライオン・エアのA330

私がまだ中学から高校生の頃、1993年あたりですが、平成の米騒動と言われる事態が発生しました。あまり覚えていませんが、確か天候の問題で米の生産が追いつかなくてタイ米が日本の一般家庭の食卓に並びました。

我が家でもタイ米を食べたことがあります。

何度か書いていますが、私は食べ物の9割くらいは美味しいと感じられるアバウトな味覚の持ち主なので、タイ米も普通に美味しくいただきました。

「タイ」というとそんなイメージが昔からありましたが、航空機の写真を撮るようになってからは「タイ」といえばタイ航空をイメージするように変わりました。

今日の一枚

タイ・ライオン・エアのA330です。インドネシアのライオン・エアとの合弁でできたタイの格安航空会社です。昨年末より成田へ就航しています。

現在は福岡、セントレア、関空などへも就航しており、今年1年でだいぶ日本でも馴染みの顔となってきたエアラインではないかと思います。

写真を見ていただくと分かる通り、特徴的なのは後方の垂直尾翼のデザインです。

このデザインは世界無形文化遺産にもなっている「バティック」というインドネシアの伝統的な布製品に用いられるデザインが施されています。このデザイン、初めて見た時からとても印象的な感じがしています。

どうしても機体前方の「LION」の文字に目が行きがちですが、この垂直尾翼のデザインに注目していただければと思います。