久々に航空機ネタ以外の話です。
先々週あたりに母が退院し、先週末の診察で術後の病理診断の結果が出て、特に問題となるものは残っていないとのことで一安心しました。
今年5月頃から続く母の病気に関してはようやく一区切りつくこととなり、あと1〜2週間ほどで仕事にも復帰する予定です。
母親のことながら、ご心配をおかけいたしましたが、温かい励ましのお言葉を頂いた方々には本当に感謝しております。2019年のうちにやることは全て終わり、来年は良き年にしたいものだね、と話しております。
そんなわけでだいぶ母も外に出かけていけるようになり、体力をつけていく練習も兼ねて久々に御朱印をもらいにお礼参りをしに行こう、となったのが昨日です。
三度、八坂神社へ
車で20分も走れば日野市にある八坂神社に行けますので、母の退院後に最初に訪れたのは過去2回お参りをしている八坂神社にしました。
以前も書きましたが、ここは新選組に所縁のある場所でもあります。日野市がそもそも近藤勇や土方歳三に所縁のある場所が多く、八坂神社の周辺にも新選組に関する場所がいくつかあります。
七五三で混んでいました
この日、2019年11月24日(日)は七五三シーズンということもあり、過去2回のお参りの時に比べて参拝者が多かったように思います。
恒例の入り口での撮影。すっかり紅葉して葉が落ちていますね。季節の移ろいを感じます。
天然理心流の奉納額の看板。これの本物を見たいのですが、5月の新選組祭りの時でないと開放されないようなのです。来年こそは。
本殿です。まずはここでお参りです。
本殿の隣にある小さな社。どうやらここに天然理心流の奉納額があるようなんです。
御朱印
今回は「猫の日」のものがいただけました。
そもそも猫の日って何なのか全然わからないのですが、ここの御朱印は完全にビジネス化していて来る時期によっていつも様々な御朱印がいただけるので、需要と供給が見事にマッチしている商売の基本ともいえるところです。
日野宿本陣
母はFacebookで御朱印のグループに入っているらしく、毎回もらってきた御朱印を投稿してるのですが「いいね」を80個とか90個もらったとか喜んでます。いつの間にかSNS使いこなしてて驚きです。
入院中も後半は暇だったらしく、あれこれ御朱印を調べていた模様で、八坂神社の近くで別の新選組とか誠の文字が入った御朱印がもらえるという情報を仕入れていました。
八坂神社のすぐ近くに日野宿本陣という場所があるので、テクテク歩いていきました。
日野宿本陣とは?
江戸時代に建てられた建物で、東京では唯一の現存する建物だそうです。幕末の頃に日野の名主であった佐藤彦五郎が本陣+自宅として建てた建物です。
やがて、佐藤彦五郎が天然理心流で近藤勇の父親である周助に入門して自宅に道場を開きます。近藤勇や沖田総司、山南敬助が訪れるようになります。日野市出身の土方歳三との接点を作ったのはこの佐藤彦五郎の道場だそうです。
御朱印はここではなかった
受付で聞いてみたら御朱印がもらえるのはここではなかったのです。ただ、親切に日野宿本陣の裏手にある「佐藤彦五郎新選組資料館」というところでもらえるみたい、という情報をくれました。
入り口で御朱印をもらえないとわかったら、そそくさと帰っていく我々親子に対して親切に教えていただいて誠に申し訳ないです。
そのまま教えていただいた場所まで歩いていきました。お昼前の時間でしたが、この日はだいぶ暖かくなってきました。
佐藤彦五郎新選組資料館
ここは普通の住宅地の一角にある普通の大きめの一軒家の一部、という感じのところです。普段はあまり訪れる人がいないのか、インターフォンを押してください、と書いてあったので押してしばらく待つと中から男性の方が出てきてくれました。
特に広いところではありませんが、入り口で入館料500円を支払います。受付の男性は佐藤彦五郎の16代子孫である佐藤福子さん(この方が館長です)の旦那さんだそうです。
佐藤彦五郎と土方歳三は元々が従兄弟であったそうですが、土方歳三のお姉さんが佐藤彦五郎と結婚したため義理のお兄さんにもなったとのこと。
今回説明いただいた中で「一番大事」とおっしゃっていた話は、
土方歳三は鬼の副長と言われていましたが、その血を引く家内の福子は「鬼の福子」だと思っています。
というお話。いいのか?そんなこと言って。
御朱印
お寺や神社ではないので正確な意味で「御朱印」と言えるのかわかりませんが、この資料館では書き置きという形で御朱印をいただけます。
2種類あります。
この「誠」の文字と「新選組」の入った御朱印が欲しかったのです。新選組ファンにとっては一番のアイテムではないかと思います。
アクセス
八坂神社に関しては前回・前々回の記事を見ていただくとして、今回初めて訪れた日野宿本陣と佐藤彦五郎新選組資料館は以下の位置関係になります。