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No Promises Await at Journey's End

【完結】動物園ぼっち散策(6)

感動の最終回です。

今回の主役はコアラです。

多摩動物公園の最大にして最高の見せ場でもあり、敷地内最奥に居を構える、まさに多摩動物公園のラスボスともいえる存在です。

多摩動物公園にコアラが来たのは1984年です。今年で35周年なのです。来園35周年を記念して動物園の各所にクイズも用意されています。

ちなみに答えわかりますか?答えはCMの後に。

コアラ館は上の写真にあるように次のことが禁止されています。

  • ベビーカーの乗り入れ禁止
  • カメラのフラッシュ撮影
  • 喫煙
  • 飲食

コアラ自体がデリケートな動物ですし、そもそも子供が多く楽しむ動物園で喫煙などやめるべきだと思います。マナーを守り、気分良くコアラを堪能しましょう。

ここがコアラ館です。入り口には多くのベビーカーが並べられています。警備員もいますのでマナーを守らない客はいません。警備員がいなくても守らなければいけませんが。

35年の歳月を感じます。35年前から変わっていないのかは知りませんが。というか覚えてません。

実はコアラが来た1984年に見に来てます。日本にコアラが来た!とか大騒ぎだったように思います。そもそもその時代はコアラよりもエリマキトカゲが大人気だった時代です。

1984年に三菱のミラージュのCMで登場したのがきっかけでしたね(知らない人が多いかと思いますが)。

まあ、エリマキトカゲもオーストラリア、コアラもオーストラリア、カンガルーもオーストラリア、オーストラリアってすごいところなんじゃね?と若かりし日の私は思いました。

コアラ館のミニチュアです。コアラ館周辺はこんな感じになっています。これがラストダンジョンなのです。

中は暗く、全てガラス張りで動物が公開されています。

最初はモモンガです。

フラッシュは使えませんが、私には最強の武器があります。

Night Mode

ほぼ真っ暗なのですが、ナイトモードを発動すれば暗闇の中もこの通り。

見えるぞ!私にも敵が見える!

そこッ!

シャアとアムロの激闘が目に浮かびます(嘘)。上の写真だと真ん中あたりに2匹のモモンガが写ってます。敵が見えましたか?

そして奥に進み、少し明るくなった館内に多くの人が集まっています。

そこにいるのかッ!

いた。

敵に背を向けるとは何という余裕。それとも私の素早さの値が高すぎて敵の背後に回り込んでしまったのでしょうか。

少し横を向きました。

コアラは動きがゆっくりですし、昔のWindowsのようにフリーズしたまま全然動かないので、ここまでくるのに数分待ちました。

向きました。なかなかサービス精神が旺盛です。こちらを向いた瞬間に集まっていた人たちは一斉にカメラのシャッターを切り始めました。

私も負けじとiPhoneで撮影。

とりあえず一番まともに撮れたものを少し明るめに加工しました。コアラのもふもふした感じがたまりませんね。

コアラはこの他にも2頭くらいはいるようです。少し離れたところにもいましたが、撮影は難しそうだったのでこれにて撤収しました。

撤収と言っても、動物園の出口までは結構歩くようなので途中でまだ動物は見れます。少し脇道に入りましたが「ツキノワグマ」がいたので見てきました。

最近は日本各地でクマの被害が出ています。大抵はツキノワグマかヒグマですね。ヒグマは以前、上野動物園で見ているのですが衝撃的な大きさでした。

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ヒグマに比べると少しサイズは小さめな印象ですが、それでもこんなのに山で遭遇したら確実に詰みだと思います。近代兵器がない限り人間に勝ち目はありません。

しばし眺めつつ帰路へ。

無事、駅に到着。

何十年ぶりかわからない多摩動物公園に行ってきました。実は結構見たようで1時間ちょっとしかいませんでした。

エリア的にも見れていない場所も多く、リベンジしたい案件でもあります。幸い自宅からすぐに行けるので天気の良い日には再び行ってみたいと思います。