電子書籍派ですが、会社帰りに新宿の本屋に立ち寄ることが多いです。興味がある本は買って読むことも多いです。
まあ巷に溢れるビジネス書、自己啓発本の類なので本気にしてはいけないと思います。お金を稼ぐ方法などという本が世の中にたくさん出ているのに、最近では老後の年金で生活できなくて2,000万円足りないとか言われてます。
本屋さんでお金を稼ぐ本を買ってくれば老後に困らないのでは?
と思います。
本当に簡単にお金を稼ぐいい方法があるなら誰にも言わないと思います。
少なくとも私ならそうする。
- 作者: 田中泰延
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/06/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
この本はお金の稼ぎ方ではなく文章術のお話です。それもよくあるようなどう書くか、という話よりも考え方というか考え方の本です。
著者自身がサラリーマンを24年もやってきて有名でもなんでもないと言ってるのでそういう人でも本を出したりできるのかな、と思って読んでいくとそもそも電通でコピーライターとして長年文章に携わってきた人なんでもともと物書きさんです。
学歴は関係ないと言う人が東大卒だったりするようなものです。
とは言っても書いてあることはともかく、この本はエンターテイメントとしては面白いと思います。文章力はある人で読んでて面白いです。抱腹絶倒なところも結構あるので、文章術を学ぶと言うより単に楽しむために読んだら良いと思います。
書いてあることで、ひとつだけこれからこのブログでも実践していこうと思ったことがあります。表題にもあることですが、
自分が読みたいと思う文章を書く
ということ。自分が面白いと思わないのに他の人が読んで面白いと思うはずがない、とのことです。それはその通り。私が読みたいと思った文章を書いていきたいと思います。