斎藤一の愛刀のペーパーナイフを注文したら沖田総司の愛刀のペーパーナイフが届きました、のその後です。数日前には決着していましたが記事が少し遅れました。結論から言うと、斎藤一モデルは無事入手しました。鬼神丸国重です。
前回までのあらすじ
販売元のAppBank Storeの担当者さんと何度かメールのやり取りを行いました。間違って届いた証拠となる写真を送ってメーカーに確認をしてもらうところまでです。
鬼神丸国重が届く
詳細なメールは割愛しますが、簡単に言うとメーカー側の方で商品管理に不備があって間違えた商品を送ってしまったことが確認できたので交換させていただきます、とのことでした。先にメーカーから正しい商品が届き、返送用の箱と送り状を同梱しておくので送り返してください、と言う流れに。
本物の鬼神丸国重
これが正しい商品です。せっかく沖田の方も手元に来ていたのでセットで写真撮っておきました。沖田のペーパーナイフはすぐに返送しておきました。手元には当初の予定通り、斎藤一モデルが残りました。
これにて一件落着。
斎藤一と言えば・・・
さて、この刀は斎藤一の愛刀として有名なもので、現存はしないようですが作ったのは江戸時代の刀匠「池田鬼神丸不動国重」と名乗っていた人の作った業物だそうです。
池田屋事件の際などに斎藤一が使ったと言われていますが、斎藤一と言えば漫画「るろうに剣心」での登場がありますね。剣心と最後の最後まで決着がつかなかったライバルです。
その斎藤一が使う技が「牙突(がとつ)」という刀を左手で持って敵を突く技です。飛天御剣流という流派の多彩な技を使う剣心に対して、斎藤一は「牙突」しか使いません。というよりも牙突しか技を持っていません。
劇中の解説で語られるのは、
- 戦場において同じ敵と複数回戦うことは極めて稀。
- 新選組の強さの要因は自分の得意とする技を徹底的に訓練して、戦場で確実に敵を仕留められる技に昇華させたことにある。
- 確実に敵を倒せるなら技はひとつあればいい。
だから斎藤一は「悪・即・斬」の正義の元に「牙突」だけを使って幕末から明治の時代を駆け巡り、新選組の生き残りの中でも70歳くらいまで生きた人となります。
練習したでしょ?
少年ジャンプでるろうに剣心が連載されていた頃、まだ小学校や中学校、高校あたりで読んだ人が多いと思います。
牙突は練習した人が多いんではないかと。簡単に図解してみると↓のような感じで刀を構えます。
実際に牙突なる技があったわけではありませんが、副長・土方歳三が得意とした左片手一本突きを斎藤一も得意としており、少年誌の漫画として技として「牙突」という表現をしたそうです。似たような技は使っていたようですね。
他にも練習した技が
私の場合、小さい頃に練習した技の筆頭は「牙突」でしたが、よく「そんな子供じみたこと、いつまでやってるんだよ」と言われると「無論、死ぬまで」と答えていたこともあります。
その他だと「ダイの大冒険」は豊富でした。
アバンストラッシュ。剣を逆手に持って撃つ主人公ダイの技。考案した師匠のアバンも復活してから使い、本家本元の威力を見せてくれます。
アバンストラッシュに関しては自分で動画あげてました。こちらが本物。
そしてダイの大冒険のラスボス、大魔王バーンが使う「天地魔闘の構え」です。この構えをとった大魔王に攻撃すると3人同時に攻撃しても全部跳ね返されてしまいます。バーンが本当に強いものと出会った時に使う奥義のような技です。
ダイの大冒険は技が豊富で、他にもヒュンケルの「ブラッディスクライド」やポップの「メドローア」など練習した人は多いと思います。
他の作品だと多いのは「聖闘士星矢」ではないかと。
ペガサス流星拳。まあ手を前にグーで突き出してるだけですけど。聖闘士星矢は技が速すぎて見た目的にはこんな感じのものばっかりです。ギャラクシアン・エクスプロージョンとか廬山昇龍波などなど。
中でも黄金聖闘士のカミュが使った「オーロラ・エクスキューション」は練習した人も多いと思います。
まとめ
- いつまで牙突とか言ってるの?
- 無論、死ぬまで。
このネタ、知らない人のために解説しますと、るろうに剣心の京都編で斎藤一が盲目の宇水と戦って牙突・零式で勝利した後、死に際の宇水から、
「どこまで悪・即・斬を貫けるかな?」
と聞かれたのに対して、
「無論、死ぬまで」
と答える最高にカッコいいシーンです。ガンダムで言えば、シャアの「坊やだからさ」に匹敵するカッコ良さです。