Narrateur de Jeu

Peace cannot be kept by force. It can only be achieved by understanding.

ANUBISプレイ日記(5)

そろそろクライマックスに近づいて来ました。この辺りから物語の核心に触れていきます。ネタバレなども含みます。15年前の作品ですので今更ネタバレもないと思いますが、新規でプレイしている人もいるかと思いますので内容を知りたくない方はクリアしてから是非ご覧ください。

今日のはいだら〜!

前回記事の最後に「ゼロシフト」を入手しました。厳密にはオービタルフレーム「ジェフティ」のサブウェポンのひとつとして装備されます。サブウェポンといっても敵を攻撃する武器ではなく、ジェフティの戦闘を支援する推進装置の一種です。最初にその原理について説明します。

ウーレンベック・カタパルト

この作品には小島監督の作品のひとつの魅力でもある現在の世界には存在しない仮想技術が多く登場します。その中の一つが「ウーレンベック・カタパルト」というもので、その名の通り飛行機などの射出装置の一種ですが、空間圧縮という SF の技術を用いて空間を縮め、それが復元するときの反動で機体を射出するカタパルトで、超高速で機体を射出できるものです。この技術が今作の物語の中でバフラム軍が圧倒的に強い要因のひとつともなっています。

ゼロシフト

そして、ゼロシフトです。原理としてはウーレンベック・カタパルトと同じです。ただし、ウーレンベック・カタパルトは射出装置であるため射出された機体は射出された時しか超高速での移動はできません。ゼロシフトはカタパルトそのものを機体に搭載して、空間圧縮からの復元反動の勢いで超高速を超えて亜光速の域で瞬間移動とも言える状態を作り出す推進装置です。

このゼロシフトが搭載されたオービタルフレームがジェフティとアヌビスだけであるため、この 2 機が最強と言われる所以となっています。本編中ではエネルギー消費なしに、何度でも使用することができるチートみたいな技になっています。と言っても元々ジェフティは圧倒的に強いので対アヌビス戦のためだけに用意されたものであると言ってもいいかもしれません。

ちなみにゼロシフトは上に解説した内容からも分かる通り、いわゆる「ワープ」技術ではありません。空間を跳躍して別の場所へ出現するのではなく、亜光速で目的の場所(本編ではロックオンした敵の目の前に移動)へ移動する技術です。したがって敵が攻撃をしてきて何かビームだの何だのを飛ばして来た時にゼロシフトで敵に突っ込むと、敵とジェフティの間にあるビームだの何だのに突っ込みます。これで何度も GAME OVER になりました。あくまで回避してからゼロシフトを使う必要があります。

アヌビスが来るッ!

さて、前回の続きです。じいさん(実はロイドという名前らしい)を倒して無事にゼロシフトのプログラムを入手したディンゴとジェフティでしたが、着床するまでに時間がかかるためまだこの段階ではゼロシフトが使えません。しかし、アヌビスが来てしまいます。

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ノウマンの機体であるアヌビスは現時点ではジェフティには勝てません。しかし、ゼロシフトが使えないまでもディンゴは戦います。

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しかし、やはり全く歯が立たないジェフティは、ロイドの最後の力を振り絞った一撃で窮地を救われ、アヌビスとの戦闘から離脱して施設の外へ脱出します。ケンはアヌビスが迫って来た時にロイドの機体に乗り込んでいるためジェフティとは別行動になります。

艦隊戦

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ケンから通信が入ります。何とか無事だった様子。地下施設に戻ってケンを救出しようとするディンゴを静止して、ノウマンの最終的な目的である巨大要塞アーマーンの始動を阻止するように後を託します。

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ケンの意思を受け継ぎ、ディンゴは同じく通信の入ったレオと合流することにします。

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そこへバフラム軍の巨大戦艦が 4 機飛行中のところへ遭遇します。レオたちを攻撃するために艦隊行動中だったようで、ディンゴはこれらの艦隊との戦いに突入します。ここでは巨大戦艦を撃沈させるため少し前に手に入れたサブウェポン「ベクターキャノン」を使用します。ベクターキャノンは超強力な遠距離攻撃で、百式のメガバズーカランチャーのようなものです。使用にあたってはジェフティが地面に足が設置した状態で固定されていないと使えません。

ベクターキャノンを使用するため、戦艦の対空砲火を破壊して動力部へ接近します。その戦いの一部を動画で撮影しましたので詳細はそちらを。

ベクターキャノンを可能にする技術

今回は技術回のような感じですが、ベクターキャノンの使用は上の動画を見ていただくとわかりますが、突然ジェフティが重装備になります。その装備をどこからとりだしたのか、それが「ベクタートラップ」という技術です。物体を圧縮して体積を極限まで小さくして格納する技術です。体積はほぼゼロになりますが、質量は変わらないという点が特徴です。ジェフティがベクターキャノンを使用することができるのもベクタートラップにより装備を持ち運んでいるからになります。

巨大なオービタルフレームとの戦い

戦艦を落とすと、続けて巨大なオービタルフレームとの戦いに入ります。

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イメージはサイコガンダムとの戦い。ADA からのアドバイスがあるので迷うことはありませんが、基本的に遠距離攻撃では倒せないので接近戦で倒します。近寄ってしまえば攻撃が当たらないので剣で切ってダメージを与えることができます。それほど大変な相手ではありません。

連合軍との共闘

レオたちと合流を果たします。連合軍の LEV 隊(最初にディンゴが乗っていたボロいロボットを LEV と言います)と一緒に戦います。

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おっさんことテイパーが登場。ディンゴのことを相変わらず敵だと思い込んでしまった模様。

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エレナさん登場。この人は前作「Z.O.E」にも登場しています。エレナさんの恋人のアランという男がジェフティの正規ランナー(パイロット)になる予定だったのに、前作で色々あってレオが乗ることになり、前作の物語終了後にレオがカリストにジェフティを隠しておいたのをディンゴが見つけてしまって乗ることになったという流れです。アランは戦死してます。要するにエレナさんにしてみればジェフティは彼氏が乗る予定だったご自慢の機体のはずなのに子供のレオが乗ったり、どこぞのガラの悪い元バフラム軍のディンゴが乗ったりして頭にきているわけです。

しょっぱなから怒り心頭で「ジェフティから降りなさい!」の一点張り。

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ディンゴにしてみればジェフティを降りると死んでしまうわけで、レオが仲裁に入って何とか間を取り持ちます。

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連合軍と元バフラム軍と立場は異なれど、ノウマンやアヌビス、アーマーンを止めるために戦っているのは同じということで共闘することになります。LEV 隊についてもディンゴに指揮権を渡して迫り来る敵と戦います。

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というわけで LEV 隊を助けつつ敵と戦うと結果表示。結構やられましたが評価は上々です。

異変

そしていよいよ敵の本拠地アーマーンへ乗り込もうとしたとき、ジェフティに異変が。

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ジェフティに直結しているディンゴも苦しみ出します。

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ADA も応答なし。どうした!

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レオもジェフティの異変に気付いてディンゴに話しかけてきますが、その時には何とか発作が治まった様子。

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はい。ようやく待ちかねた着床が完了。ゼロシフトが使えるようになりました。ここからジェフティの周りにビットみたいなものが出るようになり、ver.2 になります。これでジェフティもアヌビスに並んで最強の機体に。ゼロシフトが使えると圧倒的に強いです。

ジェフティ無双の戦いは次回に続きます。